今日は風もやんで心地よい春の陽気になったのだが、あいにく所用が重なって田園散策には出られなかった。
仕方ないので狭い庭に咲き出した花でも見てみようと見回してみると、
白花に続いてつい先日まで蕾だったクリスマスローズの赤花が咲き揃っていた。 この花の原産地は一体何処なのか・・と気になって調べてみたら地中海西部だという。 驚いたことにこの花はキンポウゲ科で、クリスマスローズという名で流通しているがほんとは「レンテンローズ」というのだという。 クリスマスローズは白花だけらしい。
先日咲き出したボケを見てみると、ここのところの暖かさで一斉に咲き始めていた。 これが満開になると我が家のみすぼらしい庭がにわかに賑わってくる。 咲き揃ったこの赤い花を見るとどういうわけか嬉しくなる。
庭の片隅に冬でも緑の葉を茂らせたフッキソウ、 見るともう白い花が咲いていた。
ちょっと変わったこの植物、素性を知りたくなって調べたらツゲ科のフッキソウ属とある。 樹木でも無いのにツゲ科とは想像も出来なかった。 花も変わってて上部には雄しべだけの花、下部に雌しべだけの花が付いている雌雄同株の花びらの無い植物だそうだ。
我が家の壁面に這わせたアケビを見てみると、すでに小さな蕾が付いていた。
このアケビ、数年前に里山の小径に芽吹いていたのを植えたのだが、この辺りで一番多いミツバアケビより可愛くて好きである。 今年は豊作だといいなあ・・・。