2014年4月14日月曜日

庭のイチリンソウ

今年も我が家の裏庭に、群生しているニリンソウに混じって数輪のイチリンソウが咲きだした。 と言ってもこのイチリンソウ、 日本に自生するのとはちょっと違った姿なのだ。 
我が家ではイチリンソウと呼んでいるがほんとは何だろう?・・と長いこと不思議に思っていた。
このように普通のとは違って花の中央部に小さな花びらがいっぱいある! アップで見ると中央部の小さな花びらの基部に黄色い蕊があるのが分かる!

キンポウゲ科の「イチリンソウ」の仲間には違いないはずだが・・とネットでしらべていたら、ヨーロッパやアジア北東部原産のヤブイチゲの八重咲き種を改良し、「八重咲きイチリンソウ」という名で販売されている園芸品種だと分かった。 こんな花がこの辺りで自生してるわけないよなあ!・・・と納得。

一方、辺りにはびこっているニリンソウは今最盛期!
こちらはこの辺りの野山に自生するれっきとした雑草、昔農道で踏みつけられていたのを不憫と思い移植したのが増えたのだ。 開き始めのこの花の可愛いこと! 雑草とは言え、なんとも気高く清楚である。 素朴で飾らないのがこの花の魅力かも・・・

辺りを見回した時、嬉しい光景が目に入った! あの可愛いアマドコロの新芽が出ていたのだ!

(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)