2006年12月8日金曜日

草木の実り

天気は下り坂との予報どおり、今日はどんより曇って昼ごろから小雨が降りだした。
午前中、何か撮るものはないかなあ・・・と庭を眺めていたが、 そうだ、雨が落ちて来ないうちに実をつけている草木を記念に撮っておこう!と早速カメラを取り出し庭へ出てみたのだが意外と草は残っていない。 
そういえば先日奥方が草を抜いていたっけ!と思い出す。

何か残ってないかと探したら、片隅で抜き忘れたゲンノショウコのお神輿をみつけた。 このお神輿、未だ種を抱えているようだ。
狭い庭に我が物顔にはびこっていたホウチャクソウは?・・と探してみたが見当たらない。 裏庭に行ってみたら枯れたアマドコロやナルコユリと一緒に実をつけたのが数本残っていた。 アマドコロやナルコユリは実が無くなっているのにホウチャクソウだけはだいぶしなびけているとはいえ残っている。 さすがに有毒のホウチャクソウだけのことはある!
そういえばシロヤマブキの実はどうなってる?と見てみると、真っ黒な真珠のように光っていた。 
どういうわけかこの黒い実が大好きで、このシーズンになると毎年のように撮りたくなる。 どうして好きになったか考えてみると、ヤマブキには実が無いはず?と不思議に思ったのがきっかけだったような気がする。

片隅でヤブランの実が僅かに残っていた。 この実は鳥が好むらしい。 どんな鳥が何時食べに来たのか未だ見たことが無い。 一度見てみたいものである。