2017年9月30日土曜日

新潟の妻の従妹の会へ!

この日は秋晴れの良い天気、今は誰も住んでいない柏崎市高柳町の妻の祖父母の家で従妹の会があり、もう二度と行けぬかもしれないので是非連れて行けと言われ早朝5時に家を出た。

天気は良いし、思いの外渋滞も無く、途中上里パーキングで遅めの朝食後も快適なドライブが続き、やがて長いトンネルを抜けて越後の国へ入った。

これは休憩した塩沢石打パーキングの景色。
遠くに見える湯沢スキー場が懐かしい!

この後、六日町十日町を経由し、幾つも山越えをして高柳町に入った。

黒姫山の山腹にある妻の祖父母の家へ向かう曲がりくねった路はそこかしこが絶景だ!

山深いのに道路は立派! 角栄さん影響力?が偲ばれる。

道端はこのツリフネソウトリカブトが真っ盛り!

午前11時、祖父母の家に到着。 
二階の窓まで雪で埋もれることがあると言う大きな家の前では妻の従妹の家族達が宴会の準備中だった。

60数年前に自分の山で切り出した巨木で建てた家は今なお頑丈そのもの!
無人で放置されているのが勿体ない位。

女性陣の大奮闘のお陰でこの家にそのまま残されているお膳を従妹とその家族総勢二十数名分並べての大宴会だった。
ちなみにこの朱塗りのお膳セットが60人分、黒塗りのセットも60人分この空き家に残されているというのだから驚いた!

もっと驚くのはこの庭先の眺め
こんなチベットのようなところに20年近く前まで営々と住み続けていたとは・・・と感嘆してしまう。
(カメラ : iPhoneのカメラ)

2017年9月29日金曜日

蓼食う虫!

今朝は昨日の雨が上がって涼しい秋風がそよぐ爽やかな陽気になり、やがて庭に差し込んできた朝陽に窓辺の花が美しく輝き始めたの見て感動。
これは撮っておかねば!・・・とカメラを持ち出し記録することにした。

これはちょうど咲き出したばかりの鉢植えの常連、オオベンケイソウ! 

これは濃い紫の大きな三つ葉がトレードマークのオキザリス・トリアングラリス

窓辺から3m位の所に咲いているサクラタデの群れも輝いていたのでレンズを向けた。

今盛りのサクラタデの小さな花が緑濃い中にキラキラ光っている。

ふとこの写真を見ていたら、下の方にアオムシが写っているのを発見!

この部分を切り抜いてみたのがこの写真!
これがほんとの蓼食う虫だ!・・・と嬉しくなる。
(カメラ:X-T2)
(レンズ : XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ)

2017年9月27日水曜日

庭の秋本番!

今日辺りはこのところの腰の違和感が幾分薄らいできたものの未だ幾分重い感じが残っていたのでもう少し用心することにして家に籠っていたのだが、数日前に裏庭のツリフネソウが一輪咲いていたことを思い出し、記録のために撮っておこうと庭に出た。

ツリフネソウは一輪どころか、ここ数日の間に何輪も咲いていてビックリ!

未だも多いのでしばらくこの花を楽しめそう!

だいぶ勢力を伸ばして隣とのフェンス際まで咲いている!
湿気の多い土地を好む植物だから直射日光があまり当たらぬ裏庭が好きなのかも。

すぐ脇のムラサキシキブがすっかり色付いていた!

ゲンノショウコが次々に花を咲かせている!

なんとホトトギスも遂に咲き始めていた!

早くも金木犀の香りが漂う中、1.5m以上に背丈を伸ばしたシュウメイギクも次々に花を咲かせている我が家の庭は秋本番!

それにしてもこの時期の藪蚊の襲撃は半端でなく、庭に出たとたん一斉に大群が襲って来たので慌てて一旦退散し、頭の先から足元まで防虫スプレーを吹きかけて出直す始末。 
蚊も生存のために必死に頑張っているのかもしれないが・・・。
(カメラ:X-T2)
(レンズ : XF16mmF1.4 R WR)

2017年9月25日月曜日

庭にはびこるイヌタデ!

先日久しぶりに山坂のある4kmの散歩をしたせいなのか、それとも季節の変わり目のせいなのか分からぬが、このところ腰のあたりの神経がピリピリし始めて気持ちが悪い日々が続いている。
この日も何となく腰に違和感があったので用心して家に籠っていたが、ふと庭を見るとやたらとイヌタデがはびこっていることに気が付いた。

これはクルメツツジの脇に伸びた立派な?イヌタデ

ミニスイセンの葉の中にも生えている!

庭石にもたれかかるイヌタデ!

シュウカイドウと競い合うイヌタデ!

花壇の中は藪蚊の棲家、おかげで草むしりを怠っていたせいなのだがこんなにはびこっているとは・・・

そういえば今月初め(6日)のブログに載せたこの写真、
花の付き方がまばらなのでハナタデだと思っていたが、今見ると何処にもそれらしきものは見当たらない。どうやら蕾が出始めたばかりのイヌタデだったようだ。
いつものように分りもしないのにいい加減なこと載せるんじゃない!・・と反省しきり。
(カメラ:X-T2)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR with XF2X TC WR)

2017年9月21日木曜日

田園のヒガンバナ!

台風と秋雨前線の影響でしばらくぐずついた天気が続いていたが、この日は秋晴れの良い天気。 奥方と連れ立って本佐倉城址方面に久しぶりの散歩に行ってみることにした。

家を出て直ぐ、通りの傍らで咲いているニラの花が目に入った。
一週間前は未だ咲いていなかったこの花が既に満開、
飛び交っていたチャバネセセリと記念撮影!

この花の季節だったか!・・と気づかされた街路樹の根元のマルバルコウ

市街地を抜け本佐倉城址の近くの田圃に下り立ってみると、
畦道のあちこちにヒガンバナの赤い色が見える!

この時期の畦道はヒガンバナが主役だ。

遠くの田圃に学童の一団が見える。 望遠で覗いてみると稲刈りの体験学習のようだ。

が二羽、その稲刈りの様子をうかがっているように見える。

近くの農家の色付いた柿の実に秋を実感!

道端に葉の形がさっきと違うルコウソウが咲いていた。
ネットで調べたらこれはハゴロモルコウソウ、別名モミジバルコウソウとも呼ばれているという。

道端のヒガンバナにキアゲハが飛んで来た!

城跡裏手への登り口に一本だけ取り残されたように立つ印象的な杉の木をバックにヒガンバナ

10分程度で登りつめた城跡で、ツルボの花がお出迎え!

ふと見上げると城跡の上をトンビが舞っていた。

静まり返った「兵どもの夢の跡」、本佐倉城址。

史跡としてだいぶ整備されてきた本佐倉城址の入り口。
逆コースを辿って入り口に出た。

又出逢った白花のツユクサ

良い秋の雲だ!

小学校裏の急坂を登って旧成田街道近くに出た時、民家の黄色いコスモスが輝いていて思わず目を見張る!

小学校脇の麻賀多神社のヒガンバナが最盛期だった。

あちこちのヒガンバナは既に萎れてきた花も多い中、ここの花はケヤキの大木に守られて未だ元気に咲いていた。

今日は最初の30分位は足が重いことこの上ないのみならず、息苦しささえ感じてどうなることやら・・と心配だったが、その内慣れてきたので助かった。
ともかく運動不足なので何とかせねば・・・である。
(カメラ:X-T2)
(レンズ : XF18-135mm F3.5-5.6 R JM OIS WR)

2017年9月15日金曜日

サクラタデが咲いた!

今日の午前中は曇っていたがその内晴れて爽やかな陽気になった。
なのに何をするでもなくぼんやり過ごしてしまって勿体ない気分でいた夕方、「サクラタデが咲いてるわよ!」との家内の声にあわてて庭を覗いてみてビックリ!
昨日気になって様子を見た時はまだまだだなあ・・と思っていたのにもう花が咲いていたのだ。

嬉しくなって窓を開け、風が結構吹いていて大揺れだったにもかかわらず400mmズームで撮ってみた。

一気に咲き出した感じのサクラタデ

もっと咲いているこの花穂を見つけたが向こう向き!
これは横から撮らなきゃ・・と、レンズを16mmの広角に代えて庭に出た。

*これが下部を指でつまんで風の揺れを抑え、16mm広角での片手撮りした写真の切り抜き。
昨日は一つも咲いているのを見かけなかったのにこんなに早く咲き出すとは驚きだったが、庭に出たとたん足と手三か所藪蚊に刺されて痒かった~。
(カメラ:X-T2)
(レンズ : XF 100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR 
*印 XF16mmF1.4 R WR)

2017年9月13日水曜日

遂にツリフネソウが咲き出した!

昨日は雨だったが今朝は晴れた。
久しぶりにヒガンバナツリフネソウを求めて田園散歩に行ってみようか!・・・と思ったが、次第に陽射しが強くなって来た上に湿度が80%もあるので歩くのは止め、例年見に行く田圃の近くに車で行ってみることにした。

農道わきに車を停めて見回すと、田圃は最後の稲刈りの最中!

早速右奥の里山の縁に行ってみると、
予想通りツリフネソウが咲き始めていた。

これは未だ開ききっていない花! 
イガクリのような蕾も多く、この花で埋まるのはもう一週間位先かも。

辺りの草むらはこのキツネノマゴの花盛り!
昔からこの花の名前の由来が気になっているのだが、何処を調べても由来ははっきりしないと書かれている。
ゲンノショウコも今盛りだ!
この花の名は下痢止め薬として直ぐに効くことに由来するらしい。 
子どもの頃、住んでいた兵庫県加東郡の片田舎で干してあったこの草は胃腸薬だと聞かされたのを覚えている。

白花のツユクサが群れて咲いていた。
滅多に見かけないが、場所によっては群れて咲いていることが多い。

最初の群生地から100m位先の群生地にもツリフネソウが咲き出していた!

日向の草むらはこのツルマメが多い。

中にこのヤブマメも混じって咲いている!

これは田圃の畔に多いタカサブロウ
この名の由来も昔から気になっていて知りたいが、語源ははっきりしないらしい。

これは雑草化したニラの花の蕾。
咲いているのを見たくて探したがみつからなかった。

これはヌスビトハギ
この花をそれと分かるように綺麗に撮りたいと何時も思うのだか、今回も上手く撮れたのがなくてがっくり。
小さいし、ちょっとの風でも大きく揺れるし、薄暗い所に咲いているのでなかなかうまく行かない。

里山が好きなユウガギクの季節なった!
そこによく見かけるハナアブが飛んで来た。ホソヒラタアブだ。

薄暗い里山の縁にミズヒキの真っ赤な色が目立つ!

この時期の花、ヤブランも咲いている!

見た事がないゴマダラチョウの仲間だ!
何なのか調べたら、アカボシゴマダラという人為的に放たれのが原因で各地に侵入している外来種と分かった。
関東地方には2010年ごろから観測されるようになったらしく、環境保全(在来種保護)のために駆除の対象に指定されている蝶だと知ってびっくり。

これはイタドリ?それともツルドクダミ
イタドリと思って撮ったが、図鑑を見たらどっちだか分からなくなってしまった。
花はどっちもよく似ている!

ちょっと歩いただけで額や背中に汗が滲んだが、もう一か所、いつもヒガンバナを見に行く場所へ車で行ってみると、
稲刈りが終わった田圃の縁にヒガンバナは既に咲き始めていた!

こんなヒガンバナが咲く情景を眺めていると、昔の子供の頃のあの片田舎を思い出し懐かしい。
(カメラ:X-T2)
(レンズ : XF16mmF1.4 R WR)