2016年7月29日金曜日

蝉の夏がやって来た!

北総も昨日、去年より18日遅れでようやく梅雨が明けた

今朝窓を開けると、じりじりするような眩い真夏の太陽が射しこんで来るのと同時に、ミンミンゼミのけたたましい賑やかな鳴き声が飛び込んできて、いきなり夏本番の雰囲気になっていた。 

9時近くになるともう蝉の声はしなくなったが、あんなに大きく聞こえたといういうことは、きっと直ぐ近くで鳴いていたに違いない。 又飛んできて鳴き始めるかも・・と600mmズームをカメラに装着し、十数メートル先の隣の家に植えられている白樺の樹の幹にレンズを向けてみて驚いた!
なんと、ミンミンゼミとアブラゼミ二匹ずつとまっていたのだ!

それがこの写真!
道理でもう鳴くのをやめたわけだ! ミンミンゼミもアブラゼミも暑さにめげず懸命に鳴いたお陰でよき伴侶に巡り会えてめでたしめでたし・・・って感じかも。

(カメラ : X-T1)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR)

2016年7月22日金曜日

未だ梅雨明けぬ庭の花!

西日本は梅雨が明けたというのに今朝も北総はどんより曇って薄暗い空。 
東日本は「やませ」が吹き込んで気温が25℃にも届かないのは助かるが、カメラ好きにとってはこんな天気は嬉しくない。
それでも今日はイチロースタメンで出ていたので期待を込めてTV観戦、2本のヒットで3000本の残り4本に迫っていた。

気分を良くしてふと窓の外の薄暗い庭を眺めていたら、狭い庭には邪魔!・・と伐採したサルスベリひこばえに、
が咲きだしていてビックリ! 
このひこばえうどんこ病で汚いからそのうち処分しようと思っていたが、花が終わってからにしようかなあ・・・。

カメラを出したついでに他の花も撮ってみようと別の部屋行ってみると、その窓の近くで
このアルストロメリアが咲いていた!
南米原産の耐寒性、耐陰性のこの花は我が家のような日当たりの悪い狭い庭でも毎年のように咲いてくれる。

近くにこのルリマツリも咲いていた! 
これは南アフリカ原産らしい。

キキョウが未だ咲いている! 
近くには繁殖力の強いシュウカイドウの花も見える。

これは窓辺のヒイラギの新芽! 
剪定してさっぱりしたのに一月くらいで新芽がこんなに伸びるとは!・・・ と感嘆。 

ミソハギも見える!
もう殆ど咲ききって終盤を迎えている。

窓辺のプランターに植わったベゴニアの赤い花が見えた! 
この花も季節を問わず良く咲いている。
窓際には源氏の白い色のみのゲンペイクサギが! 
西アフリカ原産しそ科の蔓性低木、平氏の赤い花が咲くのは何時頃だったか覚えていないが、草ではなく樹木だとは知らなかった。

このジュズサンゴの赤い実も見えた!
それにしてもこれは中南米原産、世界中の花で日本に無いものは無いと聞いたことがあるがそうかもしれない・・・と思う。

ところで、暇つぶしに窓から見える庭の花を手当たり次第に撮ってみたが、窓から限られた狭いアングルで撮るには400mmズームはなかなか便利!・・・と思ったのだった。
(カメラ : X-T1)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR)

2016年7月19日火曜日

夏空に飛び交う飛行機発見!

大雨が続いていた西日本は昨日梅雨が明けた
東日本はもうしばらく先らしいが、ここ数日梅雨明けと言ってもおかしくない位のうだるような真夏の天気になっている。

13日から16日はお、一昨日は親父の命日だったにもかかわらず、あまりに暑かったので墓参りもせずただ仏壇に生花を供えただけでお茶を濁してしまった。
たが、さすがに気が引けたので昨日も暑かったが思い切って墓参りに出かけ、草むしりや墓掃除で汗を流した後線香をあげて先祖を弔った。

今日も朝から真夏の強い陽射しが照り付け何もする気にならないので、3000本安打にあと六本に迫ったにもかかわらず出番が減ったイチローの活躍を期待して午前中はTV観戦。 
その結果はお預けとなってしまったが時間の問題、今月中にも成し遂げそうな予感がする。

午後になってふと、先日成東湿原で撮ったすじ雲が印象に残っていたのでその写真をPC画面で眺めていたら、
黄色のマークを付けた部分に飛行機が写っていることに気が付いた。

早速この部分を切り抜いて拡大してみたのがこの写真!

この時期は成田空港を離陸し、海から吹く風に乗って九十九里海岸方面に飛んでゆく飛行機が多いからひょっとして他の写真にも写ってるかも・・・と探してみると、
この写真にもマークした部分に機影が見つかった! 

その部分を切り抜き拡大してみたのがこの写真! 

他には・・・とさがしたら
こちらの写真でもマークした部分にかすかな機影を発見! 

その切り抜き拡大写真がこれ!

更に無いかと探したら
またまたマーク部分機影が見つかった!

これも確かに飛行機だ!

この湿原から空を撮れば、20km弱の成田空港からひっきりなしに飛び立つ飛行機の機影が何処かしらに写り込むのもうなずける・・・と次の写真を見ていたら、
このマークした部分に見つけたのは、

青空に浮かぶお月様だった!

それにしてもどの写真にもこんなに機影が写っていたとは知らなかったのでびっくりだった。
(カメラ : X-T1)
(レンズ : XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)

2016年7月16日土曜日

ひまわり畑!

このところ雲の多い蒸し暑い日々が続いていて、写真を撮り歩く気がなかなか起きない。
地震で大きな被害を受けた熊本県を始め九州や中国地方では、降り続く大雨の被害も心配されていると言うのに、関東地方は逆に雨が少なくてこの夏の水不足が心配と言う。 
ハイテクの世の中になっても自然相手ではなかなかうまく行かないのは仕方ない・・と謙虚に受け止めるしかないのかも。

今朝もどんより曇っていたが、次第に雲に切れ目が出てきたのを見計らい、「ひまわりが見頃になっているようだから行ってみよう!」と、家内と一緒に西印旛沼のほとり、オランダ風車小屋のある「佐倉ふるさと広場」を訪れた。

これは鹿島川印旛沼に注ぎ込む河口の風景。
この先の湖岸に駐車する車の最後尾で車を停め、カメラを首に下げて風車小屋へと逆戻り。

風車小屋の袂から眺めたひまわり畑

東の入り口方面を向く逆光のひまわり! 
ひまわりはお日様を追って行くのかと思っていた。だが何時だったか、午後3時ごろ見に来た時も花は東を向いたまま。この花を撮るのは午前中に限る!・・とその時悟ったことを思い出す。

入り口の売店近くまで来て振り返ると
この辺りは未だ咲いていない
開花時期をずらしているのかなあ・・・。

今日は土曜日とあって結構賑わっている!

この辺りから眺めると咲き揃った花が見事
これはお日様が時折雲間から射しこむのを待っていたがなかなか顔を出さないのでしびれを切らして撮ってしまったもの。

ここのひまわりは意外と背が低く、花を撮ろうとすると中腰にならざるを得ないのがちと辛い!

それにしてもいろんなカメラマンがおいでになる!  
携帯で撮る人、コンデジで撮る人が多い中、幼児を抱っこしながら片手で大きな一眼レフを操る若いお母さんやプロが使うような大きなビデオカメラを花に向けているお年寄りには驚かされた。

こんな誰にでも親しみやすいのがひまわり畑なのかも・・・。

(カメラ : X-T1)
(レンズ : XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)

2016年7月10日日曜日

成東食虫植物群落地へ!

朝から梅雨時とは思えないくらいの良い天気。
そうなると気温もぐんぐん上昇して暑くなりそうな雰囲気だったが、ふと山武市の成東食虫植物群落地コオニユリが咲く時期のはず・・・と、右足に違和感を感じつつも思い切って家内と行ってみることにした。

成東の街並みを抜けると、やがて
*広大な田圃が現れ、九十九里方面からの海風が大きく育った稲に波紋を描きながら吹き抜けて行く。

*空にはこの暑さが嘘のようなすじ雲! 

*広大な湿原に人陰がある。 何か咲いているようだ!・・と期待が高まる。

先ず目に入ったのがコオニユリの花。 湿原でこんな大きな花は他に無いので良く目立つ。 
湿原内を見回すとこの花があちこちで咲いていて、先ずはこの花を重点的に撮ってみた。

コオニユリの横顔!

木道脇のコオニユリ

下から見上げたコオニユリ

早くも咲いているカワラナデシコを見つけた!  案内板には8月からと書いてある。

アヤメでもないし、カキツバタでもないし?・・・と言っているのが聞こえたのか、管理棟のガイドさんが「ノハナショウブですよ~!」と教えてくれた。 そう言えばそうだった!・・と思い出す。

この湿原で独特の緑が目立つタカトウダイ! 

クリークの近くで咲いていたイヌゴマ!  
昔ここで初めて出会って名を探すのに苦労したことを思い出した。

この時期はモウセンゴケの花が見れるはずだが・・・と探してみると
早速このコモウセンゴケの小さな花が見つかった! 
一つ見つかると次々に見えてくるので楽しくなる。

コモウセンゴケは花がピンクなので見つけやすい!

ここにも咲いている! 

薄紫の花があるぞ!・・とファインダーを覗いてみたら、これはヒメヤブランの花だった。

ヌマトラノオが群生している場所に遭遇!

この優し気な花に、なんでトラノオと付いているのかなあ・・・?

この小さな黄色い花は何だろう?・・・と昔撮った写真を調べたら、キバナノマツバニンジンと記録されていて、いつ頃入ったのか分からぬが北米原産の帰化植物と書いてあった。

それにしても湿原の小さな花を木道から撮るのは400mmズーム目いっぱいでも難しい! マクロと違って最短撮影距離が1.75mで最大でも0.2倍程度の倍率しかない。
1-2m離れた場所の1cm弱の花を大きく撮る手軽で良い方法は無いかなあ・・・。
(カメラ : X-T1)
(レンズ : *印 XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS &
XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR)

2016年7月6日水曜日

庭のヤマユリ開花!

蒸し暑い日が続いていたが、ここ数日厚い雲が垂れ込めて昨日辺りは一気に21℃近くまで気温が下がって寒い位だった。
でも今朝方から次第に気温が上がって又蒸し暑くなってきた。

昔は梅雨時になるとうすら寒さを感じることが多かったように思うのだが、 最近は梅雨でも夏日猛暑日が多くなり、歳とともに体が付いて行くのがしんどくなってかなわないなあ・・・等と思いながら窓の外を眺めていたら、
蕾を大きく膨らませていたヤマユリの一輪が咲いていることに気が付いた。

遂に我が家の庭でも咲き出したか!・・・と感嘆。でも確か蕾が三つくらいあったような気がするが・・・と、部屋を移動して別のアングルから覗いてみたのが
この写真! 
確かに三つの内の一つが咲いたのだ!

後ろに咲き出したばかりのキキョウも見える!・・・と嬉しくなる。

隣の家の方を向いているキキョウ! 
お日様があっちの方向だから仕方ない・・・と後ろ姿で我慢することにした。 
(カメラ : X-T1)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR)

2016年7月3日日曜日

房総風土記の丘の草花!

今朝もやっぱり右腰から足にかけての神経痛は治まらず不快この上なかったが、昨日川村美術館の自然散策路で咲き出したヤマユリを見て房総風土記の丘のヤマユリはどうかなあ?・・・と気になっていたので、写真を撮るには不向きな強くて蒸し暑い風が吹きすさんでいたが気晴らしを兼ねて行ってみることにした。

風土記の丘に到着して辺りを見回したところ、里山は緑一色で何処にもヤマユリの姿は見えなかった。
そういえば鬱蒼とした里山は公園と違って寒さが違う。 開花が遅いのは当たり前だろう・・・と納得。

早速右足をかばうようなぎこちなさを感じながら里山散策を開始することにした。

古墳群の周りに植えられたアジサイが綺麗に咲いている!

飛んで来たミドリヒョウモンがとまったのはオカトラノオ! 
この花が未だ咲いている時期だったんだ!・・・と嬉しくなる。

草むらに咲いていたのはこのウツボグサ! 
多分この花は終わった後かも・・・と思ってていたのでやはり嬉しい。

これはヤブカンゾウ! 
この時期何処にでも咲いているはず・・と思っていたこの花、日向を好むので里山ではあまり見かけない。

既にナルコユリが見事に「鳴子」を付けている!

これは里山ではお馴染みのハエドクソウ! 
薄暗い林内で、風に揺れるこの数ミリの小さな花ボケない写真に挑戦するのが面白く、出会う度に撮っている。

移築された古民家の庭のヒオウギスイセン! 
田舎暮らしが多かった子供の頃から見慣れて懐かしいこの花、日本古来の花かと思ったら南アフリカ原産だというから驚き。

トンボがとまった! 蝶やトンボを見ると直ぐ撮りたくなってレンズを向ける。
これはノシメトンボだ! 我が家周辺ではこのトンボがやたら多い。

古民家周辺のアジサイが未だ綺麗だ!

暑くて汗をかいたので戻りかけたらオカトラノオの群生を見つけた!

これはいかにもオカトラノオらしいいい形!

近くで、早くも咲き出した秋の花を見つけた。
それはこのアキノタムラソウ
里山の季節は足早、もう一週間もすればここのヤマユリも咲き出すに違いない。
(カメラ : X-T1)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR)