2006年9月5日火曜日

「湿原の秋の花」と「大荒れの九十九里浜」

このところまだ気温は30度を超えるが湿度が低く、秋の到来を感じさせる陽気が続いている。 こうなるとあちこち出歩いて秋の気配を撮りたくなる。 今日は幾分暑くなったが、それでも成東の湿原に秋の草花を探しに行くことにした。
人気の無い湿原に着くころは気温もだいぶ上がったのか結構暑い。
管理棟手前の湿地に米粒のように小さな白い花が群生して咲いていた。 「イトイヌノヒゲ」というホシクサ科の花だと後で知った。 紫の「ボザキノミミカキグサ」も混じって咲いている。
今日は無人の管理棟で記帳を済ませ、「オミナエシ」と「ツリガネニンジン」で埋め尽くされた湿原に入る。 まだまだ暑い盛りなのに、湿原はもうすっかり秋の色だ。
足元の草むらに目を凝らしながら木道を行く。 すると黄色い花を付けた小さな野草が目に入った。 これはゴマノハグサ科の「ゴマクサ」だ。
又黄色い花を見つけた。 今度はマメ科の「ノアズキ」だ。
秋の花には黄色い花が多い。
ツリガネニンジンとオミナエシに彩られた小径の奥の湿原に行ってみると、マメ科の「タヌキマメ」が咲いてるのに出会ってびっくり。 この花が咲くのは今頃だったことをすっかり忘れていたのだ。  この花に会うのは久しぶり、会えてほんとに嬉しかった。

成東湿原の秋の花を堪能した後、夏休みが終わって静けさが戻っているだろうなあ・・と九十九里浜の海を見に行ってみることにした。
浜に向うに従って遠くの景色が靄ってきた。 海のほうから霧が流れてきているようだ。九十九里浜の駐車場に着いてみるとさすがに夏の賑わいは無く、建ち並ぶ海の家も殆どが店を閉め閑散としていた。 
霧が流れる浜辺に行ってみて驚いた。 海は大時化、1.5km先に霞んで見える片貝漁港の防波堤に大波がぶつかって巨大な水柱が立っているではないか!
そういえばハリケーンが名前を変えて台風12号になり、今日当たり房総半島の彼方を通過している頃だと思い出した。 ここはしばしば釣りに来るのだが、こんなに荒れた海を見るのは初めて。
ほんとに凄い! 漁港の手前の突堤で又水柱が上がった!

あの突堤で釣りをしていると、先端でいつもは忙しく働いている巨大クレーン。 今日はさすがに突堤の上に横たわっている。
固唾を呑んで眺めていたら、その突堤の先端に大波が打ち寄せて炸裂、巨大な山のようになって砕け散っていた。