昨晩からの雨が続いたが、3時過ぎになってようやく上がった。 退屈していたので直ぐ前の町の小さな公園にカメラを持って行ってみると、草むらにコバンソウ(小判草)の群落があることに気がついた。
このコバンソウはタワラムギとも呼ばれるイネ科の植物らしいが、明治にヨーロッパから観賞用として輸入されたのが野生化したのだという。 それにしても凄い繁殖力には驚かされる。
こちらの「ブタナ」もヨーロッパからやって来たのだという。 今から75年ほど前に札幌で発見されたというが、今ではこの花を見ない場所は無い。そういえばこの公園を覆い尽くすのでは・・と思えるくらいはびこっているこの「コメツブツメクサ」もヨーロッパからやって来た帰化植物。 こうしてみると目にする野草の殆どが外来の帰化植物と言っても過言ではなさそうだ。
公園の築山が輝いて見える。 何が輝いているのかと近寄って目を凝らしてみると、地面に張り付くように生えている植物が雨の雫に濡れて光っているのだ。 これは何だろう? 苔のようだがなかなか綺麗でこれにはびっくり。 これもヨーロッパから来たのかなあ・・・。