つい先日、春の花を求めて北総台地に広がる畑の中の小径を歩いていたら、 一面に石ころが散乱している畑があった。
よく見るとそれは石ころではなくて土器の破片だったのだ!
かけらには縄目が入っているので縄文時代の土器に違いない。
直ぐ下まで印旛沼が広がっていた太古の昔のこの台地は、縄文人が生活する大きな集落があったのかもしれない。 そういえばこの辺りはあちこちに古墳が点在していることでもうなずける。
それにしても、時代を経て先祖代々畑を耕してきた村人は、出てくるかけらに当惑し続けてきたのかもしれないなあ・・・などと空想に耽った一時だった。