2007年10月2日火曜日

初秋の田園風景

ここ数日雨模様の天気が続き気温も下がって肌寒い。 猛暑の夏も終わっていよいよ秋本番がやってくるのか・・・と思わせる。

所用で出かけた車窓の田園に真っ赤なヒガンバナと色づき始めた柿の実のしみじみと秋を感じさせる風景があった。 
既に畑は落花生の収穫作業が最盛期、街中にキンモクセイの香りが漂い始めるのももう直ぐだろう。

2007年9月27日木曜日

庭の秋

昨日とは打って変わって今日は一日雲の多い天気、幾分湿度も高くなって爽やかさが何処かに行ってしまった感じ。 不思議なものでこんな日は何処にも出かける気分にならない。
  退屈しのぎに庭に出て一服していた時、足元にシソ科特有の花を付けた草が生えているのが目に入った。
シソ科の花には似たようなのが一杯あってとっさに名が出てこない。 
しばらく考えていたら全体に小ぶりのこの草は「トウバナ」だったことをやっと思い出した。



未だ他に何か咲いてないかなあ・・・と辺りを眺めたが、目に付くのは先日撮った赤いセンブリとサクラタデくらい。
ふと庭の片隅の草薮に目をやると、花穂を伸ばした「ミズヒキ」の赤い蕾の中に幾分白っぽく見えるものがあることに気がついた。 花が咲き出したのだ!

早速マクロを着けてこの小さな花を狙ってみたが、 あまりに小さくてなかなかピントが合ってくれない。 それでも何枚か撮った中で比較的ピントが合っているのが見つかってほっとした。
他に何か無いかと裏庭に行ってみると、なんともう「ムラサキシキブ」の実が色づいていたのだ。 
花を見たのはついこの前のような気がするのに、もう実になっているんだからほんとにびっくり。

2007年9月26日水曜日

初秋の田園

今日は秋の風吹く心地よい日和、朝から田園散策に飛び出した。
休耕田に群生するセイタカアワダチソウがもう黄ばみかけた谷津田の縁を往く。

マムシを心配しながら夏草の生い茂った小径を歩いていると「アキノノゲシ」があちこちで目に入る。
片側の山際に生える「ダンドボロギク」はどれも白い綿毛を付けていて、陽光に眩しく輝いている。
変な名の菊だなあ・・と長いこと思っていたが、北アメリカ原産のこの帰化植物が愛知県の段戸山で発見されたことに由来することを最近になって知った。

あちこちに生えているお馴染みの「イヌタデ」をよく見ると、小さな花を咲かせているようだ。 マクロレンズで覗いてみると確かに小さな可愛い花がところどころほころびているのが見えて嬉しくなる。
田圃際の水の枯れた用水路で「ヒレタゴボウ」が咲いていた。 これから初冬近くまでよく見かけるこの花、別名「アメリカミズキンバイ」と言ってこれも又北アメリカ原産の帰化植物。 
在来種の「ミズキンバイ」は・・というと、残念ながら未だお目にかかったことが無い。帰化植物のために何処かに追いやられてしまったのだろうか・・・。
「ミゾソバ」は咲き出しただろうか・・と気になっていた群生地はちらほら咲き始めていた。 可愛いこの花を眺めるのが好きなのだが、老眼にはちと小さすぎる。 マクロで撮って大きな画面で楽しむしかないのだが、それにしてもこの花は何時見てもほんとに可愛い。 

谷津田の奥の里山の縁に出る。 
もしかしてトリカブトが咲いてないかなあ・・・と目を凝らして歩いていたら先ず蕾を見つけた。 蕾が在るなら咲いてるのも見つかるかも・・・と期待が高まる。 
そしてすぐさまこの「ヤマトリカブト」が咲いているのを見つけた!  毎年のことだが最初に出会った時は思わす興奮してしまう。
トリカブトが咲いてるなら「オオバショウマ」も咲いてるかも・・と探してみると予想通り見つかった。 でも咲いているのはほんの一部、未だ蕾の状態のものが多かった。
足元に小さな黄色い花を付けた花穂が目に入る。 危なく踏みつけそうになったこの花は「キンミズヒキ」だ。 この小径がこの花で一杯になるのも遠くないかも・・。
この時期の里山の縁で一番目立つのはこの「キバナアキギリ」だ。 湿気を帯びた山際の樹陰には決まっこの花が群生している。




小径の行き止まりまで来た。 山から染み出る水で湿地のようになっている。

ふと足元に小さな可愛い花を見つけた。 こんな所で何だろう?・・と覗き込んでみるとそれは「イボクサ」だった。 
どこかの谷津田で出会ったのは何年前だろう・・。 久しぶりに対面して嬉しかった。 

この草、葉の汁をつけるといぼが取れるというがほんとかいな・・。

2007年9月23日日曜日

城跡の珍しい草花

昨日まで夏空が一転して雲の多い一日となった。 
午前中、野草を調査している近所の人に案内を頼んで久しぶりに本佐倉城址を訪れた。 最初に案内されたのは城跡の近くの田圃、最近あまりお目に掛かっていないコナギの花が咲いているというのだ。

農道から稲刈りの終わった田圃を覗いてみると、1cmくらいのあの紫の小さな花が点々と咲いていた。
近くに5cmくらいの見慣れぬ小さな草が花を付けていた。 案内してくれた人もこの花の名が分からないという。 
花はムラサキケマンとかジロボウエンゴサクに似ているが、葉の形はこれまで見たことも無い初対面の草だ! 
後で調べたら、これが水草の「キクモ(菊藻)」だと分かった。 ゴマノハグサ科、シソクサ属の水中に生えるこの草、水上の葉が菊の葉に似ていてこのような花を付けるのだという。

次に案内されたのは城跡の山林。 この中に今ラン科シュスラン属の「ミヤマウズラ」が咲いているというのだ。 暗い林の中に入る。

案内してくれた人が指差す先に、20cmくらいのこの花が咲いていた。 暗い林の中の上、地味で目立たぬこの花、言われなければちょっと気が付きそうもない。 (手持ちでは上手く撮れそうもないと思ったが、案の定あまりはっきりしない写真になってしまった)






今度は「センナリホオズキ」が生えているという城跡の草原に案内された。 千成瓢箪は知ってるが「センナリホオズキ」ってのも有ったかなあ・・と半信半疑だったが、

なるほど雑草が生い茂る中にイヌホオズキと並んでそのセンナリホオズキが生えていた。 小さなほおずきが一杯生っていて、中には未だ小さな花も咲いている。 この花の色が変わっていて、まるでオクラの花を小さくしたようなのには驚いた。

最後に案内された城跡の上部の藪に「ナンテンハギ」が絡まって咲いていた。 オオバクサフジでもヒロハクサフジでもないこの花、 図鑑で見るナンテンハギと比べると葉の先が尖ってなくて丸みがある点が違うのだが、全体的な印象は大差ない。 植物は固体によって多少の違いがあるのは普通だから・・と納得することにした。

それにしてもこれまであまり見たことも無い草花を一挙に目にするとは驚きだ!

2007年9月22日土曜日

お彼岸とはいうものの・・・

昨日今日ともうお彼岸と言うのにほんとに蒸し暑い。 
ヒガンバナの名所では猛暑と雨不足で開花が1週間くらい遅れていると今朝のニュースで言っていた。

ふと庭を見ると、片隅でゲンノショウコが一斉に咲き始めていた。 
我が家のゲンノショウコは栽培用の赤い花、もともと関西に多い種類らしい。
この花、よく見ると雄しべが目立つのと雌しべが目立つ二種類あることに気がついた。 咲いた時期によって変化したのか、もともとこの雌花と雄花の二種類あるのか定かでない。
かたわらにカタバミが咲いている。 この花はお馴染みの割りにあまり撮ったことが無い。 
黄色い花は見た感じになかなか撮れない
のでどうしても敬遠することが多いのだが、他に撮るものも無いので撮ってみた。
でもこんな色じゃない! やっぱり実際の色の再現は難しい・・・。

今年は暑いし乾燥しているので庭のサクラタデは未だだろうなあ・・と、植わっている場所を見ると葉が茂るのみ。
やっぱり未だのようだ・・と葉を掻き分けてみると、なんと茂みの中にこの白い花が咲いていた。
暑い庭にも秋は着実に訪れているようだ!