2009年11月29日日曜日

印旛沼干拓田の秋景色

今日は天気が崩れるとの予報だったが朝起きたら天気が良い。 それならば天気が崩れぬうちに・・と
近くのこの印旛沼干拓田の秋景色を見に行った。 もしかしたら何か冬鳥に会えるかも・・との期待もあったのだ。
中央水路を覗いてみると水鳥の気配も無く静かなもの。 もう晩秋の佇まいだ。
これは水路を北上してやって来た平方橋からの眺め。 ここからは空気が澄んでいると筑波山が見えるのだが今日は残念ながら見えないようだ。
ふと振り返って水路の南側見てびっくり。 空には雲が広がって水路は鉛色に光っていたのだ。 やっぱり天気が崩れてきているのか!
雲間から射し込む僅かな陽光に光る岸辺の芦の穂が印象的だった。
更に水路に沿って青空の広がる北へ向う。 途中このツグミに対面、 今シーズン最初のツグミに出会って嬉しかった。
直ぐ目の前に今度はハクセキレイが現れた。 人をあまり恐れぬこの鳥は、一定の距離を保って先を行く。
やがて甚平渡し手前のこの北印旛沼の南尻にある川魚漁の船着場にやって来ると、 遠く陽に照らされた成田高速鉄道の高架橋が目に入った。
ふと空が賑やかなのに気が付いて見上げたら、小鳥の集団を追うトビの姿。 小鳥が飛び去った後に大きく旋回するこの鳥、さすがに猛禽だけあって精悍な姿だ!

2009年11月28日土曜日

佐倉城址公園のモミジの見納め

今日は佐倉城址公園のモミジを見に行った。 10日前の様子ではそろそろ見頃になっているのでは・・と思ったからだ。 もう殆ど葉を落とした銀杏並木のある自由広場に車を停めて辺りを散策。
朝の陽光が射し込むこの空堀のなだらかな窪地の綺麗な色模様に目が留まる。
姥ケ池に降りる。 朝の静かな池の周囲ののどかな秋の色が心地良い。
梅林から樹齢百年以上と言われるモミジ林を見上げる。 もうすっかり紅葉して盛りを過ぎてるように見えるが・・・。
坂を登ってモミジ林に入る。 やっぱり大きなモミジの樹の下は既に落ち葉で敷き詰められていた。
東屋の周囲には大きなカメラを据えた三脚が幾つもモミジ林狙っていた。 邪魔にならぬようにその中に入って全体を眺めたのがこの写真、 こうして見ると梢がだいぶ透けている。 やはりもうだいぶ散ってしまったようだ。 今年の紅葉は早かったが、散るのも随分早そうだ。
レンズに光が入らぬように気をつけながら眩しい木漏れ日が射し込む様子をカメラに納めたのがこの写真。
モミジの樹下を撮ってみる。 この中に入ると赤く染まりそうだ!
大きな樹を見上げてみる。 明日から天気が崩れると言っているからこのモミジも多分見納めかも・・・。

2009年11月26日木曜日

今年も綺麗な泉自然公園のモミジ

朝、陽光に照らされて輝く隣近所の屋根が目に入り、喜んだのもつかの間、その内雲が広がって陽が隠れてしまった。 それでも10時を過ぎた頃から又空が明るくなってきたので、ふと思い出した泉自然公園のモミジを撮りに行くことに決定。
公園の駐車場は平日とあって静かなもの。 真ん中に小さな祠を抱いてじっと佇む大きな樹も秋の色に染まっていた。
毎年のようにここのモミジを見に来ているが、今年はどうだろう?・・・と期待が脹らむ。 早速谷への下り口にあるモミジを見に行くと、今年もこのように綺麗に色付いていた。
谷に下りて遊歩道を行く。 大きなラクウショウの雲が湧き立つような黄葉に思わず見とれる。
これは「上の池」のモミジ、 この後中の池、島の池へとモミジを撮り歩いた。
  「菖蒲田」脇のモミジ
  輝くモミジ
  「いずみ橋下」のモミジ
   池に映えるモミジ
   「いずみ橋」の見える風景
湖面のモミジ
黄金色に輝くモミジ
水面のモミジ
煌くモミジ
燃えるモミジ林

2009年11月19日木曜日

Windows 7へアップグレード

今日は又一転してうすら寒い雨、このところ目まぐるしく天気が変わるのでカメラ片手の散歩も思うに任せない。 
そんな時間つぶしと言うわけでもないが、奥方が使っているWindows Vista搭載のPCをWindows 7にアップグレードすることにした。 なにしろVistaと言う代物はWindowsのみならず使うソフト全ての起動が遅く、その上終了する時間も長くてなかなかシャットダウンしないのには閉口していたのだ。  
そんな折に発売されたWindows 7、 実際に使った人の記事や性能測定評価記事に注目していたのだが、どうやらこれは使えそうと判断しアップグレードすることに決定した。
インストール中に問題発生!
VistaからWindows 7へのアップグレードは予備作業無しにDVDから簡単にインストール可能と説明書には書いてある。 毎度のことだが簡単と書いてあっても「何かトラブルが発生しなければ良いが・・」と一抹の不安を抱えながらも作業開始。

しばらくしたら突然インストール画面が止まって「使用できないソフトウエアが見つかりインストールできません。 そのソフトウエアをアンインストールしてから再度インストールを実行してください」と言う警告! 



やっぱり思わぬことが起こってしまったか!・・とがっくり。 
問題ソフトは削除し忘れて今は使っていない古いバージョンのウイルス対策ソフト、ファイルを探して早速アンインストールをしようと思ったが、 この古いソフトは「プログラムの追加と削除」のリストに出てこないのだ。  さーてこれは一体どうすればアンインストール出来るのだろう?・・と考え込んでしまったが分からない。 

古いウイルス対策ソフトが入っているフォルダーは現在使用中のウイルス対策ソフトとは別になっていることは確認したが、 そのフォルダーを強制的に削除したらどんな問題が発生するのか見当もつかない。 現在使用中のものに影響を与えるかもしれないし・・・、と悩んだ末に考えた結論は、いっそのこと現在の対策ソフトを先ず削除してしまい、その上で古いソフトが入ったフォルダーを思い切って強制削除するというもの。 そうすれば現在のウイルス対策ソフトへの影響を心配しなくても良いし、その状態でWindows 7をインストールし、その後にウイルス対策ソフトを再インストールすればいいかも・・・と考えたのだ。
 
思い切ってやるしかない!
と、今使ってるウイルス対策ソフトをアンイストーラーで削除し、古いソフトは何度か出てきた警告を無視して入ったフォルダーごと強制削除。  そこで再度DVDにディスクをセットしてインストールを開始すると、今度は何のエラーメッセージも出ずに進行して行った。 だがその時間の長いこと! 情報収集だのインストールだのシステム構成だのと、何回か再起動が掛かったりしてインストールが完了するまで3時間近くも掛かってしまった。  
ともかくインストールは完了したので今度はウイルス対策ソフトの再インストールを行う。 こちらはネット上からソフトをダウンロードして今まで使っていたプロダクトキーを入力したら簡単に復旧して一件落着!となったのだった。

Windows 7は確かに早い!

再起動を掛けたらVistaの時では考えられない位の時間で立ち上がった。 自分が使っているWindows XPより早そうな感じだ! 


ところがWindows 7になったら画面が変わるのかと思ったらVistaの画面とちっとも変わっていない。  それもそのはず、Vistaでの設定をそのまま受け継いでいたのだ。 これではせっかくWindows 7にしたのにつまらない・・と説明書を読む。 それには画面の設定やタスクバーの設定を変えて便利にする仕掛けがいろいろ書いてあった。

それではこの際・・とばかり、今までディスクトップに並べて表示していたアイコンを全てタスクバーに収納、画面の右側に時計とカレンダーと我が町の天気予報のガジェット、それにゴミ箱だけを置くことにして、 実にシンプルなディスクトップになった!・・・と悦に入る。

いつもボケ防止にやっている「フリーセル」を試してみるとVistaでは動きが鈍くていらいらしたのだがこれは違う! サクサク動いて気持ちが良い。 これならストレス無しに使えそうだ。 ともかくこれでしばらく奥方が使っている様子を見守ることした。

2009年11月18日水曜日

歴博で縄文の起源を学ぶ

近くに住む昔仲間とお昼に国立歴史民族博物館前で会うことになっていたので、その前に開催中の「縄文はいつから?」という特別企画展を見ることにした。
10時前に到着した博物館前は雲っていて寒かった。石器時代から縄文時代に移る一万五千年も前の起源を探る特別企画展は学術的には面白かったが、
やっぱり目を楽しませてくれるのは通常展示の5千年前くらいのこの有名なカエルの目を持つ土偶だ!
このニューギニア人のような土偶も面白いし
この大きな鼻を持った仮面もユニークこの上ない。
このピカソの作品のような土偶が縄文時代に作られたというのも凄い!
この何とも不思議な形の土偶にも感嘆させられる。 よくもまあこんな発想が生まれたものだ!
こちらはなんとも官能的な土偶、 自由でおおらかな表現力には舌を巻く。
発想の豊かさで大好きなこの火焔土器も展示してあった。 縄文人というのはほんとに凄い!
縄文文化を堪能して外に出たら、外はすっかり雲が取れて眩しい陽光がモミジを照らしていた。
ほんとに爽やかな秋晴れだ!
毎年見に行く銀杏並木の様子が気になって見に行くと、早くも葉が散り始めていたのだった。 今年は何時に無く散るのが早いようだ。

2009年11月16日月曜日

散歩道に点在する歴史

今日は昨日と打って変わって朝から曇りの寒い一日だったが、減量の為には歩かねば・・と、一万歩を目指して散歩に出た。 先ずはじめにR296に出て酒々井町の総合公園に到着。 
そろそろ冬鳥が現れていないだろうか・・と辺りを見渡すが、鳥の気配は全くない。
公園を抜けて秋色の里に出る。
側らのお墓に古そうな墓石があるのが目に入る。 何やら文字が刻んであるので見てみると、「寛政五年」と彫ってあるのだ。 これは1793年、11代将軍家斉の時代のものだ!
結構古いものがあるなあ・・と興味が湧いてきて辺りを探してみると、「天明二年」と彫ってあるものを見つけた。 これは1782年、10代将軍家治の時代のもの、大きな天災があった時代だ。
こちらは何時頃の墓石なのだろう?・・・と覗き込むと、「享保十四年」と彫ってある。 これは1729年、8代将軍吉宗の時代と結構古い。
正徳元年」と彫られた墓石に出会った。 「正徳」とは聞いたことがない年号だが・・と調べてみたら、これは1711年、6代将軍家宣と更に古い時代のものだ!
こちらは「享保廿一年」と彫ってあるから1736年、8代将軍吉宗の時代のもの。
人気の無いお寺の片隅でこの古そうなお地蔵さんに対面。 残念ながらお顔は傷んで定かでないが石の六面に彫られたお地蔵様は珍しい。 これは何時頃のものなのかも分からない。