2005年11月13日日曜日

実りの里山

今日は小春日和の穏やかな陽気、風邪の具合も幾分治まって気分が良かったので未だ緑主体だがところどころに秋の色の木の葉が見えるようになってきた近くの里山を歩いてみることにした。

里山の雑木に茶色に黄葉した大きな葉の弦が絡まっているのが眼に入った。 どうやらヤマブドウのよだ。 見ると小さな紫の実が生っている!



里山の縁に柔らかい西日が射している。 もうこんなに陽が傾いているとは・・・と時計を見ると3時を指していた。 この時期、陽が落ちるのがずいぶん早く感じるようになったものだ・・と改めて時の流れの速さを実感する。 

今度は三角形の黄色い葉の弦が雑木に絡まっているのに出会った。 ヤマノイモだ。 見ると珠芽(むかご)も生っている。 昔子供のころ、このムカゴを採ってきて炒って食べたことを思い出し懐かしい。
ふと足元の草むらに見慣れぬ実を一杯つけた草、これは何だろう・・と見てみると、ザラザラとしたトゲだらけの茎にハート型の小さな葉がついているこの草はアカネだと分かった。 そういえば花が咲いてるところは見たことあるがこんな実が生るとは知らなかった。 これは新発見、出会えて良かった。

陽がだいぶ傾いてきて写真を撮るには都合が悪くなってきた。 ISO感度を一段上げて撮ることにする。

脇の斜面に目を凝らして歩いていたら小さな薄紫の実を発見。 これはムラサキシキブだ。 クマツヅラ科のこの樹はこの辺りの里山ではよく出会うのだが、この実はもう時期が遅くてあまり見かけない。 この実をどんな鳥が好んで食べるのだろうか・・。

だいぶ陽が落ちてきたので急いで戻ることにした。

夕日が当たらぬ日陰の里山の縁に差し掛かったとき、真っ赤な小さな実を付けた樹が目に入った。 カマツカの実だ!と早速撮ろうと思ったがあまりに暗い。 感度を更にISO1600にUPして記念撮影。 この樹はバラ科、初夏に小さな白い花が寄り集まって咲く姿が好きなのだが、秋この赤い実に会ふのも楽しみである。

2005年11月10日木曜日

九十九里浜

今日も穏やかな良い天気だった。 
風邪はだいぶ良くなってきたものの、未だ鼻がぐすぐすしてる上に時折激しく咳こむことがあって本調子には未だしばらく時間が掛かりそうだ。 
こんな時は海の潮風に吹かれるのが良いかも・・と九十九里浜に行ってみた。 

さすがにこの季節は人気もすくないが、広々とした青海原を眺めるのはやっぱり気分が良い。

 空気が澄み切った海の彼方に片貝漁港の防波堤がはっきり見える。 更にその先には犬吠崎の台地に設置された風力発電のプロペラがかすかに見えていた。
すぐ先の砂浜からウインドサーフィンの若者が海原に向けて出て行った。 思った以上にスピードは速い。
沖合いで網を仕掛けて漁をする船団が小さく見えていた。
ふと見ると、波打ち際で打ち寄せる波と戯れる二人の幼児の姿があった。 あれは兄弟だろうか、この雄大な自然に溶け込む羨ましいような情景にしばし見とれてしまった。


帰宅して何時間か経った夜、TVを見ていたら大接近中の火星が綺麗に見えていると言っていたので東の空を眺めたら、確かに一際明るく火星が輝いていた。 

これは記念に撮っておこうと、滅多に使わないのでほこりをかぶった三脚を取り出して400mmズームでこの星を撮ってみたのがこのばかばかしい写真。 



35mm換算で640mm程度では星は無理と承知の上だが、拡大してみたら丸い点となって写っていたのでまーいっか。

近くに三日月が鮮やかに見えていた。 さすがに秋の空気は澄んでいる。

これの方が写真になる!・・とレンズの向きを変えて撮ってみたのがこの写真。 このレンズで初めての月の試し撮りとなった。

2005年11月9日水曜日

抜ける秋空の印旛干拓田

今朝は部屋の温度が15℃、急に冷え込んで思わず身が引き締まる。 窓を開けると抜けるような青空だった。
この空の色ならきっと筑波山が良く見えるに違いない・・・と、朝食もそこそこに近くの印旛干拓田に行ってみた。

広々とした田圃にやって来ると、はるか彼方に予想通り筑波山が見えていた。 この山が見えるようになると冬も近い。
干拓田の中を流れる中央水路に行ってみた。
風も無く静かな水面には水鳥の姿も見えない。 川岸にしつらえてあるヘラブナ釣りの釣り座が寒々としていた。
振り返ると水路の向こうに我が町が見えていた。 この自然豊かな小さな田舎町もこのところ高層マンションラッシュ。 数年前まで想像も出来なかった姿へと変貌を遂げ始めているのだが、どうなることやら・・・。

2005年11月7日月曜日

秋深まる散歩道

今日は天気が回復して気温がぐんぐん上昇。 鼻や喉の調子が幾分良くなったので近場を散歩した。
街外れの中川の川辺に行ってみたがカワセミはおろか小鳥の声すらしなかった。 流れが昨夜の雨で濁っているせいかもしれない。 そこで成田線の線路脇の小径を歩いてみることにした。

線路脇の土手のススキが秋の陽光に輝いている。






この土手に茂った草むらはよく探すといろいろな草花が楽しめるのだが、もう既にほとんど枯れている。

笹に絡まって咲いていたヘクソカズラがもう鈴なりに実を付けていた。
土手の上に小さな赤い実が生っていた。 ノイバラの実だ。
真夏のこの草むらにはセンニンソウの白い花が一杯咲いていたのだがどうなっているのかと探してみると、長いひげを付けた種になっていた。 いつも気になるのだが、このひげはどんな役割をするのか不思議である。

そしてもう一つ、他では滅多に出会ったことのないオオバクサフジを探してみた。 既に豆を付けたそれらしい蔓草がある。
 
一渡り見回していたら紫の花が咲いているのを見つけることが出来た。 オオバクサフジの花だ! 
この花、結構遅くまで咲いているのでもしや・・と期待していたので出会って嬉しくなったのだった。

2005年11月5日土曜日

成東の湿地へ遠征

昨日も歩き回ったのが良くなかったのか、夕刻から又寒気がしてきて早々に床に就いてしまったが、 今朝はよく寝たのが良かったのか、幾分気分が回復、未だ良い天気が続いているので又どこか気晴らしに行きたくなった。 
思いついたのが成東の食虫植物群落地。 11月は何が咲いてるかリストを調べたらウメバチソウの季節だった。 
これはどうあろうと見に行かねば・・・と、早速出かけることにした。

ウメバチソウは見事に咲いていた!  こんな秋遅くに咲き出すなんて、すっかり忘れていた。
見るとこの天然記念物第一号の湿原のあちこちに、この白い気品のある花が咲いている。 ここでこんなに沢山咲いているのを見たのは初めてかもしてない!
そして何といっても凄いのはヤマラッキョウの花の多さだ! 湿原の一部はこの花の薄紫色で埋まっていた。 中にはシロバナもある。
次に多いのがリンドウの花だ! こんな田園地帯の湿原にこんな花が咲いてるなんてにわかに信じがたい光景だ。 




湿原に施された木道を巡り歩いて秋の花を楽しんでいる時は、すっかり風邪気味なことを忘れていたが、 一通り見終わると急に鼻がぐすぐすしだして気分が悪くなってきた。やっぱり帰って休養するしかなさそうだ・・・。

帰り際、湿原を見渡してみた。 道端にツリガネニンジンの花が未だ咲き残っていた。