2007年1月18日木曜日

北印旛沼探訪

時折近隣の季節の情報を掲示板に書き込んでくださる方から、バンダガモの「ミコアイサ」の情報を頂いた。 北印旛沼のその場所は未だ行ったことがない東の湖岸、早速出かけてみることにした。 
行ってみてその眺望の良さに感動。
西岸や南岸と違って岸辺からの見晴らしがすこぶる良い。 北北西の方向を見ると、1.5km先の岸辺の奥に遠く安食の町並みが見えている。
西南西の方向は・・と見ると、印旛村吉高の丘陵が湖岸の向こうに連なっている。


あまりに気持ちのいい景観に誘われて、湖岸をしばし歩いてみた。 
例年だとこの次期の湖岸は寒くて震えてしまうのだが、暖冬の沼を渡る風は真冬とは思えないくらい穏やかだった。
湖面には水鳥の姿が点々と見えるのだが、沼があまりに広すぎて鳥を識別するのはちょっと無理。 それでも湖面を望遠レンズで探してみたが、あのミコアイサのような白い鳥は見当たらなかった。 遠く、波紋の中に泳ぐ鴨はどうやらマガモのようである。
白鷺が飛び立って、湖面すれすれに飛んで行く。 急いで400mmにx2のエクステンダーを着けたレンズで追ってみた。
上空を又白い鳥が飛んできた。 今度は白鷺ではなさそう・・とレンズで追ってみるとそれはカモメだった。 どうやらセグロカモメのようだ。 
初めてこの沼でカモメを見た時は「こんな内陸の沼にもカモメがやってくるのか?」と驚いたが、何時でも見かけるので不思議でもなんでもなくなった。 なにせペリカンまで棲んでるんだから・・。