2014年4月27日日曜日

北総の藤の名所探訪

この辺りに何処か藤の花の名所が無いかと調べていたら、龍頭寺と言うお寺のある匝瑳市の木積地区と、銚子市の妙福寺が見つかった。
前者の木積地区は古くから藤の蔓を使った無形文化財に指定されている工芸品の産地だけあって、この地区のいたるところで藤が栽培されているという。 
一方、妙福寺には境内に樹齢700年と言う大藤棚を筆頭に二つの藤棚があって昔から多くの人に親しまれてきたという。

そうと知ったら早速様子を探りに行ってみたくなり、先ずは匝瑳市の龍頭寺を目指して車を走らせた。 
間道を行きつ戻りつしながらやっとのことで探し当てた目的地近くに車を停めて歩いて行くと、 道端にこんな藤棚があったりして目を楽しませてくれる。 これも道端で見つけた藤の花だが、花がやたらと大きいのでびっくり!
来月1日からこの地域で木積のふじ祭が開催されるという。

やがて雰囲気のある坂の下にそれと思しきお寺が見えた。 思ったより小さな薄紫の藤棚が見える! でも坂を下って近くに行ってみると結構大きい藤棚だ! 樹齢100年の藤の幹! さすがに貫禄がある。 棚の広さはそれほどでもないが、辺りの樹木をバックにした雰囲気がいたって良い!

そこを後にして、今度は銚子に向かった。 銚子にはしばしば釣りに行っていたので勝手知った道、お目当ての妙福寺は直ぐに見つかった。 何台もの車が駐車しているお寺の入り口から藤の花の色が見える! 本堂前の左右に藤棚がある! 既にだいぶ咲き揃っているでは! なかなか綺麗だが満開時の花は2m位の長さになるというから今は半分くらいか・・。 これが樹齢700年の藤棚! 本堂の左手の方にはこんな白い藤棚もあった。 これはもう一つの藤棚。  なかなか見事な花、古来から文人墨客が訪れたとあるのもうなずける!

今回思い切って来てみて良かった。 こんな名所があることを知ることが出来て又一つ楽しみが増えた。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF17-40mm F4L USM)