2014年6月19日木曜日

千葉公園の大賀蓮

昨日は雨の予報にもかかわらず雨は降らなかったが、一日どんよりした曇り空だったので友達と大賀蓮を見に行く約束していた今日の天気が気になっていたのだが、今朝はすっかり回復して良い天気! 
三日前の開花状況の偵察結果が良かったので喜び勇んで家を出た。

先回同様モノレールの千葉公園駅で降りて対岸に蓮田の見える池の縁へ行き、カメラに最短焦点距離10mmの新しい広角レンズを装着。
早速ファインダーで覗いてみると、 この写真や!
この写真のように、池を中心とした広々とした公園のほぼ全景が心地良く見えている。

それに比べ、三日前に最短焦点距離18mmで撮った写真は これや これのようにだいぶ範囲が狭くなっているので印象が随分違う。 広大な田園が広がる田舎の住人にとってはこの広角レンズは役に立ちそうだ。

それはともかく、レンズを55-200mmズームに付け替えて蓮田へ向かい、かなり咲き揃ってきた蓮の花にレンズを向けていると、先に来ていると言っていた友達が声を掛けてきた。 
そこから二人で花巡り開始! 当方は目につくもの手当たり次第にシャッターを切る。 先日は蕾の方が多かったが、数日の間に次々に咲いているようだ! これは芯が黄色いから咲いたばかりの花! 咲きかけた花は色が濃くて初々しいのが良い! しゃがんでみたら陽に透ける花もなかなか乙なもの! これはまさに咲いたばかりの綺麗な花だ! 開ききった花は横から蕊が良く見える! 芯が緑っぽくなっているから咲いてから数日経っているので散る直前だろう。 4日目に散るというから。 池をバックに金平糖のような花! この花も咲いたばかりのようだ。 双子の姉妹のような花! 樹木をバックにして咲いている姿も良い感じ!

こんな具合に撮った写真を並べたらきりがないのでこれだけにするが、今回ちょっと不思議な光景を目にしたので記録しておくことにする。  それは・・・ このように蓮の葉に溜まった水があたかも沸騰しているように泡立っているのを幾つか目にしたこと。 蓮の葉が太陽光を中心に集め水を沸騰させてるのかなあ?・・と試しにその水に触れてみたけど熱くない。
この写真を撮っていたら他のおじさんも覗き込みながら不思議がっていた。
帰宅後ネットで調べたら、これは蓮の根の呼吸だそうで、蓮根の穴が茎から葉の中心部に繋がっていて根の中の空気と新鮮な空気と交換しているということらしい。 思わぬ勉強になった出来事でした。

(カメラ:X-T1)
(主なレンズ:XF 55-200mm F3.5-4.8 RLM OIS)