2016年4月27日水曜日

佐倉城址公園の牡丹

4月ももう終わりか・・・と思っている時思い出したのが佐倉城址公園のボタンの事だった。
何年か前に家内が噂を聞きつけて連れて行った事があったが、花はとっくに終わったあとでがっかりさせた記憶がある。
今なら一番良い時期に違いないので行ってみよう!・・・ということになり自由広場のイチョウ並木までやって来ると、
自由広場の南側の縁100m近くに渡ってボタンが咲き揃っている! 
予想通りちょうど良いタイミングで来たようだ!

近くで見ると大きなボタンの花の存在感が凄い!

地元の愛好家の団体が育てたとのことだが、良く手入れされていて頭が下がる! 

ファインダーを覗きながら巡った花の中でも、優しい色のこの花や、

淡いピンクが清楚な感じのこの花、

激しく踊っているフラメンコダンサーのようなこの花等に目が留る!
考えてみるとボタンの花がこんなに咲いているのを見たのは初めてかもしれない。 もともと野の花好みだから家内が見に行こうと言われなければ行くことは無いので当然かも。

車を停めたイチョウ並木の下に戻った時、何やらおびただしい数の小さな花房が落ちていることに気が付いた。 
樹を見上げてみると、
なんと、イチョウの雄花が付いる!
イチョウの花を見たのは初めてなので思わず歓声を上げてしまったが、今度は雌花も見てみたい。
 (カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)

プランターのマツバウンラン

この季節になると道端や空き地で背丈3-50cmのひょろひょろっとしたか細い草が1cm弱の薄紫の小さな花を付けているのが目に留まるようになる。
70数年前に京都で初めて見つかった北米原産の帰化植物、マツバウンランだ!
猛烈な繁殖力のこの草は瞬く間に生息地を広げ、北関東以西では既にお馴染みになっているようだが、我が家の庭にも十数年前から毎年のように生えてきて可愛い花を咲かせている。

今年も何も植わっていないプランターに何処からか飛んできた種が育って花を咲かせているのだが、今日は比較的風が弱かったので今がチャンスとばかり600mmズームで狙ってみた。

プランターに勝手に咲いたマツバウンラン

  ひょろひょろのか細い茎に可愛い花を付けている!

1cmに満たないサギゴケのような形の花が愛らしい。 
繁殖力の強い帰化植物というと目の敵にされるのが多い中、なんとなく目をつぶりたくなる花ではある。
(カメラ:EOS 5D Mark Ⅱ)
(レンズ:150-600mm F5-6.3 DG OS HSM)

2016年4月25日月曜日

スズランも咲き出した

いよいよ緑濃い初夏の季節、我が家の小さな庭も世代交代が急ピッチ! 気が付いたらボケハナカイドウもいつの間にか葉が茂って緑一色。
小さな庭に我が物顔ではびこりだしたホウチャクソウが気になって、占領される前に退治しようと草むしりに精を出す! 

とは言ってもしゃがんでいると直ぐに腰が固まる。 
時折立ち上げって腰を伸ばしながら辺りを見回していると、
既に片隅に密生している花を付けたアマドコロが目に入る!

いよいよ終盤のシラユキゲシも!

シロヤマブキが咲いている!・・・と今頃気が付いた。 
見るともう既に大部分の花が散っていた。

モミジの木の下のチョウジソウがもう咲き揃っている!

ノコンギクなどの新芽の中からこのエビネが出ていた!

そんな中に小さな白い花を見つけた。
スズランだ!  
つい先日、ユキノシタの葉の陰から伸びて来たスズランの葉に気付いてはいたが、あっという間に花を付けた!

シラー・ペルヴィアナ(和名オオツルボ)も咲き出した!
地中海西部原産のこの花の神秘的な色や形を見るたびに、未だ見ぬブルーモスクを想像してしまう。

一方、庭のあちこちに勢力を伸ばすのはこのタツナミソウ、今我が世の春と咲いている。 
背丈10数センチと小さいが、羨ましいほど逞しい!

 (カメラ:EOS 5D Mark Ⅱ)
(レンズ:EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM)

2016年4月23日土曜日

モミジの花とアブラムシ!

昨日、モミジの樹の枝先には既に小さなが付いていることに気付いたが薄暗くてよく見ず、晴れたらあの小さな花を撮ってみたいと思った。

今日は風も穏やかだし天気も良いので撮るチャンス・・・とばかり、EOS 5D MarkⅡ600mmズームレンズを装着して撮ってみると、
沢山咲いている数ミリの小さなモミジの花が撮れたには撮れたが、このレンズでも花が小さすぎてよく分からない!

やはりマクロレンズでないとど無理かなあ・・・と、今度はX-T160mmマクロレンズを装着して挑んでみると、
沢山の花が比較的はっきり写っていた!

いくつか撮った中の数枚の写真を切り抜いてみると、
花が小さい割には雄蕊が大きい

こちらは既にプロペラ状の種を付けた花! 
モミジのプロペラがこんなふうに作られているのを初めて知って感動!

花の房の中に花より大きそうな羽虫が居るのを発見! 
アブラムシがモミジの花に比べてこんなに大きいとは!・・・とびっくりだった。

2016年4月21日木曜日

春の雨に濡れる庭の花

庭の花が次々に咲いては散って行くが、このところ風の強い日が続いていたので写真に記録するのも遅れがち。

今日も天気が崩れて夕方から雨、なかなか天候に恵まれなくてついてない・・・と手持無沙汰。
仕方なく600mmズームを着けたカメラを触っていたが、何か撮ってみようか・・と思い立ち、未だ4時と言うのに既に薄暗くなった窓の外を覗いてみた。

先ずカメラを向けたのは若葉が出始めたモミジの樹。 枝先には既に小さな蕾が付いている!(f=600mm)
でもさすがに暗くて細かい所は良く見えない。晴れたらあの小さな花を撮ってみたい。

薄暗い中で目立っているのはこのクルメツツジ!(f=600mm)
今年はどうしたわけか何時になく花がまばらで寂しい感じ。

ミヤコワスレが一斉に咲き出している!(f=600mm) 
この花の色はお気に入りだ。

これは昨年暮れに買ってほったらかしにしていたハナキャベツが伸びほうだいになって咲いた花!(f=546mm)

近くに釣鐘状の花!
シラー・カンパニュラタが咲き出したのだ!(f=546mm) 

家の窓際に結構大きな白い花が見えた。
家内に聞いたらラナンキュラスだという。 
直径5cmを超えるバラのような花だが、調べたら和名がハナキンポウゲという中近東・東地中海沿岸原産の花だそうだ。(f=546mm)

雑多な庭でもファインダーで覗いていると気晴らしになるから有難い。
(カメラ:EOS 5D Mark Ⅱ)
(レンズ:150-600mm F5-6.3 DG OS HSM)

2016年4月16日土曜日

足早に咲く庭の花!

今朝は穏やかな良い天気、4月も半ばになると庭の緑が濃くなってだいぶ様相が変わって来た!

新芽が可愛かったアマドコロを見ると、
既に大きな葉の下にをぶら下げているのでびっくり!

ニリンソウは?・・・と見てみると、 小さな庭ながら群れ咲いて、既に終盤の花もある。

ニリンソウの群れの中にこのイチリンソウが咲き出しているのを見つけた!
でもこの花は普通のとはどこか違い、ヨウシュヤエザキイチリンソウと言う名で流通している園芸種のようだ。

相変わらず狭い庭の足の踏み場もないくらいに我が物顔で咲いているのはこのハナニラ
通るたびに踏みつけるので臭い匂いが立ち込める。

庭の緑が濃くなった原因の一つはホウチャクソウが猛烈に繁茂し始めたこともある。
この雑草、早くもを付けている!
可愛いからと庭に植えたのが間違いのもと。 雑草の猛烈な繁殖力にはかなわないが、家に居ながら田園の春を感じさせてくれる草ではある。

これはタツナミソウ! 初夏の始まりを感じさせるこの薄紫の花が庭のあちこちに咲き始めた!

そういえばチゴユリはどうなっているかな?・・・とふと思い出し、椿の木の根元を覗いてみると、
背の丈10cm位の小さな株の先端に小さな花が下向きに咲いていた! 

他には咲いてないかなあ?・・・としゃがんだまま探していたら別の株を見つけ、そっちを撮ろうと足場を移動したとたんバランスを崩し、体勢を立て直すことも出来ずに転倒! 
そのはずみでカメラを持ったままの両手を地についてカメラは泥だらけ、こんなことで転ぶとは・・・とすっかり落ち込んでしまった。

気を取り直し、カメラの泥をブラシで払って次に撮ったのは
近くに生えていたこのセイヨウキランソウ(アジュガ)! 
椿の木陰で地味に咲くので普段気に留めることは無いのだが、射しこむ陽光に照らされたこの花が綺麗に見えてレンズを向けたが、これがジュウニヒトエの仲間だとは思えない。

家の裏に回ってみたらハナニラの中に別の花が咲いていた!
それはこのシラユキゲシ!  
中国東部原産の園芸種と言うことだが、どこか山野草的でこの花が咲いているのを見ると嬉しくなる。

珍しく庭の片隅でこのタンポポが咲いていた。 二ホンタンポポの様でもあるしセイヨウタンポポの様でもあるがその混ざったものかもしれない。
ともかく草むしりをさぼったお陰で見ることが出来た花には違いない!

(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)  

2016年4月9日土曜日

賑わう佐倉チューリップフェスタ!

今年も佐倉市西印旛沼のほとりのチューリップの花が咲き揃ってきたかもかも・・・と思い出し行ってみることにした。

佐倉市の市街地から西印旛沼へ向かう道に入ると、京成佐倉駅から4km近くの道を集団で歩いて来る人や、何時になく多い車の列にびっくり! 
道端のあちこちに立っていた幟を見たら、恒例の「佐倉チューリップフェスタ」4月2日の土曜日から始まったらしく、今日はちょうど1週間目の土曜日だった。 
天気は良いし混むわけだ!・・・と納得はしたものの、果たして車が停められるかなあ?・・・との心配もなんのその、広大な田圃に設えた仮設駐車場は稼ぎ時、料金千円にびっくりしつつも問題なく停めることが出来たので一安心。

今日は思い切って600mmズームを装着した3kg近いカメラを担ぎ、湖岸のサクラ並木に囲まれた大賑わいの会場に足を踏み入れた。

花と人とどっちが多い?・・・と思わせる会場入り口。

予想通り暖かい日が続いたこともあってか、花は綺麗に咲き揃っている!

それにしてもこの賑わいは半端じゃない! 例年どおり平日に来ればこれより幾分ましだったのに・・・と思っても後の祭り。

遠く500mくらい先の4本ポプラの辺りの情景!(f=347mm) 

印旛沼の対岸2km先師戸城址にある、印旛沼公園の満開のサクラが間近に写っていてビックリ! 望遠レンズの効果は凄い!・・・と我ながらびっくり。(f=403mm)

サクラの樹の下の屋台も賑わっている!(f=313mm)

と思ったら畑の中にも
屋台が出ていて賑わっていた。 

何かイベントでもあるのかな? (f=324mm) 

ケーブルテレビの撮影隊も居る!

風車近くへ来たら幾分人が少ない感じでホッとする。

風車の陰からもチューリップとサクラが綺麗に見える!(f=232mm)

こんなどこか異国情緒を感じる風景や

畑の中のホトケノザ等に思わず顔がほころび癒される。(f=324mm)

こういう広大な景色を撮るときは標準レンズないしは広角レンズを使うことが多いのに、今回は今までとは違った印象の写真が撮れるかも・・・と、多少無理して重たい600mmズームを使ってみた。
彼方の印旛沼まで広がるチューリップ畑の広大さの表現はどうだか分からぬが、フェスティバルの賑やかさが伝わる写真にはなったのかな・・・と思う。 
尚、焦点距離 f の記載が無いのは最短のf=150mmで撮ったもの。 
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:150-600mm F5-6.3 DG OS HSM)