2014年6月1日日曜日

山畑の白い花!

この日、強風で飛ばされていたトタンぶきの屋根の一部の改修工事の様子を確認するため、先月に引き続き山の家に向かった。
途中通りかかった標高1700m近い鶏頂山の開拓地の畑の中に、真っ白な花で覆われた樹が一本だけ立っているのが目に入った。 これはなんとも見事なヤマボウシ!・・・と車を停めてカメラを向けたがちょっと遠い。 もう少し近くで・・・とたまたま鹿よけのゲートが開いていたので失礼して畑の中へ入らせてもらった。 近くに寄って山をバックに撮る。 
それにしても見事に花を付けてるが・・・とよく見るとどうもこの花はヤマボウシじゃない! 一体何だろう? 上の写真の一部を切り出して大きくしてみたのがこの写真。 
図鑑と見比べてみるとこの花の形はカンボクヤブデマリか、またはムシカリにそっくり。 でもカンボクの葉は切れ込みがあるし湿気の多い山林が生息地というし、ヤブデマリも湿潤な山林を好むという。 こんな日当たりの良い畑の中で咲くのはムシカリしか無さそうだ。 

梅雨が始まるかもしれないようなこんな時期に来ることは滅多に無かったが、こんな珍しい花に出会えるとは・・・と嬉しくなる。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)