2006年6月28日水曜日

合歓の季節の九十九里

今日も蒸し暑い真夏のような一日だった。 予報だと又明日辺りから梅雨空に戻るというので昨日紫陽花を見た帰り道で目にした合歓の花を探しに行ってみることにした。 何処に行こうか・・と考えた末、以前蓮沼海浜公園で見た見事な合歓の木を思い出し行ってみることにした。
九十九里浜にある公園に着いてさっそく合歓の木を見に行くと、今ちょうど咲き始めたばかり。 この優雅な花をしばしの間うっとり眺めていた。 この花が煙るように咲き揃うのももう直ぐのようだ。


合歓の花をじっくり眺めた後は海水浴シーズン前の人気の全く無い園内を歩いてみた。 この公園でもあちこちに紫陽花が咲いている。 アメリカディコの赤い花もあちこちに咲いている。
未だ手入れ前の雑草が生えた芝の中におびただしい数のこのネジバナが咲いていた。 そう言えば以前来た時も一杯咲いてたなあ・・・と思い出した。
ふと見ると、そんな中に紫の小さな花が咲いているのが目に入った。 それはキキョウソウだった。 ちょっと見ると園芸種のようだが、わが家周辺の草むらでも時折見かける北米原産の帰化植物なのだ。


公園を出て浜辺に行ってみることにした。 浜辺に出る道の幾つかに入ってみたのだがどの浜辺も海の家の準備の工事が始まっていてゆっくり歩く場所が見当たらない。
蓮沼海岸から南下して片貝海岸近くにやって来て、ようやくこのコマツヨイグサが咲く静かな浜辺に出ることが出来た。
砂山の斜面に潮風に吹かれてハマヒルガオも咲いている。 今日も湿度が高いせいか、近くの海は煙ったように見えていた。