例年のこの時期には紅葉する前に水切れで葉の周囲が茶色く縮れて見る影もない姿になる我が家のモミジだが、今年は見事に色付いて見違えるほど。
低温が続いた先月の天候が葉先が枯れる前に赤く染めてくれたに違いない。 剪定が下手で枝振りの悪いモミジだが、久しぶりの綺麗な紅葉に見とれてしまう。
秋の陽光に照らされて透けるようなモミジの葉を我が家で見たのは初めてかもしれない。
ふと壁際のヒイラギの樹に小さな白い花が咲いていることに気がついた。 そういえばヒイラギは今頃咲くのだったなあ・・と思い出したが、考えてみるとこの花を良く見たことが無い。 早速マクロで撮ってみたのがこの写真。
棘だらけの葉の中に咲くこの花は小さ過ぎて撮りにくい。 金木犀や銀木犀の仲間にしては香りが全く漂ってこないこともちと寂しい。
隣との境のフェンス際に置いてあるプランターに陽が差し込んで、咲いているベゴニアの花を照らしていた。
始終咲いてるこの花の存在には普段気に留めることも無いのだが、こうした一瞬だけはハッ!とする。