2010年5月28日金曜日

ドクダミの花が咲き出した!

田園や里山は初夏の到来を告げる草木の花が次々に咲き始めているのに、初夏らしい爽やかな天気は長続きしない。 今日も雲が多くて気温も低めのまるで梅雨の到来を思わえるような陽気、散歩する気にもならなず「そろそろ草むしりでもしなければ・・・」と庭を眺めると、
雑草が生い茂った中にこのニワゼキショウの花だけがよく目立つ。
裏庭ではこのユキノシタの花が盛りになっている!
50cm以上に伸びきったオニタビラコ、茎の先に最後の可愛い花をしぶとく咲かせている!
生垣用に植えてあるこのハクチョウゲが一斉に小さな花を付けた! 余りに突然咲き出したのでびっくり。
茂みの中に白い花! 何かと思って覗いてみたらドクダミの花だ! この花が咲き出すと梅雨が始まってもおかしくない・・・と季節の移り変わりを実感。
アケボノフウロが花盛りなっている玄関脇の植え込みに、大正時代に観賞用として輸入され今ではすっかり野生化したヒルザキツキミソウの花が一輪咲いていた!

2010年5月25日火曜日

「草笛の丘」のバラ

今日は昨日の雨が上がって蒸し暑いくらいの良い天気だが明日は又天気が崩れるという。  WEB友達のブログで旧古河庭園や神代植物公園の見事な薔薇の写真を見てもうこの花の季節だったことを知り、つかの間の晴れを無駄にすまいと、隣町の「草笛の丘」のバラ園に行ってみることにした。 緑の森に囲まれたこのバラ園は控えめに咲くオールドローズが主体、素朴で味わいのある花の数々をスライドショーにまとめてみた。

2010年5月22日土曜日

ついにエゴの花が咲いた!

里山で初夏の訪れを知らせる花に出会って既に一週間が経過、 明日から天気が崩れるという怪しげな空模様のもと、その後の様子を見ておかねば・・と又あの里山に行ってみた。
先日出逢ったカマツカサワフタギの花はもう既に見当たらない。
花を探して里山の縁を歩いていたら、日当たりの良い場所でこのガマズミの花が咲き始めているのを見つけた!
先日見た時は未だ固い蕾だったウツギの蕾が膨らみ始めている!
ノイバラの季節なのだが・・・と探してみたがどういうわけかなかなか見つからない。 そのうちやっと見つけて撮ったのがこの写真。 天候不順の影響なのだろうか・・・。
先日は未だ咲いてい無かったが・・・?と気になっていたハンショウヅル、 かき分けた藪の中で既に咲いていた!
山際の小径を花を探しながら歩いていたら、地面に落ちた小さな白い花が目に入った。 それはエゴの花、見上げると見事に花を付けた樹が立っていた!
先日見た時は未だ見分けがつかないくらい小さな蕾だったのに、 たった1週間でこんなに咲いてしまうとは・・・!
この花の咲く時期は雨が多い。 その上散るのも早いので最盛期に出会うのがほんとうに難しい。 地面が散った花で真っ白になって初めて気づき、残念がることの多い花である。

もうエゴの花の季節だったか!・・と感慨深い気持ちに浸りながらの帰り路、
山際の斜面のニガナの群れに目が留まる。 この時期タンポポとブタナを除いて黄色い花は珍しい。
・・と思っていたら近くにこのタンポポの綿毛のボンボン。 未だ出来立てのホヤホヤ、どこも風に飛ばされず綺麗な形を保っている!
初夏の様相が濃くなった早苗が並ぶ田圃や時折ウグイスキジの鳴き声が聞こえる緑一色の里山は何とも心地良い。

2010年5月20日木曜日

雨の庭にジャスミンの香り!

今日は予報通り昨夜からの雨が降り続いている。 4月後半から気温は低かったものの晴れる日が多かったので久しぶりにたっぷりと雨が降った感じだ。 さすがに5月半ばを過ぎると雨に濡れた庭は緑一色になっている。

そんな中で咲き始めたのがナス科ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)の花。 紫から薄紫、そして白く変わってゆくこの花が咲き始めると、まるでジャスミン(茉莉)のような良い香りが漂い始める。 雨というのに良い香りが部屋の中まで漂ってきたので覗いてみたら、もう既に一杯花を付けていた!

2010年5月19日水曜日

庭に咲く季節の花

このところ晴れの良い天気が続いていたが今晩あたりから天気が崩れて久しぶりに雨になると天気予報で言っている。 今日は朝から雲が出て風も強くなってきたので写真を撮りに出歩く気分にならず、ただぼんやりと緑一色になってきた庭を眺めていた。
そんな時、庭先の道路際のコンクリートの隙間から生えた細い草に目を留めた。 小さな薄紫の花を付けているこの草はこの辺りに急激に繁殖し始めた帰化植物のマツバウンランだ! 初めて目にしてからもう10年目位になるだろうか・・・。 風に揺れる小さな花を撮るのに一苦労だった。
我が家の手入れの悪い小さな庭は雑草だらけ! 花が好きなこともあってオニタビラコもむしらずに放置しているのであちこちにはびこっている。
薄暗い裏庭で先日咲き出しているのを見つけたユキノシタもあちこちで咲き出した!

2010年5月15日土曜日

田園はようやく初夏の装い!

このところ北の乾いた冷たい空気が流れ込んで、この季節らしからぬ爽やかな陽気が続いている。今日も雲は多かったが散歩にはうってつけの陽気だったので1万歩程度の田園散歩に出かけた。
町並みを抜けて谷津に下る途中の里山を見上げた時、梢にこの真っ白い花を付けた樹が目に入った。 この時期に咲くのはニセアカシアの樹に違いないが、こんなにみっしり花を付けているのを見たのは初めてかも・・!
耕作放棄された谷津田の片隅ではキショウブの花盛り!
その先の成田線の線路際に来ると、里山に絡む今年当たり年のヤマフジがここでも見事に咲いていた!
小さな踏切を横切って里山の中の薄暗い坂道を超えて高崎川の縁に出た。 そこから西側の印旛沼方向の広々とした田圃を眺めたのがこの写真。
逆に富里市方面ののどかな雰囲気の上流側を眺めたのがこの写真だ。
田圃の縁の小径を行くとまるでホップのようなこのクマシデの花に対面!
次に出会ったのが里山の初夏を知らせるこのカマツカの花、この花を見ると季節の移り変わりを実感する!
サワフタギの花も咲いている。 この花も初夏を一番に知らせてくれる可愛い花だ!
ミツバウツギも蕾をいっぱいつけている!
ハンショウズルの花は未だかなあ・・・と目を凝らし、やっと見つけたのはこの蕾。 今年は開花が遅れているようだが、もう数日で咲きそうだ。
近くの木の葉の上に小さな花を見つけた。 ハナイカダの花だ!
藪陰ではこのユキノシタの可愛い花が、
道端の草むらではこのカラスビシャクの花も咲いていた!

2010年5月14日金曜日

アスパラガスに花?!

今日はどんより曇っていつになく涼しい一日、 時折薄日が射したりはしていたが家でじーとしていると寒くてつい暖房を入れてしまうほど。
ふと窓に綺麗な影が映っていることに気がついて撮ってみたのがこの写真。 たまたま何処かの家に反射した陽光が、我が家の窓際の木の葉の影絵を作っていたのだ! 木の葉の影はサンシュユヤシオツツジの葉のようだが、松葉のような細い葉の陰は何だろ?
窓を開けて覗いてみたら、それは壁際に置いてあるプランターのアスパラガスの葉、 あまりじっくり見たことが無かったが、こうして見るとなかなか綺麗な植物だなあ!・・と感心してしまう。
それにしても凄く伸びたもの! 天辺は1.5m近くも背を伸ばしている。  ファインダーを覗いていたら何か小さな白いものが見えた。 が咲いているのだ!
アスパラガスの花なんて見たことも聞いたことも無い!  早速この1-2mmの小さな花を100mmマクロレンズでクローズアップしたのがこの写真。
この小さな花からアスパラガスの種は採れるんだろうか?・・・と不思議な気分。 アスパラガスはどうやって栽培するのか後で調べてみたくなった。

2010年5月13日木曜日

ヤマフジ満開!

今日は澄み切った寒気が入って爽やかな五月晴れ、 今真っ盛りのヤマフジの花が見たくて近在の里山を巡ってみた。
先ず最初に行ったのは我が町の北東部に位置する谷津田 。 田圃を渡る風がなんとも心地良い!
去年は不作で殆ど花を付けなかったが、今年の里山はヤマフジの当たり年だ!
萌える新緑藤の花が青空に映えてなんとも爽やか!
ヤマフジに飾られた山裾で草刈をする人の情景がいかにものどかに見える。
手入れされずに放置された杉林はヤマフジの絶好の繁殖地となっている。


今度はちょっと足を伸ばして隣町の印西市の松虫地区にやって来た。
 松虫寺入り口のこの巨大なヤマフジに会いたくなったのだ!
去年はここも花つきが悪かったが今年は見事に咲いている。
寒さで例年より1週間くらい遅れたようだが、ほんとに見事!
藤の花を堪能した後、近くのこの北印旛沼を見たくなって訪れた。 澄み切った空気のお陰で広大な沼の対岸までよく見える!
北側に目をやると、60kmも先の筑波山の山陰もくっきりと見えていた! この時期にこんなにはっきり見えることは珍しい。

2010年5月10日月曜日

庭のスズラン

この地域の今日の天気予報は曇だったが朝の内は五月晴れ、何か写真を撮るものがないかなあ・・・とニリンソウの花が終わって緑濃くなった小さな裏庭を覗き込むと、 緑の葉陰に白い花がちらほら見える。 なんとスズランの花が咲いていたのだ!
もうこの花が咲き出す季節季節だったか!とびっくりしたが、考えてみると毎年同じ季節に咲いているのにどうして憶えていないのかなあ・・・と不思議な気分。 やっぱり歳をとったということか・・・。
真っ白なこの花を見ているとなんとも清々しい気分になる。
信州の高原の大自然の中で咲いているこの花を見に行ってみたいと長年思っていたが、この夢は未だに実現していないのだ。
ところがこの植物、葉や花や根全体に毒があり、特にこの可憐な花の毒が強いというから恐ろしい。 ギョウジャニンニクと間違えて食し重症になり、時には死に至る事故があるそうだ。
 「ラン」と付いているが実はユリ科スズラン属のこの花を見ていると、とてもそんな毒があるとは思えない。 山村でも無い限り食することはまず無いだろうが・・・。
スズランの花を眺め終わって部屋に戻ろうとしたら、玄関脇の植え込みで朝の陽光受けて咲いているこのミヤコワスレの花がふと目に止まった!
だいぶ遅れて咲き出した裏庭のタツナミソウも、朝の陽光を受けて輝いていた。