今日は朝から抜けるような青空。 昨日は雲が多くて収穫時期を迎えた干拓田の景色がくすんでいたが、今日は黄金色に輝いているに違いない・・と再び印旛沼干拓田に行って見る。
白い雲が浮かぶ広大な干拓田は期待通り黄金色に輝いていた。
彼方で動き回るコンバインの小さな姿。 コンバインの周囲にシラサギが群れていないだろうか・・と目を凝らすが分からない。
近くに行ってみると、数羽のシラサギが集まっている。 稲刈りシーズンのお馴染みの情景だが、今年はシラサギの数が少ないのかなあ・・・。
虫やバッタがあまりいないのか、集まったシラサギも当てが外れたように佇んでいる。
他の田圃にシラサギが集まっていないだろうか・・と探しながら渡った静まり返った中央水路、 釣り人の姿も無い。 この写真は上流側、冬場は彼方に筑波山の姿が見えるのだが・・・。
そしてこちらが下流側。 遥かに街並みが見えている。
シラサギの群れを探して北印旛沼の南端にやって来た。 対岸には既に出来上がった成田高速鉄道の高架橋が見えている。
更に北上して北印旛沼の湖岸に行ってみる。 土手の上のサイクリングロードに登って眺めた雄大な北印旛沼の景色に心を洗われる。 でもここにも水鳥の姿は無い。 夏は静かなものだ!
水際に下りて眺めてみる。 こうして見てみると、この沼が一層広々と見える!
ふと、近くの草に「イトトンボ」が止まっているのが目に入る。 綺麗なトンボだが何という名だろう?・・と調べたがよく分からない。 「アオモンイトトンボ」と言う種類のイトトンボに似ているような気がするのだが・・・どうだろう。
2009年8月28日金曜日
2009年8月27日木曜日
稲刈りが始まった!
ふと、「もう8月も終わり、今度の日曜は選挙の日だ!」と気がついた。 そういえば田圃は稲刈りが始まってる頃だなあ・・と早速車で見に行ってみることにした。
今日は雲が多くてくすんでいるが印旛沼干拓田の稲は既に黄金色!
しばらく走っていたらコンバインの姿が見えてきた! やっぱり稲刈りがはじまっていた。
広大な田圃のあちこちにコンバインが見える!
農道脇の草むらの毎年訪れる「ボタンヅル」の群落地に行ってみると、既に満開を過ぎていた。 そういえば今月初めに来た時小さな蕾が一杯ついていたのだから当然かも・・・。
「ボタンヅル」は「センニンソウ」と良く似ているが、葉に切れ込みがあるだけでなく、よく見ると花びらが小さくてその割りに蘂が長い。
「ガガイモ」の花が咲いているのを見つけて撮ってみたのがこの写真。 何やらカメムシのような虫が花にたかっている!
田圃脇に、この「ツユクサ」も背を伸ばして咲いていた。
草の葉に赤いトンボ! 静かに近づいてシャッターを切る。 これは「アキアカネ」かと思ったが、平地に現れるのは「ナツアカネ」というトンボらしい。 「アキアカネ」は山地に棲んでいて、秋になると里に下りてくるという。
秋から冬にかけた冬枯れの田圃でよく見かける「ヒレタゴボウ」がもう咲いていた! こんなに早くから咲き出すとは・・・。
田圃の中のあちこちにこの「オモダカ」の花も増えている!
又道端に白い花の群落があった。 今度は「センニンソウ」の群落だ!
「センニンソウ」は毒草、家畜を飼っていた昔は農家にとって厄介者だったに違いないが、なかなか清楚で綺麗な花、夏になると一度は会いたくなる花である。
今日は雲が多くてくすんでいるが印旛沼干拓田の稲は既に黄金色!
しばらく走っていたらコンバインの姿が見えてきた! やっぱり稲刈りがはじまっていた。
広大な田圃のあちこちにコンバインが見える!
農道脇の草むらの毎年訪れる「ボタンヅル」の群落地に行ってみると、既に満開を過ぎていた。 そういえば今月初めに来た時小さな蕾が一杯ついていたのだから当然かも・・・。
「ボタンヅル」は「センニンソウ」と良く似ているが、葉に切れ込みがあるだけでなく、よく見ると花びらが小さくてその割りに蘂が長い。
「ガガイモ」の花が咲いているのを見つけて撮ってみたのがこの写真。 何やらカメムシのような虫が花にたかっている!
田圃脇に、この「ツユクサ」も背を伸ばして咲いていた。
草の葉に赤いトンボ! 静かに近づいてシャッターを切る。 これは「アキアカネ」かと思ったが、平地に現れるのは「ナツアカネ」というトンボらしい。 「アキアカネ」は山地に棲んでいて、秋になると里に下りてくるという。
秋から冬にかけた冬枯れの田圃でよく見かける「ヒレタゴボウ」がもう咲いていた! こんなに早くから咲き出すとは・・・。
田圃の中のあちこちにこの「オモダカ」の花も増えている!
又道端に白い花の群落があった。 今度は「センニンソウ」の群落だ!
「センニンソウ」は毒草、家畜を飼っていた昔は農家にとって厄介者だったに違いないが、なかなか清楚で綺麗な花、夏になると一度は会いたくなる花である。
2009年8月20日木曜日
久しぶりの利根川
今日は久しぶりに利根川に行ってみることにした。 ハゼ釣りのシーズンだったことを思い出したからだ。 よく通っていた下総橘駅近くの利根川に行ってみると、岸辺から50m近くも水が引いていた。 うかつにも今日の潮汐を見てこなかったのが失敗!
仕方なく岸辺まで護岸で固められた下総豊里駅近くに行って竿を出す。 遠くに「利根かもめ大橋」が見えている。
小一時間近くすると幾分汐が満ちてきて、下総橘の釣り場に戻った。 船着場の先の、芦原の尽きた所がお気に入りの釣り場だ。
対岸に目をやると、波崎町の風力発電のプロペラがよく見える。
上流は「利根川大橋」や対岸の神栖市の鹿島臨海工業地帯にかけての風景が広がっている。
下流の背後に見えるのは銚子市の風力発電のプロペラ。 この辺りは風力発電のメッカのようだ!
ところでハゼの釣果はというと、10cm前後が6匹のみ。 それでも久しぶりに雄大な利根川の景色に浸って爽快な気分だった。
仕方なく岸辺まで護岸で固められた下総豊里駅近くに行って竿を出す。 遠くに「利根かもめ大橋」が見えている。
小一時間近くすると幾分汐が満ちてきて、下総橘の釣り場に戻った。 船着場の先の、芦原の尽きた所がお気に入りの釣り場だ。
対岸に目をやると、波崎町の風力発電のプロペラがよく見える。
上流は「利根川大橋」や対岸の神栖市の鹿島臨海工業地帯にかけての風景が広がっている。
下流の背後に見えるのは銚子市の風力発電のプロペラ。 この辺りは風力発電のメッカのようだ!
ところでハゼの釣果はというと、10cm前後が6匹のみ。 それでも久しぶりに雄大な利根川の景色に浸って爽快な気分だった。
2009年8月19日水曜日
里山の珍しい夏草
今朝、町の野草分布を調査している人から珍しい花の情報を得た。
この写真、その花を求めてやって来た町外れの北総台地。 目指すは畑地の奥の里山なのだ。
農道を歩いていると足元に小さな花を付けた雑草がびっしり生えていた。 江戸末期に渡来したという熱帯アメリカ原産のツルナ科ザクロソウ属の「クルマバザクロソウ」だ。
畑を抜けて夏草が生い茂る里山の縁に来ると、 側らの草むらに咲く今年最初のこの「カントウヨメナ」に出会った。
この白い花も目に入る。 見るとこれも今年初の「センニンソウ」だ!
杉林の中のこの小径、谷津田に下る里山への小径。
小径を行くと、薮の中に家が見えた。 こんな凄い薮に家とは?・・とよく見ると屋根に穴が明いている! 廃屋の屋根なのだ。
やがて薄暗い里山の中の坂道になる。 最初に出会ったのがこのユリ科ジャノヒゲ属の「ノシラン」だ! あまりに暗くてISO 3200の感度でやっとのことで撮った初対面のこの花、意外にも図鑑には海岸近くの森に生えると書いてある。
このラン科シュスラン属の「ミヤマウズラ」も見つかった! これもフラッシュを使うと不自然になるのでISO 3200の感度で撮ってみた。
このセリ科の小さな花も咲いている。 線香花火のように咲いているこの花はどこか「ヤブニンジン」に似ているが葉の形は人参のような細かい切れ込みが無いので全く違う。 図鑑で調べたらどうやらセリ科カノツメソウ属の「カノツメソウ」(鹿の爪草)のようだ。 そういえば里山でよく見かけるのはこの花だったのか!・・・と納得。
この写真、その花を求めてやって来た町外れの北総台地。 目指すは畑地の奥の里山なのだ。
農道を歩いていると足元に小さな花を付けた雑草がびっしり生えていた。 江戸末期に渡来したという熱帯アメリカ原産のツルナ科ザクロソウ属の「クルマバザクロソウ」だ。
畑を抜けて夏草が生い茂る里山の縁に来ると、 側らの草むらに咲く今年最初のこの「カントウヨメナ」に出会った。
この白い花も目に入る。 見るとこれも今年初の「センニンソウ」だ!
杉林の中のこの小径、谷津田に下る里山への小径。
小径を行くと、薮の中に家が見えた。 こんな凄い薮に家とは?・・とよく見ると屋根に穴が明いている! 廃屋の屋根なのだ。
やがて薄暗い里山の中の坂道になる。 最初に出会ったのがこのユリ科ジャノヒゲ属の「ノシラン」だ! あまりに暗くてISO 3200の感度でやっとのことで撮った初対面のこの花、意外にも図鑑には海岸近くの森に生えると書いてある。
このラン科シュスラン属の「ミヤマウズラ」も見つかった! これもフラッシュを使うと不自然になるのでISO 3200の感度で撮ってみた。
このセリ科の小さな花も咲いている。 線香花火のように咲いているこの花はどこか「ヤブニンジン」に似ているが葉の形は人参のような細かい切れ込みが無いので全く違う。 図鑑で調べたらどうやらセリ科カノツメソウ属の「カノツメソウ」(鹿の爪草)のようだ。 そういえば里山でよく見かけるのはこの花だったのか!・・・と納得。
2009年8月12日水曜日
成東の湿原
今日は台風一過の爽やかな天気になったので、国の天然記念物の「成東食虫植物群落地」の草花を見に行くことにした。
湿原の周囲の田園地帯は稲の穂が垂れ始めている。
最初に目に入ったのはこの「コバギボウシ」
管理棟で記帳を済ませ湿原の木道を行くと、辺りはこの「タカトウダイ」の花盛りだ!
一際明るく「オミナエシ」も咲き出している。 この花を見ると湿原は既に秋の気配を感じさせる。
「オトギリソウ」が咲いている!
草むらに米粒のように小さな花が見える。 湿地に生える「ホザキノミミカキグサ」という植物だという。 木道からこんな小さな花を撮るのは難しい。
食虫植物の「ナガバノイチモチソウ」の花も咲いている!
お目当ての「コオニユリ」の花が咲いていた! 今年は見に来るのが遅かったのでもう最後の花のようだ。
「ツリガネニンジン」が咲き出している! 湿原は確かに秋の気配だ。
小さなマメ科の花も咲いている。 「ツルマメ」の花だ。
この「イヌゴマ」の花も咲いていた。 昔は群れて咲いていたのに、ほんの数株しか姿が見えない。
奥の湿原に入って木道の周囲に目を凝らしていたら、この小さな「コモウセンゴケ」の花を見つけた! 可愛い花だが小さ過ぎて撮るのが容易じゃない。
小さな鈴のような花を見つけた。 始めて見るこの花、側らの立て札に「ヒナノカンザシ」と書いてあった。 なんとも優雅な名前である。
このカタツムリのように丸まった黄色い花は「ノアズキ」だ! この草も昔は随分多かったように思うのだが・・・。
「カワラナデシコ」も咲いていた! この花が咲いていると辺りが華やかに見えてくる。
この時期「タヌキマメ」が咲き始めているかも・・・といつも群生する場所に行って探してみると、蕾を一杯つけた株を見つけた。 花は未だこれから。 この草もどういう訳か昔のように多くは無い。
蒲の穂がある! 蒲にもいろいろ種類があるようだが、ここのは「ヒメガマ」と言う種類だそうだ。
「ワレモコウ」も見つけた! この湿原、やっぱり秋が近いようだ。
「ヌマトラノオ」も未だ咲いている。 最後の花だろう。
湿原の周囲の田園地帯は稲の穂が垂れ始めている。
最初に目に入ったのはこの「コバギボウシ」
管理棟で記帳を済ませ湿原の木道を行くと、辺りはこの「タカトウダイ」の花盛りだ!
一際明るく「オミナエシ」も咲き出している。 この花を見ると湿原は既に秋の気配を感じさせる。
「オトギリソウ」が咲いている!
草むらに米粒のように小さな花が見える。 湿地に生える「ホザキノミミカキグサ」という植物だという。 木道からこんな小さな花を撮るのは難しい。
食虫植物の「ナガバノイチモチソウ」の花も咲いている!
お目当ての「コオニユリ」の花が咲いていた! 今年は見に来るのが遅かったのでもう最後の花のようだ。
「ツリガネニンジン」が咲き出している! 湿原は確かに秋の気配だ。
小さなマメ科の花も咲いている。 「ツルマメ」の花だ。
この「イヌゴマ」の花も咲いていた。 昔は群れて咲いていたのに、ほんの数株しか姿が見えない。
奥の湿原に入って木道の周囲に目を凝らしていたら、この小さな「コモウセンゴケ」の花を見つけた! 可愛い花だが小さ過ぎて撮るのが容易じゃない。
小さな鈴のような花を見つけた。 始めて見るこの花、側らの立て札に「ヒナノカンザシ」と書いてあった。 なんとも優雅な名前である。
このカタツムリのように丸まった黄色い花は「ノアズキ」だ! この草も昔は随分多かったように思うのだが・・・。
「カワラナデシコ」も咲いていた! この花が咲いていると辺りが華やかに見えてくる。
この時期「タヌキマメ」が咲き始めているかも・・・といつも群生する場所に行って探してみると、蕾を一杯つけた株を見つけた。 花は未だこれから。 この草もどういう訳か昔のように多くは無い。
蒲の穂がある! 蒲にもいろいろ種類があるようだが、ここのは「ヒメガマ」と言う種類だそうだ。
「ワレモコウ」も見つけた! この湿原、やっぱり秋が近いようだ。
「ヌマトラノオ」も未だ咲いている。 最後の花だろう。