退院当初は右目には注入されたガスが三分の一程残っていて、明るさを取り戻したとはいえ視力は殆ど無かったが、数日でガスが吸収されると辺りの歪んだ景色がぼんやり見えるようになってきた。
ところが良く見える左目と歪んでぼんやり見える右目のギャップに脳が混乱してしまい、船酔いのように気分が悪くなるのだ。
これにはまいったが、ひたすら脳が慣れてくるまで待つしかない。
当面動き回るのを避けて、物を見るのも悪い右目をあまり使わぬようにしていたのだが、今では脳もだいぶ慣れて来たのかそれほど気分が悪くなることも無くなり、遂にスーパーへ買い物に行くことも出来るようになったのだ!
それにしても、当初は七年前の網膜剥離の時より気が付くのが早かったので2週間位の入院で済みそう・・と思っていたのに、17日のバックリング手術後の網膜の着床が進まずかえって悪化してしまうとは思っても見なかった。
25日の再度のバックリング手術の結果も思わしくなく、「このまま右目が失明したら片眼では危ないから免許を返上し、趣味のカメラいじりは我が家周辺の散歩の時だけにしなければ・・・」などと考え始めた27日、最終手段のガス注入という三度目の手術を受けることになった。
とは言ってもガス注入後は一日中うつ伏せを強いられるひたすら我慢の日々!
この日も病院の外は35℃近い猛暑だったようだ。
そして8月11日(土曜日)、右目に明かりを取り戻し注入したガスが三分の一くらいに減ってようやく退院することが出来たのだった。
(カメラ:iPhone)