今にも咲き始めるかと思わせる桜の花は、気温が低い日が続いて開花が遅れている。
朝から青空が広がって気持ちよい陽気になったので山武町・長光寺時の枝垂桜の様子を見に行きがてら、千葉市郊外・泉自然公園のカタクリ見物に出かけてみた。
長光寺の枝垂桜の老木は、この辺りのソメイヨシノより幾分開花が早い。 行ってみると梢は既にピンク色に染まっていた。
でも枝垂れた枝先は未だほとんど蕾だけだった。
長光寺を後に、泉自然公園へと向った。 驚いたことに広い駐車所は車で一杯。 春休みだからだろうか・・・。
早速カタクリが群生する斜面に行ってみたらもう大分咲き揃っていた。
毎年数輪しか見ることの出来ないイチリンソウもいつもの場所に咲いていた。
早起きしてヤマセミを撮ってきたという友人にバッタリ出会ってびっくり。 以前にもここで出会ったことがあるので偶然が偶然でないのかなあ・・と思ってしまう。
里山の自然を生かしたこの公園の遊歩道脇の藪椿が綺麗だった。
2005年3月31日木曜日
2005年3月30日水曜日
この時期庭に咲いている花達
今日、発注していおいた60mmのマクロレンズが届いた。 草花を撮ることが多いのでマクロレンズが欲しかったのだが、今月になって価格も手ごろで使い勝手の良さそうなのが新発売されたからである。
早速庭に咲いているバイモやハナニラの花を撮ってみた。
珍しくもないこれらの花がどちらもユリ科の植物だとは知らなかった。 バイモは中国原産で、
ハナニラはアルゼンチンが原産地なのだということも知らなかった。
スノーフレークも撮ってみた。 この花はヨーロッパ中・南部の原産で、ヒガンバナ科の植物なんだとは想像もつかなかった。
次に家の裏の日当たりの悪い所でフッキソウが咲いているのを見つけて撮ってみた。 一年中蒼い葉を茂らせているこのツゲ科の植物だが今頃花が咲かせるとは今まで気がつかなかった。 この花は雌雄同株で花ビラは無い。 上部に4つの角を出して咲いてるのが雄花で最下部の二股になってるのが雌花なんだそうだ。 いつも見慣れている花でも結構知らないことが多いものだ。
早速庭に咲いているバイモやハナニラの花を撮ってみた。
珍しくもないこれらの花がどちらもユリ科の植物だとは知らなかった。 バイモは中国原産で、
ハナニラはアルゼンチンが原産地なのだということも知らなかった。
スノーフレークも撮ってみた。 この花はヨーロッパ中・南部の原産で、ヒガンバナ科の植物なんだとは想像もつかなかった。
次に家の裏の日当たりの悪い所でフッキソウが咲いているのを見つけて撮ってみた。 一年中蒼い葉を茂らせているこのツゲ科の植物だが今頃花が咲かせるとは今まで気がつかなかった。 この花は雌雄同株で花ビラは無い。 上部に4つの角を出して咲いてるのが雄花で最下部の二股になってるのが雌花なんだそうだ。 いつも見慣れている花でも結構知らないことが多いものだ。
2005年3月27日日曜日
コブシの大木
我が町は、北印旛沼と西印旛沼に挟まれた広大な干拓田の東側の台地にあり、大小様々な谷津が入り組んでいる。 そして谷津の入り組む台地の縁の斜面には杉や竹、雑木等が茂った里山になっている。 台地の上はというと、駅周辺の住宅街を除いてほとんど麦や野菜やピーナッツの畑が広がるのどかな田舎なのである。
気温が一気に上昇し車の窓から風を入れると心地良くなったこの日、里山のカタクリの開花状況が気になっていってみることにした。
谷津田の奥に来て山の斜面を眺めてみたがカタクリの葉の緑が前より増えてはいるけれど花の色は確認出来ない。
近くに行って見ると蕾はそこここに沢山出ているのだが咲いているのは見当たらない。
里山の縁に沿って斜面に目を凝らしながら歩いてみた。 15cm位に育ったキツネノカミソリの瑞々しい若葉があちこちに出ている。 小さなモミジのような形をしたトリカブトの若葉も出ている。
足元にもカタクリの蕾が出ている。 それを除けながら歩いていると先のほうにピンクの花が咲いてるのが目に入った。
カタクリが咲いていたのだ。 やっと見つけた今年最初の一輪だった。
木々に囲まれた山の斜面の農家の脇の竹林を抜けて台地の上に出た。 そこは明るい広々とした畑になっている。 畑の脇は春の草花が咲き誇っている。 未だオオイヌノフグリやホトケノザの天下である。
好きなホトケノザを見るとつい写真を撮りたくなるので撮ってみた。
この広大な畑の外れにコブシの大木があることを思い出した。 我が町では一番最初に咲き始めるこのコブシ、きっともう咲き始めたかもしれない・・と期待が膨らむ。
彼方に望んだこのコブシ、確かに白く染まっていることが分かった。
早速近くまで行ってみた。 大きすぎて近くでは写真が撮れないので、50mくらい離れて撮ったのがこの写真。 この樹は雑木林を切り開いて作られた夏期だけの仮設駐車場の中に立っていて、何時までここに居られるのか気がかりなコブシなのである。
気温が一気に上昇し車の窓から風を入れると心地良くなったこの日、里山のカタクリの開花状況が気になっていってみることにした。
谷津田の奥に来て山の斜面を眺めてみたがカタクリの葉の緑が前より増えてはいるけれど花の色は確認出来ない。
近くに行って見ると蕾はそこここに沢山出ているのだが咲いているのは見当たらない。
里山の縁に沿って斜面に目を凝らしながら歩いてみた。 15cm位に育ったキツネノカミソリの瑞々しい若葉があちこちに出ている。 小さなモミジのような形をしたトリカブトの若葉も出ている。
足元にもカタクリの蕾が出ている。 それを除けながら歩いていると先のほうにピンクの花が咲いてるのが目に入った。
カタクリが咲いていたのだ。 やっと見つけた今年最初の一輪だった。
木々に囲まれた山の斜面の農家の脇の竹林を抜けて台地の上に出た。 そこは明るい広々とした畑になっている。 畑の脇は春の草花が咲き誇っている。 未だオオイヌノフグリやホトケノザの天下である。
好きなホトケノザを見るとつい写真を撮りたくなるので撮ってみた。
この広大な畑の外れにコブシの大木があることを思い出した。 我が町では一番最初に咲き始めるこのコブシ、きっともう咲き始めたかもしれない・・と期待が膨らむ。
彼方に望んだこのコブシ、確かに白く染まっていることが分かった。
早速近くまで行ってみた。 大きすぎて近くでは写真が撮れないので、50mくらい離れて撮ったのがこの写真。 この樹は雑木林を切り開いて作られた夏期だけの仮設駐車場の中に立っていて、何時までここに居られるのか気がかりなコブシなのである。
2005年3月26日土曜日
爽やかな春の日向
今日は昨日とうって変わって穏やかな春日和となったので、先日見てきた甚兵衛公園の菜の花畑にお袋を連れていった。
印旛沼を渡る風は未だ幾分冷たかったが、強くなった春の陽射しを受けて一面に咲き揃った菜の花が輝いていた。 甘い香りが漂う畑の中を花から花へとミツバチが飛び交っている。
房総風土記の丘は今頃何の花が咲いてるだろう・・と思い出そうと思ったが出てこないのでともかく足を延ばして行ってみることにした。
資料館の前に車を停めて眺めてみると薄い黄緑色に染まったこんもりとした樹が目に入った。 トサミズキだ!と直ぐ分かった。 そういえば春先この花が咲くんだったなあ・・と思い出す。
印旛沼を渡る風は未だ幾分冷たかったが、強くなった春の陽射しを受けて一面に咲き揃った菜の花が輝いていた。 甘い香りが漂う畑の中を花から花へとミツバチが飛び交っている。
房総風土記の丘は今頃何の花が咲いてるだろう・・と思い出そうと思ったが出てこないのでともかく足を延ばして行ってみることにした。
資料館の前に車を停めて眺めてみると薄い黄緑色に染まったこんもりとした樹が目に入った。 トサミズキだ!と直ぐ分かった。 そういえば春先この花が咲くんだったなあ・・と思い出す。
2005年3月25日金曜日
ボケの花が眩しい!
昨晩から強風が唸っていた。 ところが朝、窓を開けると空気は冷たいが眩いばかりの青空が広がっている! 折角の天気だがこう風が強くてはどうしょうもないなあ・・と散歩に出かけるのは諦める。咲き揃ってきた庭のボケの花に一段と強さを増した春の陽が降り注いでいる。
2005年3月24日木曜日
カタクリの季節
昨日の雨も上がり、曇ってはいたが時折薄日が射す日和の今日、そろそろ佐倉市の川村美術館の庭園にも河津桜やカタクリが咲き出したに違いないと訪れてみた。
駐車場から歩き出すと直ぐに美術館入口近くに植えてあるコブシが既に花を付けているのが目に入った。
池の辺にあるお目当ての河津桜ももう満開に近かった。 桜の花の色を見るとにわかに華やいだ気分になってくる。
この美術館の里山の自然を生かした庭園は、四季を通じて季節の旬を味わえる。 遊歩道脇の山の斜面のあちこちに、シュンランの花が顔を出していた。
ここのカタクリはこの辺りでは一番最初に咲き出すのできっと咲いているに違いないと、毎年訪れるカタクリの咲く林に行ってみた。
するとやっぱり、林のあちこちに可憐な花を咲かせていた。 いよいよこの季節が始まったのだ!
駐車場から歩き出すと直ぐに美術館入口近くに植えてあるコブシが既に花を付けているのが目に入った。
池の辺にあるお目当ての河津桜ももう満開に近かった。 桜の花の色を見るとにわかに華やいだ気分になってくる。
この美術館の里山の自然を生かした庭園は、四季を通じて季節の旬を味わえる。 遊歩道脇の山の斜面のあちこちに、シュンランの花が顔を出していた。
ここのカタクリはこの辺りでは一番最初に咲き出すのできっと咲いているに違いないと、毎年訪れるカタクリの咲く林に行ってみた。
するとやっぱり、林のあちこちに可憐な花を咲かせていた。 いよいよこの季節が始まったのだ!
2005年3月21日月曜日
甚兵衛渡しの菜の花
今日は昨日とうって変わって風も穏やかで暖かい。 ふと、例年4月に入ってから見頃を迎える成田市の「甚兵衛公園」の菜の花は今年は何時頃見頃になるだろうかなあ・・・と気になリ始めたので早速見に行ってみることにした。
中央水路脇の農道を行き北印旛沼の辺にやってくると、
春霞の彼方に義民「佐倉宗吾」を助け自ら命を絶った「甚兵衛」を祭る森が望まれた。 この森の下に菜の花畑は広がっているのだが・・・。
遠い昔、義民「佐倉宗吾」が江戸に直訴に向った時に渡ったという対岸の吉高郷もけだるい春霞の彼方に見えている。
甚兵衛公園に来てみると、なんとすでに森の下から印旛沼の土手まで菜の花の黄色で埋まっていた。 今年は例年より開花が早い。
畑の中に入ると、辺りは菜の花の甘い香りで満ちていた。
中央水路脇の農道を行き北印旛沼の辺にやってくると、
春霞の彼方に義民「佐倉宗吾」を助け自ら命を絶った「甚兵衛」を祭る森が望まれた。 この森の下に菜の花畑は広がっているのだが・・・。
遠い昔、義民「佐倉宗吾」が江戸に直訴に向った時に渡ったという対岸の吉高郷もけだるい春霞の彼方に見えている。
甚兵衛公園に来てみると、なんとすでに森の下から印旛沼の土手まで菜の花の黄色で埋まっていた。 今年は例年より開花が早い。
畑の中に入ると、辺りは菜の花の甘い香りで満ちていた。
甚兵衛渡しの菜の花
今日は昨日とうって変わって風も穏やかで暖かい。 ふと、例年4月に入ってから見頃を迎える成田市の「甚兵衛渡し」の菜の花は今年は何時頃見頃になるだろうかなあ・・・と気になリ始めたので早速見に行ってみることにした。
中央水路脇の農道を行き北印旛沼の辺にやってくると、春霞の彼方に義民「佐倉宗吾」を助け自ら命を絶った「甚兵衛」を祭る森が望まれた。 この森の下に菜の花畑は広がっているのだが・・・。
遠い昔、義民「佐倉宗吾」が江戸に直訴に向った時に渡ったという対岸の吉高郷もけだるい春霞の彼方に見えている。
甚兵衛渡しの森に来てみると、なんとすでに森の下から印旛沼の土手まで菜の花の黄色で埋まっていた。 今年は例年より開花が早い。
畑の中に入ると、辺りは菜の花の甘い香りで満ちていた。
中央水路脇の農道を行き北印旛沼の辺にやってくると、春霞の彼方に義民「佐倉宗吾」を助け自ら命を絶った「甚兵衛」を祭る森が望まれた。 この森の下に菜の花畑は広がっているのだが・・・。
遠い昔、義民「佐倉宗吾」が江戸に直訴に向った時に渡ったという対岸の吉高郷もけだるい春霞の彼方に見えている。
甚兵衛渡しの森に来てみると、なんとすでに森の下から印旛沼の土手まで菜の花の黄色で埋まっていた。 今年は例年より開花が早い。
畑の中に入ると、辺りは菜の花の甘い香りで満ちていた。
2005年3月18日金曜日
春の息吹き
今朝は暖かかった。 「春眠、暁を覚えず」とはよく言ったもので、お蔭ですっかり寝坊してしまった。 昨日床に着くのが遅かったこともあるのだが、うとうととする春の朝はほんとに心地良い。
こんな日に家にじっとしていることはない!・・とばがり、カメラ片手に辺りの散策に出掛けた。
春になるとキブシの花が見られる近くの林に行ってみると、期待違わず咲き出したばかりの花を見つけた。 間違いなく春だ!
両側を高い木立に覆われた坂道を登って行くと農家があり、毎年楽しみにしているミツマタの花が咲いていた。
成田街道の旧道を横切り、町の小学校にやってきた。
この門の脇の柳の樹を見たくなったからである。 この柳は既に爽やかな黄緑色の新芽をつけて春の風に揺れていた。
小学校を過ぎると小径は再び木立に覆われた坂道になり、その先は印旛沼干拓田に続く谷津田が広がっている。
坂道の途中の山の斜面でスミレを見つけた。 これは今年初めて出会った記念すべきスミレだった。
こんな日に家にじっとしていることはない!・・とばがり、カメラ片手に辺りの散策に出掛けた。
春になるとキブシの花が見られる近くの林に行ってみると、期待違わず咲き出したばかりの花を見つけた。 間違いなく春だ!
両側を高い木立に覆われた坂道を登って行くと農家があり、毎年楽しみにしているミツマタの花が咲いていた。
成田街道の旧道を横切り、町の小学校にやってきた。
この門の脇の柳の樹を見たくなったからである。 この柳は既に爽やかな黄緑色の新芽をつけて春の風に揺れていた。
小学校を過ぎると小径は再び木立に覆われた坂道になり、その先は印旛沼干拓田に続く谷津田が広がっている。
坂道の途中の山の斜面でスミレを見つけた。 これは今年初めて出会った記念すべきスミレだった。
2005年3月14日月曜日
カタクリの蕾
今朝はあまりの天気の良さに春の田園散策に出掛けた。 ここ数日寒気が流れ込んで寒い日が続いて、今日も陽射しが眩いくらいだが風が冷たく手がかじかむ。
家並の外れでは、農業用水でカワセミを見つけたが橋の下なので暗くて撮れない。
田圃を抜けて北総台地へ続く木々に覆われた小径を行くと、木洩れ日に今盛りの藪椿が綺麗だった。
明るく開けた台地の畑の周囲はホトケノザがあちこちに咲いている。
野にちりばめた星のようなオオイヌノフグリも明るい陽射しを受けて輝いている。
谷津田に向う急な坂径の脇で10cmくらいに伸びたオドリコソウの若葉を見つけた。 5月に咲くこの花に期待しながら日陰の里山の淵に出た。 これからが楽しみなカタクリの郷なのだ。
目を凝らして歩いていたら所々にカタクリの葉が見える。 フキノトウもあった!
去年の今頃は蕾が沢山出てたのに今年は未だ未だのようだなあ・・・と思っていたら蕾を抱いた赤いカタクリの新芽を遂に見つけることが出来たのだった。
この分で行くと、今年の花の見ごろは今月末になりそうだ。
家並の外れでは、農業用水でカワセミを見つけたが橋の下なので暗くて撮れない。
田圃を抜けて北総台地へ続く木々に覆われた小径を行くと、木洩れ日に今盛りの藪椿が綺麗だった。
明るく開けた台地の畑の周囲はホトケノザがあちこちに咲いている。
野にちりばめた星のようなオオイヌノフグリも明るい陽射しを受けて輝いている。
谷津田に向う急な坂径の脇で10cmくらいに伸びたオドリコソウの若葉を見つけた。 5月に咲くこの花に期待しながら日陰の里山の淵に出た。 これからが楽しみなカタクリの郷なのだ。
目を凝らして歩いていたら所々にカタクリの葉が見える。 フキノトウもあった!
去年の今頃は蕾が沢山出てたのに今年は未だ未だのようだなあ・・・と思っていたら蕾を抱いた赤いカタクリの新芽を遂に見つけることが出来たのだった。
この分で行くと、今年の花の見ごろは今月末になりそうだ。
2005年3月12日土曜日
サンシュユがようやく見頃に
今朝、2週間ぶりに西印旛沼の辺の師戸城址を訪れた。 暖かい日が続いてここのサンシュユも見ごろになったに違いないと思ったからである。
雨上りの師戸城址はまだしっとりと濡れていて、未だ人影もまばらな園内では鶯が鳴いていた。 まだたどたどしい鳴き声だが、今年最初のこの声に嬉しくなる。
梅林を過ぎて城跡の一番奥に向かうと、サンシュユが遠目にも黄ばんで見えていた。
サンシュユのぼうぼうと伸ばした枝には小さな黄色い花がびっしりと付いていた。 近くで見ると未だ咲き出したばかりのようだ。
それにしても東京のサンシュユの花の便りをみてから2週間近くになるんだから、隣の県とは言ってもやっぱり田舎は寒いのかもしれない。
雨上りの師戸城址はまだしっとりと濡れていて、未だ人影もまばらな園内では鶯が鳴いていた。 まだたどたどしい鳴き声だが、今年最初のこの声に嬉しくなる。
梅林を過ぎて城跡の一番奥に向かうと、サンシュユが遠目にも黄ばんで見えていた。
サンシュユのぼうぼうと伸ばした枝には小さな黄色い花がびっしりと付いていた。 近くで見ると未だ咲き出したばかりのようだ。
それにしても東京のサンシュユの花の便りをみてから2週間近くになるんだから、隣の県とは言ってもやっぱり田舎は寒いのかもしれない。
2005年3月11日金曜日
コエビソウ
今日は雨。 春の雨はどうもけだるくていけない。 家にじっとしてると眠気がさしてきてそのまま老いぼれて行ってしまいそうな気がする。
ふと窓辺を見ると、そこに置いてある鉢に見慣れぬ花が咲いていた。
どことなくスイカズラの花に似ているが、花の付け根附近の葉の色や感じがヒメオドリコソウに似ているような気もする。 聞いたらこれはコエビソウというのだそうだ。 花の咲いてる姿が小エビに似てるところから名が付いたらしい。
早速植物図鑑を調べてみた。 日本名で「コエビソウ」、学名「ベロペローネ属の・・・」と確かに記載されていた。 これはキツネノマゴ科でメキシコ原産だそうだ。 2m近くに育つ蔓性植物で、1年中何度も花を咲かせるところから各地の温室で栽培されていると書いてあるから珍しくも無いのだろうが、これを見るのは初めてのような気がする。 世の中にはいろんな変わった花があるものだ。
ふと窓辺を見ると、そこに置いてある鉢に見慣れぬ花が咲いていた。
どことなくスイカズラの花に似ているが、花の付け根附近の葉の色や感じがヒメオドリコソウに似ているような気もする。 聞いたらこれはコエビソウというのだそうだ。 花の咲いてる姿が小エビに似てるところから名が付いたらしい。
早速植物図鑑を調べてみた。 日本名で「コエビソウ」、学名「ベロペローネ属の・・・」と確かに記載されていた。 これはキツネノマゴ科でメキシコ原産だそうだ。 2m近くに育つ蔓性植物で、1年中何度も花を咲かせるところから各地の温室で栽培されていると書いてあるから珍しくも無いのだろうが、これを見るのは初めてのような気がする。 世の中にはいろんな変わった花があるものだ。
2005年3月10日木曜日
佐倉城址の梅の花
今日は午前中は曇っていたが、午後になると陽が射してきて比較的暖かかったので、いつも家に閉じ篭ってばかりいる足の弱ったお袋を佐倉城址の梅の花見に連れてゆくことにした。
ここ数日暖かい日が続いていたのでもしかすると花はお仕舞いかと思ったが、行ってみるとまだまだ綺麗に咲いていて、辺りに良い香をりを漂わせお袋を喜ばせてくれた。
ここの梅林も咲き出したのは早かったが、その後寒い日が続いたお蔭で長く咲き続け、この前来た時とあまり変わっていないように見える。
早く咲き出した紅梅も未だ 綺麗で、当分このまま咲き続きそうに見える。
梅の樹の中をメジロが花を巡って飛び交っていた。 なかなかじっとしてなくて、カメラで追いかけても直ぐ見えなくなる。 この写真、何回かシャッターを切った中でかろうじて写っていた貴重な一枚。
お袋が見たいと言っていたここの河津桜が咲き出していた。 未だ数年前に植えられたばかりの幼木は花も蕾も少ないのだが、この花の色を見るとやはり嬉しい。 見応えあるようになるには後何年くらい掛かるのだろうか・・・。
ここ数日暖かい日が続いていたのでもしかすると花はお仕舞いかと思ったが、行ってみるとまだまだ綺麗に咲いていて、辺りに良い香をりを漂わせお袋を喜ばせてくれた。
ここの梅林も咲き出したのは早かったが、その後寒い日が続いたお蔭で長く咲き続け、この前来た時とあまり変わっていないように見える。
早く咲き出した紅梅も未だ 綺麗で、当分このまま咲き続きそうに見える。
梅の樹の中をメジロが花を巡って飛び交っていた。 なかなかじっとしてなくて、カメラで追いかけても直ぐ見えなくなる。 この写真、何回かシャッターを切った中でかろうじて写っていた貴重な一枚。
お袋が見たいと言っていたここの河津桜が咲き出していた。 未だ数年前に植えられたばかりの幼木は花も蕾も少ないのだが、この花の色を見るとやはり嬉しい。 見応えあるようになるには後何年くらい掛かるのだろうか・・・。
2005年3月6日日曜日
快晴の雪山
懐かしかった! 四十数年前のスキー仲間が大勢集まった。 もう名前も顔も思い出せないのだが、当時の話を聞いてる内にいろんなことが思い出され、楽しかった青春時代が懐かしく蘇ってきた。 飲みながら時の経つのも忘れて話していたらいつの間にか日付が変わっていた。 さすがに疲れて床に就いたがこんどは雷鳴や猛獣のようないびきが響き渡ってなかなか眠ることが出来ないのだ。
うとうとしている内に窓が明るくなってきた。 時計を見ると6時半。
外は快晴だった。 懐かしい雪山を見たくなって急いで身支度して零下十数度の外に出た。 飲みすぎと寝不足で足元がおぼつかない。
部落の外れまで行ってみると、八方尾根の向こうに杓子岳と白馬岳が朝日に染まっていた。 四十数年前と変わらぬ神々しい山の姿に寒さを忘れるようであった。
今日は折角の天気だから昔滑った飯森スキー場を見て、ついでに遠見尾根の天辺まで行ってみようということになった。
昔スキーを担いで歩いた山径は面影も無いくらい立派になり、スキー場も想像を絶する広大なゲレンデに変身、何もかもすっかり変わってしまってまるで浦島太郎の心境であった。
スキーやスノーボードを楽しむ若者を半ば呆然と眺めた後、ゴンドラ乗場に行くことにした。 遙か彼方にゴンドラが動いているのが見えるのだが、どうやって行けば良いのか分からない。 そこでスキーリフトの切符売り場に行って「ゴンドラの乗り場へはどうやって行くの?」と聞いたら「初心者ですか?」と聞き返された。 「いや-、僕等は歩行者なんだけど・・」と言うと、「スキー穿いてないんですか! それではあそこのリフトに乗って・・・」と指差しながら丁寧に教えてくれた。
遠見尾根のゴンドラの終点は五竜岳が眼前に迫る「地蔵の頭」にあった。 これは凄い!思わず歓声を上げる景観だった。
この「地蔵の頭」からの360度の眺めは素晴らしかった。 昔夏山で麓から重い荷を背負ってここに到達した時の苦しかったことを思い出していた。 それがものの10分程でここまで来れるようになったんだからほんとに夢のような気分である。
ふと遠くに目をやると、遙か彼方にあのどっしりとした山容の雨飾山が見えていた。 この山の姿は何時見ても素晴らしい。 その右隣にくっきりと焼山が見え、その右隣には一段と真っ白に雪を被った優雅な姿の火打山が見えていた。
うとうとしている内に窓が明るくなってきた。 時計を見ると6時半。
外は快晴だった。 懐かしい雪山を見たくなって急いで身支度して零下十数度の外に出た。 飲みすぎと寝不足で足元がおぼつかない。
部落の外れまで行ってみると、八方尾根の向こうに杓子岳と白馬岳が朝日に染まっていた。 四十数年前と変わらぬ神々しい山の姿に寒さを忘れるようであった。
今日は折角の天気だから昔滑った飯森スキー場を見て、ついでに遠見尾根の天辺まで行ってみようということになった。
昔スキーを担いで歩いた山径は面影も無いくらい立派になり、スキー場も想像を絶する広大なゲレンデに変身、何もかもすっかり変わってしまってまるで浦島太郎の心境であった。
スキーやスノーボードを楽しむ若者を半ば呆然と眺めた後、ゴンドラ乗場に行くことにした。 遙か彼方にゴンドラが動いているのが見えるのだが、どうやって行けば良いのか分からない。 そこでスキーリフトの切符売り場に行って「ゴンドラの乗り場へはどうやって行くの?」と聞いたら「初心者ですか?」と聞き返された。 「いや-、僕等は歩行者なんだけど・・」と言うと、「スキー穿いてないんですか! それではあそこのリフトに乗って・・・」と指差しながら丁寧に教えてくれた。
遠見尾根のゴンドラの終点は五竜岳が眼前に迫る「地蔵の頭」にあった。 これは凄い!思わず歓声を上げる景観だった。
この「地蔵の頭」からの360度の眺めは素晴らしかった。 昔夏山で麓から重い荷を背負ってここに到達した時の苦しかったことを思い出していた。 それがものの10分程でここまで来れるようになったんだからほんとに夢のような気分である。
ふと遠くに目をやると、遙か彼方にあのどっしりとした山容の雨飾山が見えていた。 この山の姿は何時見ても素晴らしい。 その右隣にくっきりと焼山が見え、その右隣には一段と真っ白に雪を被った優雅な姿の火打山が見えていた。
2005年3月5日土曜日
白馬五竜のスキー同窓会
1月前、珍しく学生時代のスキー仲間から電話があった。 当時行きつけの白馬村飯森の大六旅館に集まろうという内容だった。 この歳になると雪に埋もれた寒い場所に行くことなど思いもよらなかったが、懐かしい仲間に会いたいという気持ちがつのってきてつい行く返事をしてしまった。
午前9時に家を出て東京駅まで1時間。 長野新幹線にのって長野まで行き、長野駅前から白馬行きの急行バスで1時間、五竜のバス停で降りて飯森に着いたのは午後2時近かった。 新幹線のお蔭で思いのほか早く着いたのにはびっくり。
この辺り、さすがにまだ1m近い雪に覆われていた。
五竜のバス停から隣部落の飯森まで「塩の道」を歩くことにした。 さすがに風が冷たくて目にしみる。 30分くらいでようやく大六旅館に到着。 今年は例年に無い大雪で旅館の脇に屋根から落された雪が二階の窓近くまで達していた。
午前9時に家を出て東京駅まで1時間。 長野新幹線にのって長野まで行き、長野駅前から白馬行きの急行バスで1時間、五竜のバス停で降りて飯森に着いたのは午後2時近かった。 新幹線のお蔭で思いのほか早く着いたのにはびっくり。
この辺り、さすがにまだ1m近い雪に覆われていた。
五竜のバス停から隣部落の飯森まで「塩の道」を歩くことにした。 さすがに風が冷たくて目にしみる。 30分くらいでようやく大六旅館に到着。 今年は例年に無い大雪で旅館の脇に屋根から落された雪が二階の窓近くまで達していた。
2005年3月2日水曜日
川村美術館の春の花
河津桜の様子が気になって今日は隣の佐倉市の川村美術館を訪れた。 ところがなんとここの桜は未だ蕾も小さくて、咲くまでにはあと2週間は掛かりそう。 そういえば例年この花が咲くのはカタクリが咲き出すころだったと思い出す。
ここの森は今色とりどりのユキワリソウが真っ盛り。
フクジュソウもあちこちで黄金色の花を咲かせていた。
数年前に植えられて大きく枝を伸ばしたロウバイが、花を一杯付けて良い香りを漂わせていた。
ここの森は今色とりどりのユキワリソウが真っ盛り。
フクジュソウもあちこちで黄金色の花を咲かせていた。
数年前に植えられて大きく枝を伸ばしたロウバイが、花を一杯付けて良い香りを漂わせていた。