2006年2月4日土曜日

足踏みする春

猛烈な寒気団が南下して、昨日の暖かさが嘘のような寒い朝になった。 
それでも抜けるような青空に、ロウバイや雪割草の便りが聞こえ始めた川村美術館の森へ行ってみることにした。
期待しながら正門を入って見ると、下り坂の脇に数年前に植えられたロウバイの樹の数本に花が咲き始めたばかりであった。 この分だとすべての樹が咲き揃うのは数週間後になりそうだ。


池の周辺は手がかじかむほどの冷たい風が吹きつけ思わず首を縮こめる。
何も無いだろうがせっかく来たのだからもう少し歩いてみようと、寒さを我慢して奥の森へと向かった。
それでも遊歩道脇に植えられたハクモクレンは、綿毛に包まれた可愛い蕾を一杯付けていた。





それにしても寒い。 陽射しは結構あるのだが、この冷たい風には勝てないようだ。
ふと遊歩道の脇を見ると、この寒さを象徴するような霜柱が光っている。





雪割草はどうかなあ・・と毎年この花が咲く林に行ってみた。 が、辺りを見回しても未だ花の姿が見当たらない。 ただ一厘、今にも咲きそうな小さな福寿草に出会っただけだった。

2006年2月2日木曜日

小さな春

今朝は昨日までの雨が嘘のように晴れていた。 ぽかぽか陽気になるとの天気予報に期待して久しぶりに近くの田園を歩いてみることにした。
歩き始めたら意外にも空には雲が広がり始め、お日様は時折隙間から顔を出す程度になってしまった。

田圃にやって来て畦道に目を凝らしながら歩いたが、未だ春の草花はなかなか目に入らなかった。

それでもようやく未だ咲き出したばかりのオオイヌノフグリに出会うことが出来た。





田圃を抜けて里山の南斜面の農家の前に来ると、

生垣にロウバイが咲いていた。 このロウバイは花の中に赤みがあるのできっとソシンロウバイだろう。  先月中旬までは未だ固い蕾で今年はほんとに寒いんだなあ・・・と思っていたが、ようやく寒さが緩んで一気に咲き出したに違いない。

斜面の小高いところにあるこの地区のお寺の石段脇で、沈丁花が赤い蕾を付けていた。 この花の香りが辺り一面に漂い始めるのは何時ごろだろうか・・・。



お寺の入り口に、去年の白っぽい実をたわわに付けたままの大きなセンダンの樹が立っていた。 

賑やかな鳥の声に見上げると、この梢にヒヨドリが集まっていた。 でもこのセンダンの実を食べている様子はない。 きっとこの実は美味くないのに違いない。 図鑑を見たら、この種は数珠球に使われるのだと書いてあった。

田圃の上を飛んで行く鳩よりは小ぶりの鳥が目に入った。 その鳥は遠くの電線にとまった。 

望遠レンズで覗いた姿はツグミのようである。  先日初めてその姿を見かけたが記録に残せなかったので、今年二度目に出会ったこのツグミが初撮りとなった。 ちょっと遠すぎるけど・・・。


期待してたのに空には雲が広がってうすら寒い陽気になってしまった。 切り上げて畦道を戻りかけたとき、

すぐ近くに♂のセキレイがやってきた。 この鳥はこの辺りで一番多いハクセキレイだった。 比較的人懐っこくてすぐ近くまでやって来るセキレイはスズメに次いで親しみ深い鳥である。
見るとすぐ近くに雌も来ていたのだ。 この鳥、いつもつがいで現れて羨ましいほど仲が良い。

2006年2月1日水曜日

もう2月だ!

先週末の大雪はほとんど消えて無くなった。 

昨日今日はしとしとと雨が降り続いている。 ひところのように震えるような寒さは感じなくなった。

そういえば今日はもう2月、まだ田園の草花はなかなか見つけることは出来ないが、春は間近にやって来てるに違いない。

雨が降る窓辺の鉢に今「カランコエ」が花を咲かせている。 
いつも年が変わるころには咲き始めるこの花も、今年は咲き始めるのが遅れていた。

2006年1月27日金曜日

ネコヤナギ

年が明けて以来、時々庭のネコヤナギの様子が気になって見ていたのだが、今年は例年に無く花が咲くのが遅いなあ・・と思っていた。

今日、ふと思い出して庭のネコヤナギの様子を見てみたら、幾つか可愛い綿帽子が顔を出していた! 





毎年この綿帽子が顔を出すのを楽しみにしているのだが、去年はどうだったかなあ・・と記録を調べたら、初撮りは1月17日だった。 ということは今年は寒さで10日も遅れてるんだ!

2006年1月26日木曜日

鷺

今日も良い天気、所用で出掛けたついでに風土記の丘に行ってみた。 ところがこの公園は土曜日に降った雪の影響なのだろうか休園になっていて入れなかった。

仕方なく坂田が池の駐車場に行って車を停め池を眺めてみると、半分近く凍って狭くなった水面に鴨がひしめいている。
先日ミコアイサを見かけた枯れ蓮の林の方に行ってみたがミコアイサの姿は無く、マガモやオオバンの姿ばかり。

枯れ蓮の中ではじーっと獲物を狙う「ダイサギ」の姿があった。
更に奥の枯れ蓮の茂みには「アオサギ」の姿もあった。 先日も20cmはあろうかと思われる鮒を捕らえたアオサギがほおばりきれずに落としてしまったのを目撃して可笑しかったが、それにしてもこれらの漁の名人はなんと鋭い目つきなんだろう!

「釣り禁止」の看板にもお構いなしに釣りをする無法者も後を絶たない位、この池は鷺の大好物の魚が多いようだ。