猛烈な南風の嵐でソメイヨシノが一気に満開を向かえたのだが、 そうなると気になりだすのが隣村の畑の中に立つ吉高の大桜である。
この桜、巨大な山桜の老木で、十数年前から毎年欠かさずその雄大な桜を見に行くのが恒例になっている。
今朝、今年の開花は何時頃になるだろうといつものように下見に行ってみると、 この時期だけ店を出す茶店の桜が満開になっていた。
茶店の前から畑の中に作られた見学路を行くと、いつもの赤白のハナモモが綺麗に咲いていた。 一年ぶりに見るこの樹も大分大きくなっているように見える。
この辺りから眺めると今更ながらその大きさに圧倒される。 梢の先は幾分赤味を増しているようだ。
近くに行って蕾の様子を見てみることにした。 未だ蕾を閉じているのが多いが、中にはたいぶ膨らんでいるのも幾つか見うけられた。
この巨大な桜を見ていると畏敬の念に駆られておもわず身が引き締まる。
もう1週間位したら又見せてもらいに来ますよ・・と、根元の祠に手を合わせずにはいられなかった。