今年は比較的暖かい秋、紅葉も例年に無く遅いような気がして写真を撮りに出歩く気分にならなかった。 その上気温の変化が激しかったこともありもう2週間近くも風邪気味で何とも不快この上ない。
今朝は家々の屋根が初霜で真っ白になって極端に気温が下がっていたのだが、天気が良いので佐倉城址のモミジを見に行ってみることにした。 気が付けばもう12月、うかうかしているとカメラに触れることも無く今年が終わってしまうぞ!・・・との焦りも感じたからである。
佐倉城址の自由広場に着いてみると、散り積もった銀杏の葉が黄金色に輝いていた。
園内を巡る小路も綺麗な落ち葉に敷きつめられている。
お目当てのモミジ林の谷に降りてみると最盛期はとっくに過ぎているではないか! 今年は遅れてると思ったが当てが外れてがっくり。
落ち葉が厚く敷き詰められたモミジ林は訪れる人も無く静まり返っていた。
モミジの谷を出て園内を散策。 ふと空堀覗くと、そこに生えるモミジは未だ綺麗に色づいた葉を付けたいた。 こっちの方がモミジ林より暖かいのかも・・・。
すっかり葉を落とした桜の樹の林が春の花見客で賑わうまで静かな眠りにつこうとしている。
その傍らで朝日を受けて水仙が咲きだしていた。 これからこの花の季節が始まるのだ!