2006年3月7日火曜日

梅の花咲く宗吾霊堂

昨日の暖かさと打って変わって今日は曇ってうすら寒い一日だった。 こんな日は春の田園を散策したいという気にもならい。 
所在無くしていたら、奥方の買い物のお供をおおせつかった。 途中ふと、宗吾霊堂の梅の花がどうなったか見てみたくなり立ち寄ってみた。

2月10日に今年最初の梅の花に出会ったのがこの宗吾霊堂、ここの大本坊前の大きな梅ノ木はもう一杯に花を付けていた。
右手にある聖天堂の裏手に立つ梅の木がピンクの花を咲かせていた。 幹の太さから見るとこの樹はかなりの老木のようだ。 こんな老木でもけなげに花を咲かせている。 きっと春がよほど嬉しいのだろう・・・。
この前最初に梅の花に出会った奥の院裏手の梅ノ木も、既に満開に近い。 開花からもう一ヶ月、今年の春の足取りはいつに無くゆっくりしてるような気がする。
梅に木の下に行くと、辺り一面に漂う梅の花の香りに包まれて心地よい。
奥の院の裏手の更に奥は、桜の木の林になっている。 甚兵衛堂に続く径を行くと数本の梅ノ木が花を付けていた。




今日はちょっとさびしい花見だった。 天気が良ければなあ・・・と空を見上げた。