2008年4月30日水曜日

ヤマフジが咲き出した!

いよいよ今日で4月も終わり、 今年は春の最盛期を病棟の中で過したせいか、季節が駆け足で通り過ぎてしまったようでなんとなく物足りない気分。 でも明日から5月、となるともうそろそろヤマフジが咲き出してるかも・・と気になりだして早速探しに行くことにした。
途中、既に田植えが終わった田圃の畦に餌を狙う白鷺の姿があった。
側らの畦の草むらを見ると、ナガミヒナゲシが咲いている。 ヨーロッパからやって来て猛烈な勢いで各地に広まったこの花、我が家周辺の畑や空き地とは違ってこんな所で咲いているのを見るとなんとなく新鮮に見えてくる。
田圃を抜け、里山の縁を行くと高い杉の樹の梢に絡まったヤマフジを発見、 未だ咲き出したばかりのようだが望遠レンズで撮ってみた。 



フジの花が見れるということは里山が放置されて荒れている証拠、この花を楽しんでいて良いのか悪いのか・・。
更に行くと今度はコナラの樹に絡んだ藤を見つけた。 毎年この時期は大木に絡んで滝のように咲き連なるフジの花を求めて里山巡りをするのが楽しみである。
ふと、里山の縁に紫の小さな花が咲いているのが目に入った。 ホタルカズラだ! そういえば里山のこの時期はこの花の最盛期でもあったのだ!

2008年4月29日火曜日

公園の常連さん

朝からの爽やかな良い天気に誘われて幼児のはしゃぐ声がする目の前の公園に出かけてみた。 この時期一斉に咲きだす草花に会いたくなったがらである。 
公園に入ると辺りはコメツブツメクサの1cmもない小さな黄色い花の絨毯だ。 普段はあまり目に留まらないこの花、この時期気をつけて見るとこの花はいたるところにはびこっているのには驚かされる。
側らの草むらには先端に小さな花を付けた草が生えている。 5mm位しかないこの花はタチイヌノフグリだ! この花も普段は殆ど咲いてることに気がつかないのだが、時折探してみると直ぐみつかるこの時期の常連さんだ。
この時期はタンポポも多い。 そこら中に生えているこの花、圧倒的勢力を誇るセイヨウタンポポの中に、よく見ると在来種のカントウタンポポも咲いている! ひいき目かもしれないがやっぱりこの方が気品があると思ふのだが・・・。
あちこちに好きなカラスノエンドウも咲いている! この時期は何処を歩いてもこの花に出会わないことは無いのだが、その度にカメラを向けたくなるほど好きなのだ。
ふと、線路際で白い花を付けた小さな木が目に入った。 ユキヤナギの時期は終わってるし、何だろう・・と見てみると、それはコデマリの花だった。(ほんとはイワガサらしい)
もうこの花が咲く季節なんだ!

2008年4月28日月曜日

我が家の可愛い住人

我が家は北総台地に広がる里山を開発して宅地化した場所、お陰で越してきた30年前の庭には山野草が自然に生えてきて四季を通じて草むしりが欠かせなかった。 
そんな庭には春暖かくなると毎年のようにトカゲや蛇が姿を現した。 だが、蛇の方は10年くらい前にカーポートで痩せこけてミイラ化していた姿を見たのが最後だった。 全部合わせても10坪も無いような小さな庭では蛇が生きてゆくだけの食料は得られなかったのだろう。 
一方トカゲの方は毎年のように姿を現している。 これは日本中何処にでもいるニホンカナヘビというトカゲ、よく見るとつぶらな瞳がほんとに可愛い。 
今日も子供のトカゲが2匹いるのを見かけたが、一匹は花壇の茂みの中に入り込み、もう一匹は陽が当るコンクリートの上でじーと日向ぼこをしていた。 
コオロギや蜘蛛や青虫などの小さな虫を食べるこのトカゲのために、我が家では害虫駆除の薬剤散布はしないことにして可愛がっている。

2008年4月27日日曜日

これから咲く花は・・

今日も午前中は雨模様、季節の変わり目のこの時期に咲く草花は何かなあ・・と思いながら庭を眺めていた。
午後になったら雨が上がって陽が射して来たので玄関を出てみると、
路地の植え込みのミヤコワスレが咲き始めていた。
そういえば毎年のように撮っているタツナミソウはどうかなあ・・としゃがみこんで覗いてみると、あの上品な薄紫の花が咲き始めている! でもこれが咲き揃うのはもう少し先のようだ。
植木鉢のヒメウツギも咲き始めている。 初夏真っ先に咲き始めるこの花、もう一週間もすると満開になりそうだ!
何やらプランターの中にひょろひょろっと伸びたか細い草に小さな紫の花、なんとこんな所にマツバウンランが咲いていたのだ!
確か7-8年前にJRの線路際で始めて出会ったこの花、北アメリカ原産ゴマノハグサ科の帰化植物で「関西で繁殖している」とインターネットに紹介されていた。 だがもうその時は既に千葉の我が家周辺にまで分布を広げていた のだからその強靭な繁殖力に驚いたことを思い出す。

 それにしてもこの小さな花は可憐で美しい。

2008年4月26日土曜日

菜種梅雨

久しぶりに昨日お陽様が顔を出したと思ったのにもう今日は雲の中。 午後になったら又雨が落ちてきた。 ほんとによく降る! 

退屈しのぎに庭を見ていたら、先日来咲き続けているアマナの花が何だか見るたびに花の数が増えているような気がする。 このj花、朝咲きだして昼頃まで咲き続け、午後になったら一斉に花をつぼめることに最近気がついた。
窓際の鉢の中でコエビソウが未だ一つだけ花を付けている。 2月ごろが最盛期だったような気がするこの花、気の毒だがやっぱり時期外れに見ても今一感動がないというものだ。
オダマキが咲いている! あの大好きなブルーのミヤマオダマキだったら嬉しいのに、これはセイヨウオダマキだ。 それにしても変わった形の花ではある。
茂ったフリージアの藪の中で鉢植えのエビネランが咲いていた。 我が家の環境はこの植物には合っていないのかなかなか花を咲かせてくれないのだが、どういう加減か今年は立派に花を咲かせてくれて嬉しい限り。
滅多に咲かないだけによく見たことが無いエビネラン、記念にクローズアップで撮ってみた。

2008年4月25日金曜日

風薫る里山

先日、ウワミズザクラが咲き始めたのを目にした。 この花を見に行かねば・・と思っていても、この時期は例年天気が良くないことが多くて見損なうことがしばしば。 今日は午後になってようやく陽光が射してきたので近くの谷津田に行ってみた。
田圃は既に水が張られてもう直ぐ田植えが始まりそうだ。

萌黄色が心地良い里山の縁を歩く。
桜の花が終わって間もなく咲き出し、あっという間に終わってしまうウワミズザクラだが、今年は運よくちょうど満開に近かい絶好のタイミングに出くわした。 この花、里山に初夏の到来が近いことを告げるているようだ。
里山の縁のあちこちにニワトコの花も咲き出している。 そういえばこの花が咲く季節だったっけなあ・・と感慨を覚える。
木陰の小径の側らに小さな花、見るとジロボウエンゴサクの群れだった。 春先に今年最初に出会って以来久しぶりだ!
日向の草むらにも似たような紫の花が咲いている。 こちらは大好きなムラサキケマンの花だ!









リハビリを兼ねて久しぶりに歩いた。 ちょっと目を放していた間に野山はもう春を通り過ぎて初夏の準備に入ろうとしているようだ。

2008年4月23日水曜日

新緑に浸る

今日は朝から心地良い天気、今頃はどんな花が咲くんだったかなあ・・と去年のアルバムを見返したところ、房総風土記の丘のフデリンドウが14日に咲いていた。  今日はもう23日、気がつくのが遅かったかなあ・・と急いで房総風土記の丘に行ってみた。
園内を行くと、緑滴る雑木林が何とも心地良い。
資料館の近くの古墳の周囲も何とものどかな雰囲気だ。
タンポポが群れて咲いている。 これは珍しい! 西洋種ではなく日本在来種のカントウタンポポだと分かって嬉しくなる。
お目当てのフデリンドウが咲く場所に行ってみると、なんとカメラマンの団体さんが草むらのあちこちにしゃがみこんで撮っている最中。 
ということは見頃なんだ! と覗き込むと、なるほど小さな花が点々と咲いている!
何処か気高くしかも可愛いフデリンドウ、毎年この花に会うと嬉しくなる。

2008年4月18日金曜日

春の嵐に咲く庭の花

華やかな春の終わりを告げるのか、昨晩から低気圧の接近で激しい雨と風が続いている
こんな日はどうすることも出来ずに暗い庭を眺めるしかない。
昼過ぎになって一時雨が上がって幾分空が明るくなったので外に出て家の裏手を覗いてみると、
なんとシロヤマブキの花が咲き出していた! もうこの花が咲く季節なんだ。
そういえばあの絵筆のような新芽が出ていたアマドコロは・・と見てみると、何とこちらも既に可愛い花をぶら下げているではないか!  それにしてもなんて季節の進むのは早いんだろう・・と驚嘆してしまう。
それならホウチャクソウはどうだろう・・とあちこちにはびこって芽を出していたこの雑草を見てみると、やっぱりこちらも蕾を付けている。 
ということはもうこの辺りの里山周辺はホウチャクソウの天下になっているに違いないなあ・・。
椿の樹の根元に生えた小さな草に白い花が咲いているのが目に入った。 おやっと思って目を凝らすとそれはチゴユリの花だった。 
年々数が減ってきて今年は咲くのかどうか・・と何時も気が気でないのだが、今年もこの可愛い花が咲いてくれてほんとに嬉しかった。

2008年4月17日木曜日

終盤近い春の花

今日は午後になったら天気が崩れるとの予報、カメラ遊びは午前中に・・と、そろそろ春の花が終盤を迎えた庭に出る。
そういえばモミジの樹の小さな蕾はどうなったかと覗き込むと、既に小さな蕾の中から蘂が飛び出していた。
側らに置いてある植木鉢に何時の間に咲いたのか白い花が目に入る。 見るとそれはアマナだ! 
最近は野山を歩いていても滅多に出会うことの無いこの花、花屋さんで買って育てたのを眺めて懐かしむしかなくなったのは寂しい限り。
家の壁際の狭い場所に植わっているツツジも花が咲き出していた。 ツツジは園芸種が多くていろいろ名前があるようだが、これは“アケボノ”って言う種類のようである。
フェンス際に置いてある鉢に見かけぬ花が咲いていた。 これは一体何だろう・・と奥方に聞いてみると、「シラユキゲシ」というんだそうだ。 園芸仲間の友達から断りきれずに貰ったという見かけぬ花が我が家には結構多い。







そういえば、もう何年も前からこの時期に咲いているオオイヌノフグリを一回り大きくしたような花があることを思い出した。
その花は今年も鉢の中で咲いていた。 
この花は何だろうと思い続けていたが、今日偶然この花をネットで見つけた。 それは中央アジア原産ゴマノハグサ科クワガタソウ属の「ベロニカオックスフォード」という園芸種だった。

2008年4月16日水曜日

佐倉のチューリップ祭り

今朝も昨日に引き続いてポカポカ陽気、今日から西印旛沼湖畔の佐倉ふるさと広場でチューリップ祭りが始まるというので混まないうちに一家揃って出掛けてみることにした。
既に数十台の車が並ぶ竜神橋近くの田圃に設けられた特設駐車場に車を止めて、祭りの準備でごった返す会場に入ると、一面に広がる色とりどりのチューリップが目に飛び込んできた。
風車の方から湖畔の風に乗って吹奏楽の音が聞こえてくる。 佐倉の高校生が演奏しているようだ。
確か去年は来なかったから何だか久しぶりに見に来た感じだが、チューリップ畑が遠くの湖畔まで広がっていてだいぶ規模が大きくなったような気がする。
中ほどまで行って眺めてみると、 なるほど菜の花畑の先の随分遠くまでチューリップ畑が広がっている!
これくらい広いと確かに見応えがある。
今日はこれから見物客も増えて来そうだ。 それを当てこんでか、祭りに欠かせない屋台も準備万端怠り無いようだ!

2008年4月15日火曜日

甚兵衛公園の菜の花畑

今日はほんとに暖かかった。 もう5月の陽気のようだ。
こんな日は家でリハビリはつまらないから何処かへ行ってみたいなあ・・と考えて北印旛沼の甚兵衛公園に行ってみることにした。

萌えだした木々の緑に軽い目まいを感じながら田舎道を車で行く。 甚兵衛公園に着いて早速目に入ったのは萌黄色の若葉が心地良い柳の樹だ。
側らの桜の樹はもう既に葉桜になっている。
その先にピンクの花を付けた樹がある。 ヤエザクラだ!
足元の草むらに小さな花、見るとそれはカラスノエンドウだ! 大好きなこの花、だいぶ遅れたが今年最初の対面に嬉しくなる。
菜の花畑は既に満開になっていた。 辺りに甘い蜂蜜の香りが漂っている。 毎年のようにこの菜の花を眺めに来ているが、今年もなんとか見に来ることが出来てほんとに良かった!