2016年3月29日火曜日

泉自然公園のカタクリ!

長光寺の枝垂れ桜を楽しんだ後、今度は千葉市の泉自然公園に向かった。
我が家近くの里山でもカタクリが咲いていたのでここは間違いなく見ごろになっていると思ったからである。

到着したのはもう直ぐ10時半になろうとしている時間だったが、平日にもかかわらず駐車場はかなり車で埋まっていた。

の花は未だ二分咲き程度、花見にはま未だ早い。

谷間への下り坂を下り終えると、傍らで見つけたのは
このイチリンソウ
そういえば毎年この場所で咲いていたのを思い出したが、なんだか一段と数を増やした感じがする。

カタクリの咲く斜面の方を見渡してみると 結構人が群がっていた!

いつもは100mmマクロレンズを使うのだが、今日は600mmズームをカメラに装着し、群れの中に入って行った。
最初に焦点距離480mm位で10m位先の花を撮ったのがこの写真。  
このレンズ、最短撮影距離が2.8mなので柵際に陣取るカメラマンの背後から撮るのに好都合。 斜面の上や遠くの花を撮るのにも向いている。

これはズーム一杯で10m位先に咲いていた花を撮ったもの。

焦点距離560mmで撮った5m位先に咲いていた花!

これは焦点距離215mmで4m位離れて人の居ない間に撮ってみたもの。
このレンズ、近くの花を撮るのは苦労する。

今度は群れて咲く花を撮ってみようと思い、10m位先に咲く花を焦点距離を300mmにして狙ってみたのがこの写真!
超望遠でこんなふうに撮れるとぶれやすいが意外と楽しいものだ!

柵の中にいろんな小さな花が咲いていた。 嬉しくなってこれらを超望遠で撮ってみた。これはニリンソウ! 

早くも咲いていたアマナにびっくり!

これは草むらのジロボウエンゴサク

スミレの大群! 

公園の柵で囲われた奥の花をマクロレンズで撮ろうとしても撮れないのが難点だったが、超望遠レンズはそんな悩みを解消してくれそうだ。
(カメラ:EOS 5D Mark Ⅱ)
(レンズ:150-600mm F5-6.3 DG OS HSM)

老いても尚元気な枝垂れ桜!

冬の寒さが戻って開花したっきり立ち止まっていたソメイヨシノが一気に咲き揃いそうなポカポカ陽気になるだろう・・・と天気予報で言っていたこの日、 ソメイヨシノが咲き揃う前に見ごろを迎える山武市・長光寺の枝垂れ桜の老木のことを思い出した。

樹齢約300年の山武市指定文化財・天然記念物の「ウバヒガンしだれ桜」は一時かなり花の数が少なくなって老け込んでいたのだが、ここ数年再び元気を取り戻して綺麗に咲かせているので毎年この時期の楽しみになっている。

朝食を済ませ、朝ドラの「あさが来た」を見終わって奥方と二人で向かった長光寺の門前は、未だ見物客も少なく静かなもの。

屋台の準備も未だ始まっていなかった。

山門内を覗くとあの老木が朝日に照らされてピンクに輝いていたので嬉しくなる!

参道の朝日が射しこむ杉木立も清々しい!

本堂の前に立って節くれだった老木を眺める。懸命に花を咲かせている姿に感動!

こうして見上げてみると結構花を付けている!

自然の脅威に耐え抜いてきた枝ぶりも良い!

この場所から眺めると迫力満点! 
毎年のように撮っているビューポイントだ。

朝日を背に受けて順光で撮ったこの写真が一番花の色が際立っていた。
逆光だと太い幹のシルエットのために小さな桜の花は霞んでしまう。

次世代を担う左の樹も大きく成長していて頼もしい!

老木の元気な姿に満足してようやくごった返してきたこのお寺を後にした。
次に向かったのは千葉市の泉自然公園、多分カタクリが見ごろを迎えているはずだから。
(カメラ:EOS 5D Mark Ⅱ)
(レンズ:EF24-70mm F4L IS USM)