2009年8月12日水曜日

成東の湿原

今日は台風一過の爽やかな天気になったので、国の天然記念物の「成東食虫植物群落地」の草花を見に行くことにした。 
湿原の周囲の田園地帯は稲の穂が垂れ始めている。
最初に目に入ったのはこの「コバギボウシ
管理棟で記帳を済ませ湿原の木道を行くと、辺りはこの「タカトウダイ」の花盛りだ!
一際明るく「オミナエシ」も咲き出している。 この花を見ると湿原は既に秋の気配を感じさせる。
オトギリソウ」が咲いている!
草むらに米粒のように小さな花が見える。 湿地に生える「ホザキノミミカキグサ」という植物だという。 木道からこんな小さな花を撮るのは難しい。
食虫植物の「ナガバノイチモチソウ」の花も咲いている!
お目当ての「コオニユリ」の花が咲いていた! 今年は見に来るのが遅かったのでもう最後の花のようだ。
ツリガネニンジン」が咲き出している! 湿原は確かに秋の気配だ。
小さなマメ科の花も咲いている。 「ツルマメ」の花だ。
この「イヌゴマ」の花も咲いていた。 昔は群れて咲いていたのに、ほんの数株しか姿が見えない。
奥の湿原に入って木道の周囲に目を凝らしていたら、この小さな「コモウセンゴケ」の花を見つけた! 可愛い花だが小さ過ぎて撮るのが容易じゃない。
小さな鈴のような花を見つけた。 始めて見るこの花、側らの立て札に「ヒナノカンザシ」と書いてあった。 なんとも優雅な名前である。
このカタツムリのように丸まった黄色い花は「ノアズキ」だ! この草も昔は随分多かったように思うのだが・・・。
カワラナデシコ」も咲いていた! この花が咲いていると辺りが華やかに見えてくる。
この時期「タヌキマメ」が咲き始めているかも・・・といつも群生する場所に行って探してみると、蕾を一杯つけた株を見つけた。 花は未だこれから。 この草もどういう訳か昔のように多くは無い。
蒲の穂がある! 蒲にもいろいろ種類があるようだが、ここのは「ヒメガマ」と言う種類だそうだ。
ワレモコウ」も見つけた! この湿原、やっぱり秋が近いようだ。
ヌマトラノオ」も未だ咲いている。 最後の花だろう。

2009年8月9日日曜日

キツネノカミソリ

今年は何時に無く曇天の蒸し暑い日ばっかり、太陽がじりじりと照りつける夏らしい夏が懐かしくなる位。 お陰で季節感が狂ってしまい、この時期咲き出す「キツネノカミソリ」のことをすっかり忘れていることに気がついた。 早速この花の咲く里山に行ってみることにして駐車場に行くと、前の公園の植え込みにユリの花が咲いているのが目に入る。
近頃あちこちでよく目にするタカサゴユリだ! もともと園芸種の花が散逸して野生化したというのだが、他のユリのように球根で増えるのではなく飛散した種から育って半年で開花するという。 なんとも凄い生命力の花なのだ!
キツネノカミソリを見に行く前に寄り道をして「クサフジ」の花を見に行った。 いつもの群生地に行ってみるとその辺りはちょうど草刈の真っ最中、刈り跡に目を凝らして探してみたらこの写真の一房だけが刈り残されているのが見つかった。 そう言えば毎年お盆が近づくと草刈が入ることを思い出す。
北総台地の畑の脇に車を停めて谷津田に下りかけた時、側らに咲いていたのがこの「ハハコグサ」。 珍しくも無いこの雑草もどういうわけか好きなので、ついカメラを向けたくなる。
近くにこの「トキワハゼ」の小さな花も咲いていた。 この花も我が家周辺ではよく見かけるお馴染みの雑草である。
谷津田に下り、里山の縁の小径を行くとすぐさまこの「キツネノカミソリ」が迎えてくれた。
白い花が多い夏草の中で、ヒガンバナ科ヒガンバナ属のこの花は緑の中で良く目立つ!
山の際は「キツネノカミソリ」の花盛り!
ふと、蕾に止まる「オニヤンマ」に遭遇! こんな近くで撮れる機会は滅多にあるものじゃない・・・と喜び勇んでシャッターを切る。
田圃際の用水路も「キツネノカミソリ」の花盛り!
なんとものどかな情景を楽しみたい所だが、額から汗が流れ落ちるほど蒸し暑い!

2009年8月2日日曜日

坂田ケ池の蓮

今日は雲って今にも降りそうな天気、予報も崩れると言っていたが午後にになったらむしろ空が明るくなってきた。 それならば蓮の様子を見がてら散歩してこようと隣町の坂田ケ池に行ってみた。 
池の縁を歩いて行くと、池には蓮の葉が茂っていて花の姿は目立たない。
池の縁近くまで行ってみると、白い蓮の花がポツポツと咲いているのが確認できる。 近くで咲いている花を見つけて撮ってみたのがこの写真。
広い池の蓮の白い花はほんとに目立たない。 も一つ近くで咲いている花を撮ってみる。 この花を見ていたら、オオヤマレンゲの花を思い出した。
浮き橋の近くに行ってみると、この辺りにはピンクの花が咲いていた。
地味な白い花よりやっぱりピンクの方が華やかで良い。
この花も感じが良い!
これもなかなか綺麗だ!
それにしてもくたびれた感じの花がほんとに多い。 やっぱり午前中に来ないと瑞々しい蓮の花を見るのは無理まのかも・・・。

2009年8月1日土曜日

田園散歩での出会い

月日の経つのがほんとに早く、今日から遂に8月だ! とは言っても昨日から気温が急に下がって真夏とは思えぬくらい過しやすい。 そこで今日は昼から田園散策に繰り出した。
今日最初に撮ったのは、家を出て直ぐの役場近くの中央広場に咲いていた「キョウチクトウ」だ。 白や赤の花はよく見かけるが、こんな優しげな花もあるんだ!・・と見直した花だった。
役場を抜けた坂道の側らに、この「コヒルガオ」の花が咲いていた。 今までヒルガオは一種類かと思っていたが、赤味がかった大き目のや白っぽい小さいのやいろいろ種類があるようだ。
近くにこの「イヌタデ」も咲いていた。 あまり気にしたことも無かったが、そういえば未だイヌタデの花にはあまり出会っていない。 きっとこれからがこの花のシーズンなのだろう。
町外れの坂道を下って「西井戸」と呼ばれる里山に入ると、最初に目に入ったのがこの「ヤブラン」の花だった。 この花が今の時期だったとは・・・。
先日も見たばかりだが次はヤブミョウガ。 見事に咲きそろっていてなかなか綺麗だが、 じーと眺めていると何だか不思議な光景に見えてくる。
谷津田にはもう既に稲が重そうに穂を垂れている田圃があった。 この分だと今月中の収穫は間違い無さそうだ。
谷津田を横切って本佐倉城址近くの里山を歩き始めた時、「ヒグラシ」の鳴く声が響いてきてビックリ! 未だアブラゼミやミンミンゼミの季節と思っていたが何時の間にかヒグラシが鳴き始めていたのだ。
山裾の湿った草むらに白い花の房を見つけた。 見るとそれは「ツルカノコソウ」の花だった。
里山を越えて城址の西の端の田圃に出た。 ここまで歩いたのは初めて、歩数計を見ると7千歩を越えている。
ふと道端に何やら文字が刻まれた古い石柱があることに気が付いた。 上部の文字はだいぶ欠けているが下のほうは「・・・ヲ経テ本佐倉・・」と書いてあるようだ。これは今来た方向のことのようだ。
左側を見るとこちら側も上部は欠けているが「・・・停車場ニ至ル(約五町)」「・・・濱宿渡舟・・テ六合村方面ニ至・」と読める。 なるほどこの場所から進むと京成電車の大佐倉駅へは500mくらいだし、昭和21年近くまで、当時の濱宿と六合村(現在の印旛村)の間の印旛沼を渡し舟が通っていた事実と一致する。 ちなみにこの道標は、京成電車が開通したのが大正15年と言うから昭和初期に作られたとみて良さそうだ。
田圃の中の農道方面を指す右側には何て書いてあるのか・・と興味が湧いてきて見てみると、 「向・根古屋・・・経テ南酒々井駅右・・」と書いてあるのが読める。 「向根古屋」と呼ばれている所は「本佐倉城址」がある地域で、そこを経て南酒々井へ向う路ということになる。
確かにこの道標にある農道の先は、この写真の本佐倉城址の下を通って南酒々井駅方面に続いている。 この細い農道がその方向に向う当時の幹線道路だったのかも・・と思うと、当時の人々の交通は容易じゃなかったことが良く分かる。
その昔の路を通って帰路に着いた。 この写真は途中出会った田圃の中に蒲の穂
途中、ヒメジョオンの花に止まるこの可愛いベニシジミにも対面! 
この時期としては珍しく、今日は9,500歩の快適な散歩だった。