昨日まで続いた秋晴れの天気が今日は一転曇り空。 朝地面を見ると濡れていたので夜のうちに雨が降ったようだった。
奥方が何やら小さな花を採って来て生けている。何かと思ったら、それは長年我が家の庭にはびこっているポリゴナムだ。
そういえはこの花は今どうなっているのか庭に出て眺めてみると、狭い庭の通路で踏みつけられるのも物ともせづ群れていた。
だいぶ前にこの花の名を何かで知らべたら「ポリゴナム・カピタツム」と出ていて、以来「ポリゴナム」と呼んでいたが、こりゃ一体なんじゃ?・・と気になりだして又調べてみた。そしたら、一般にはこの花のことを「ヒメツルソバ」と呼んでいるらしい。
このポリゴナム・カピタツムってのは学名でどうやら「多角形の頭」ってな意味らしい。 原産地はヒマラヤ、どおりで寒さにも暑さにも強くて生命力旺盛なわけだ。
花は一体どうなってるのかと、思いっきりアップで撮ってみると、 頭に集まっている小さな花の幾つかが開花して、中の蘂が見えていた。
この花、どこかタデの花に似ているなあ・・と思って再度調べてみたら、 この花はやっぱりタデ科タデ属だった。
長年庭に咲き続けている常連さんなのに、今頃になってようやくその素性に気がつくとは・・・。