2014年7月30日水曜日

咲き出したハゼラン

先週、目の充血が1週間以上続き、時折視界が霞むので心配になり、掛かりつけの病院に行って診てもらったところ、角膜も網膜も異常はなく突発性の炎症で心配ないとの診断。炎症を抑える目薬を処方されてようやく充血が治まって来たと思った昨日、夕方から強烈な腹痛と下痢と吐き気に襲われた。 
ここ何十年と腹を壊したことなど一度も無かったのに、昼食が問題だったのかなあ・・・と思うが、同じものを食べた家内はなんともないのはどういう訳?・・と不思議な気分。 嘔吐して胃袋が空になったらだいぶ楽になり早々と床に就いて寝てしまった。 
夜中、何だか寒気がすると思ったら7度2分の熱、これは尋常じゃないぞ・・・と思ったが今朝計ったら6度9分に下がっていたので一安心。 胃の辺りが重い感じで食欲も無かったがその内治るだろう・・・と水分補給だけしていたが、午後になって熱を測ったら7度8分に上がっていたのでびっくりして近くのクリニックへ。
経過と症状を話しただけで「ウイルス性胃腸炎」と即座に診断が出て、 この時期でも結構ノロウイルスが流行っているんですよとのことだった。

水分補給だけはしっかりしてゆっくり休んで下さいと言われた通りにしていたが、ハゼランが咲きだしていたことを思いだし庭に出てみると未だ蕾! この花は「三時花」とも呼ばれていて午後3時を過ぎないと咲かないので夕方出直した。 可愛いいので咲き出すと必ず撮ってみるのだが、風で揺れるこの花は撮り難いことこの上ない。 
線香花火のように咲くのでハナビソウとも呼んでいる熱帯アメリカ原産の帰化植物。 このピンクの小さな花が好きなこともあるが、なかなか上手く撮れないので今度こそ!・・・という思いが撮り続けている理由の一つかも。 これはNo.5クローズアップレンズを着けて雄蕊に焦点を合わせた。 もう少しぶれを押さえ、深度が深ければいいがなあ・・・ これも花の横顔の雄蕊に焦点を合わせたが、やっぱり深度がもう少し欲しい。   ふとこのタマスダレが咲きだしていることに気が付いた。 もうこの花の季節なんだ!

相変わらず夕食の時間になっても食欲が全くないのでポカリスエットを飲むだけ。 何種類も処方された薬を飲んだら熱も下がってだいぶ楽になった。 完治までどれくらいかかるかな? 
それにしてもカメラを手にしたのは久しぶり、暑さも続いてるし体調も悪いしで踏んだり蹴ったりだ!
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)

2014年7月23日水曜日

スマホの写真は結構いける!

このところ暑さが厳しくなったせいでカメラ片手の散歩に行けなくなってしまったが、先日おやじの命日にお墓詣りに行った折や、連休に遊びに来た孫たちを連れて佐倉市の印旛沼湖畔にあるふるさと広場に出かけた折にスマホで撮った写真が意外に綺麗に撮れているので掲載しておくことにした。
7月16日 おやじの命日でお墓詣りした時の写真
我が家のお墓がある墓地。 家から歩いて20分くらいだから気軽に来れるのが良い。 墓地にはびこっていたヘクソカヅラ。 さすがに大きくズームアップすると画面が荒れた。 これはムクゲ。 ズームを使わないで近くで撮れば比較的綺麗に撮れる。 これはタチアオイこれは家に戻って庭に咲いてるのを撮ったヒルザキツキミソウ。 これはズームをあまり効かさなかったのでまあまあだ。 これは裏庭のマンリョウの花! 小さな花をズームをかけて逆光で撮ったので随分荒れた写真になった。 これは未だ咲いていたムラサキシキブ。 スマホは小さな花をズームで撮るのが苦手のようだ。 これはギボウシの花。 コントラストが強いのも苦手みたいだ(ダイナミックレンジが狭い)。

7月20日  孫たちと行った佐倉市の「ふるさと広場」での写真
印旛沼湖畔に広がる田圃。 稲が大きく育っていた。 ふるさと広場のシンボル、オランダ風車小屋孫が夢中になって見ていたアオイトトンボ。 さすがにスマホで撮っるのはしんどかった。 ズームでの画質劣化で繊細なものは無理のようだ。 ひまわりと蜜蜂。 これ位大きければズームを使わずに済むので結構綺麗に撮れる。 こういう風景は意外なほど綺麗に撮れるのでびっくり!

それにしても、これくらいの写真が撮れるのだからコンデジカメラのニーズが減るのもうなづける・・・と思った次第。
(カメラ:iPhone)

2014年7月19日土曜日

カラスウリの花が咲いた!

昨日の夕方、庭に生えているカラスウリに今にも咲きそうな蕾が付いていることに気が付いた。 今夜中には咲くだろうから久しぶりにこの変わった花を撮ってみよう・・・と思っていたのだが、すっかりそのことを忘れて11時近くには寝てしまった。
ちょっと蒸し暑かったせいか夜中目が覚めた。 時計を見ると0時を過ぎていた。 その時ふとカラスウリの事を思いだし、あわててカメラにフラッシュを取り付けて庭に出てみると お隣と堺のフェンス際でこの花が見事に咲いていた! 
じっくり撮りたかったが藪蚊の猛襲はあるし、夜中にやたらとフラッシュを焚くのも気が引けた。そこで、花を摘んで部屋に持ち込み、小さな花瓶に活けてみたのがこの写真。

散歩で見るのは蕾か花が終わった跡ばかり、夜中に咲いて朝にはしぼんでしまうこの花を見ることは滅多に無い。  35年くらいの間にこの花を見たのは未だ5回にも達しないくらい珍しい!
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)

2014年7月16日水曜日

クローズアップレンズの効果検証

急に暑くなって数日来家に閉じ籠っていたが、たまたま引き出しの奥から出てきたクローズアップレンズの効果を見たくて先日暇つぶしもかねて庭の花を撮っていろいろ試してみた。 がしかし、意外に綺麗に撮れることは分かったがどのくらい拡大されたのか効果のほどは分からなかった。
そこでもう少し具体的にクローズアップレンズの効果を知りたくなり、ネットやメーカーのカタログを調べてみた。

そもそもクローズアップレンズは、フィルターサイズ毎にNO.1からNo.10までの焦点距離が異なるレンズが市販されており、それぞれのNo.は焦点距離の逆数であること、そしてNo.の異なるレンズを重ねた時の焦点距離は各々のNo.の和の逆数であることを初めて知った次第。
このレンズの性質がいろいろ見えてきたところで、何種類か新たに追加購入したクローズアップレンズを換えながら撮った写真を比較検証してみた結果は次の通り。

60mmマクロレンズでの検証写真
クローズアップレンズなし
クローズアップレンズNo.3(焦点距離330mm)
クローズアップレンズNo.5(焦点距離200mm)
クローズアップレンズNo.3+No.5(焦点距離125mm)

55-200mmズームレンズの望遠端での検証写真
クローズアップレンズなし
クローズアップレンズNo.2(焦点距離500mm)
クローズアップレンズNo.4(焦点距離250mm)
クローズアップレンズNo.2+No.4(焦点距離166mm)
拡大比率の数値化&グラフ化結果
これらの写真の画像を計測し、比較検証してグラフにしてみて驚いた。 適当に計測した値が綺麗な直線状に並んだからだ!  おそらくこのデータは上の交換レンズ固有のデータで、焦点距離とか最短撮影距離の異なる交換レンズ毎に異なるデータが得られるのではと思うのだが、これだけ綺麗に相関性があることには正直感動! 
60mmマクロレンズの場合は26.7cm迄近づけるし、もともと倍率が0.5倍もあるのでクローズアップレンズはよほど焦点距離が短くないと効果が少なく感じるだろう。
一方1.1mまでしか近づけない55-200mmズームの場合はもともとの倍率が0.18倍しかないのでたいていのクローズアップレンズで効果を実感できると思われる。
いずれにせよ、たいしてかさばらないクローズアップレンズを携行する価値は十分ある!
(カメラ:X-T1)

2014年7月15日火曜日

ふるさと広場のひまわり

今日も朝から暑くなって梅雨が明けたんじゃないかと思わせるような強い陽射しが照りつけた。 
こう暑くなると何もしたくなくなるが、ふと思いだしたのが隣町のひまわり
毎年この時期になると佐倉市のオランダ風車がある西印旛沼湖畔のふるさと広場が「風車のひまわりガーデン」として市民の目を楽しませてくれるのだ。 
ホームページで見てみると17日から20日頃には花を摘み取るイベントが開催せれることになっており、その前に行かぬと花を見ることが出来ないと分かったので急遽車で見に行ってみることにした。
これはふるさと広場入口から鹿島川にかかる竜神橋方面の眺め。 肝心の、「風車のひまわりガーデン」の方はこんな感じ。  今年は入り口付近の花の数が少ないが風車の周りにはそこそこ咲いている感じ! 元気に咲いている花のアップ! 猛暑をものともせず咲くこの花にはいつも勇気づけられる感じ!  これは撮った一枚の写真をレタッチソフトでデフォルメして遊んでみたもの。 この花をみてるとこんな感じの絵画を思い出す! 風車とひまわりの風景。  もう少し花が多いと良いのだが・・・・・。 風車の近くは花が多かったのでちょっと絵になる!これは風車小屋の後ろ、花壇に咲くアガパンサスこれは風車小屋脇の花壇。 遠くのポプラが印象的!

それにしても暑かった。 30分も経たないうちに背中は汗でびっしょり!
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF10-24mm F4 R OIS)

2014年7月13日日曜日

クローズアップレンズで見た庭の花!

台風が去った後に入って来た南の湿った空気のお蔭で蒸し暑くて寝苦しい日が続いている。 お蔭でこのところぐったりして何もする気になれずエアコンを効かして閉じ籠っていることが多くなった。 
歳のせいで急な気候の変化について行くのが容易でなくなったこともあるだろうが、陽が射して晴れたと思ったらいきなり高温多湿の猛暑になるし、雨と言えば極端な大雨が降ったり、雪と言えば大被害が出るほど降り積もったりと、年々気候の変化が大きくなって自然と付き合って行くのも容易でなくなってきた感じ!

数日前、たまたまたま今は使っていないクローズアップレンズ出てきた。 それはφ52mmのNo.3のクローズアップレンズで、φ39mmの60mmマクロレンズにステップアップリングを介して使う事が出来ると分かった。 
ステップアップリングは無かったので発注しておいたのが今日入荷したので早速その効果を試してみることにした。
これは60mmマクロにNo.3のクローズアップレンズを着けて撮ったベゴニア。 見た感じは何も着けない時とあまり大きな違いは無いような気がするが・・・。 次に撮ったのがこのヒューケラ、別名ツボサンゴとも言う。
参考までに以前撮った全体像は このようにユキノシタの仲間らしい花である。 これはモナルダの一部分!
全体像はというと 以前撮ったこのような花である。 これはオレガノ・ケントビューティーって言う名の花! これは鉢の中に知らぬ間に生えて咲かせた名もしれぬ小さな花!  花の跡の綿毛! これは 以前撮ったこの写真の花の跡だ! これは知らなかったので新発見!

クローズアップレンズを着けるとどのくらい大きく写るか期待していたが着けない時と比較してないので良く分からなかった。 画質が低下するのでは・・・と思ったが我々のレベルの写真にはあまり関係無さそう。 
色々調べたらクローズアップレンズの拡大効果は装着するレンズの最短撮影距離が長い物ほど効果が大きいようだ。今回使ったレンズの最短撮影距離が26.7cmなのでNo.3のクローズアップレンズの効果はあまりなかったと言えそうだ。
 要はクローズアックレンズの焦点距離が着けるレンズの最短撮影距離より短いほど拡大効果が期待できるのだ。 
ちなみにクローズアップレンズの焦点距離は1mをレンズのNo.で割った値で、例えばNo.2のレンズなら500cm、No.3のレンズなら330cm、No.4なら250cmになるそうだ。

今回は暑さに負けて籠っていたお蔭でクローズアップレンズの性質を学ぶことが出来た。 これはまことに不幸中の幸いだった(^o^)。
(カメラ:XT-1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro &クローズアップレンズNo.3)  

2014年7月10日木曜日

ムラサキシキブの花

台風が今朝がた何事も無く通過して行った。 
瞬間最大風速70mを超える超大型台風の来襲と言うことで最大限の警戒警報が出されていたのだが、東日本に来るころには勢力が弱まって、朝のテレビで房総半島に上陸したと報じていた頃には青空が覗き、明るい陽光が射しこみ、庭のヤマユリも、何事も無かったように咲いていてホッとした気分!
家の裏の方は問題ないか見に行くと、ムラサキシキブの花が咲いていることに気が付いた。 この小さな可愛い花を見ると撮らずにいられなくなり、早速カメラを持ち出し、絞りや感度をいろいろ調整しながら記念撮影。 
なんとも可愛い花だ! よく見ると蕾も未だ沢山ある。 ・・・と思ったら、花が散ってカップの様な可愛い花の跡が沢山ある! もうだいぶ前から咲いていたのに気が付かなかった様だ。 どうやら今が見納めの時期、 気が付いて良かった!・・・と安堵。

この時期藪蚊の襲撃が凄くて急いでそこを逃げ出したが、カメラを持ち出したついでに玄関脇で咲き続けているゲンペイクサギも撮ってみることにした。 この花の長い蕊をマクロで上手く撮りたいと思っていたこともあるので。 早速巻き込んだ蕊が1本だけ伸びた未だ咲き始めのこの花にレンズを向けてみた。 伸びた蕊全体にピントが合うよう平行な位置にカメラを構えて撮ってみたのがこの写真! 毎度のことだがなかなか上手く撮れない中で、なんとか見れる写真はこれだけ (>.<)

マクロ撮影は難しいから楽しい! 小さな花全体を写すには絞りを絞り込まねばならぬが、そうするとシャッタースピードが遅くなるので手振れがひどくなる。 感度を上げてスピードを稼ごうとすると写真にノイズが増えてきたなくなる。 曇り日や日陰、朝夕等の光が少ない条件での撮影には苦労する。 そんなこと言ってると「バッカじゃないの! 三脚使ってフラッシュ焚けば良いじゃん!」・・と言われそうだがそうしないで撮るのが又楽し!・・なのだ。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)