今日は昨日にも増して穏やかな一日だった。 あまりの寒さにぶり返していた風邪も今日は幾分治まり咳もあまりでなかった。 気分良くなって早速印旛干拓田の野鳥を探しに繰り出した。
見るべき花も無いこの時期は田園の冬鳥と会うのが唯一の楽しみなのだが、これが又なかなかどうして見つからない。
車の音に冬枯れの葦原からいっせいに飛び立つて潅木にとまったのは雀の群れだった。
水路沿いを行くと、枯れたセイタカアワダチソウの上に鳥が居た。 この辺りを縄張りにして数日前にもここで出会った百舌に違いない。
この鳥、冬枯れの田圃で何を食べているのだろう。 バッタもイナゴも見当たらぬというのに・・。
遠くの枯れ草の脇で黄緑の羽に黒い縞模様のアオジの姿が見えたのでシャッターを押したが小さすぎて良く写っていない。 近寄るとすぐに葦原に逃げ込んでしまい見失った。 何度か姿を現しては又葦原に隠れてしまい、結局まともに撮れたのは一枚も無かった。
アオジを諦めてふと見ると、農道にじーっと立ちすくすホオジロの姿があった。
鳥撮りを切り上げて帰宅。
窓辺を見るとつがいのムクドリが代わる代わるりんごをついばんでいた。
ムクドリが飛び去ったと思ったら今度はメジロがやって来て、僅かに残ったりんごをついばんでいた。