2014年4月28日月曜日

佐倉城址公園の牡丹

天気が下り坂という天気予報だったこの日の午前中、家内が見たいと言っていた牡丹の花が咲きだしているという情報を得たので急ぎ佐倉城址公園の自由広場に見に行ってみた。 
実の所あまり栽培種の花に興味が無かったこともあり、牡丹の花をじっくり見たり撮ったりしたことは無かったのだが、X-T1の色再現性を確認したいこともあって家内に同行することにした。 

自由広場に着いて牡丹が植えてある畑に行ってみると・・・ このように色とりどりの花が咲き始めていた。 これは見事な赤い花! 薄紫のこの花も綺麗だ! この朱色に近い花も綺麗だし、 このピンクの花も何とも優しげで可愛い! 未だ開ききらないこんな花も奥ゆかしい感じがして好ましい。 これも開ききった上の写真とは趣が違って見える。 これはまるで親子水入らずの感じがして微笑ましい。 一方こんな情熱的な花もある! こんな真っ白の花もある。 牡丹の花はこんなに色が豊富だとは知らなかったのでびっくり、薔薇の花とはまた違った雰囲気がある!  畑を見渡してみると特に目立っているのは真っ白な花のようだ!  この写真、コントラストが強すぎて現像には一苦労させられた。 

今回は現像ソフトにLightroomを使って何とか処理したが、それにしても白や黄色の花の現像は、見た感じのままに仕上げるのが至難の業。 たいていの場合花が綺麗に現像できても周囲は暗くなってしまうし、周囲を明るく現像すると肝心の花の色が飛んでしまって何だか分からなくなってしまうことが多いのだ。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)

スズランが咲いた!

今日はあまりパッとしない天気、こんな日は撮り溜めた写真の現像やら整理をするに限るとばかり、パソコンとにらめっこ。

それでも1時間もしないうちに飽きてきて庭を眺めると、庭に増えたニリンソウが未だ元気に咲いているのが目に入り、記念にこの写真でも撮っておこうか・・・と、X-T1にマクロレンズを着けて庭に出た。
狭い庭にはこのニリンソウの花だけが目立っている! 良くここまで増えたもんだ・・・と嬉しくなる。 この清楚な花をマクロで撮る。 このカメラは狙った所にピントを合わせるのが簡単で大助かり。 片隅で咲きだしたこのつつじの花の色も好みの色。 普段は狭い庭の邪魔者扱いだが、この時期だけは格別。 家の裏でこのシラユキゲシが咲いていた!
中国東部原産のケシ科の花、どこかおくゆかしい山野草の雰囲気があって好きなのだが、狭い通路に群れ咲くハナニラの中に混じっているので目立たない。

そう言えばスズランはどうなっているかな?・・・と辺りを見回すと・・・ 茂みの中に蕾を付けたスズランがあった! 去年の記録写真を見ると、この時期は既にいっぱい咲いていたから今年は幾分遅れているようだ。 茂みをかき分けてみると結構あちこちに蕾がある! 中には釣り鐘状の花を咲かせているのもある! この分だとここ数日中に咲き揃いそうだ。

ところで今日は薄暗い天気だったことと、緑濃い茂みに咲く白い花だったこともあって色もコントラストもなかなか見た感じに現像できなくて四苦八苦。 
暗いと写真がセピア色っぽくなりやすく、せっかくの若葉の色があせてしまうし、その上白い花とのコントラスト調整も難しい。 現像にはカメラ付属の「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」を使ったが、未だ不慣れなせいもあるのか花を引き立てると辺りが暗くなり過ぎるし、辺りを見た感じにすると花は白く飛んでしまって始末が悪い。 その点は使い慣れたAdobeの「Lightroom」でもX-T1の現像が出来るようにバージョンアップされ、コントラスト比の大きい画像の現像処理が容易に出来て良いのだが、一方ではきめ細かい色調整がしにくいという難点を感じている。 
結局は目的に応じて現像の道具(ソフト)を使い分けるしかないかなあ・・・と思っている昨今なのだ。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF60mm F2.4 R Macro)

2014年4月27日日曜日

北総の藤の名所探訪

この辺りに何処か藤の花の名所が無いかと調べていたら、龍頭寺と言うお寺のある匝瑳市の木積地区と、銚子市の妙福寺が見つかった。
前者の木積地区は古くから藤の蔓を使った無形文化財に指定されている工芸品の産地だけあって、この地区のいたるところで藤が栽培されているという。 
一方、妙福寺には境内に樹齢700年と言う大藤棚を筆頭に二つの藤棚があって昔から多くの人に親しまれてきたという。

そうと知ったら早速様子を探りに行ってみたくなり、先ずは匝瑳市の龍頭寺を目指して車を走らせた。 
間道を行きつ戻りつしながらやっとのことで探し当てた目的地近くに車を停めて歩いて行くと、 道端にこんな藤棚があったりして目を楽しませてくれる。 これも道端で見つけた藤の花だが、花がやたらと大きいのでびっくり!
来月1日からこの地域で木積のふじ祭が開催されるという。

やがて雰囲気のある坂の下にそれと思しきお寺が見えた。 思ったより小さな薄紫の藤棚が見える! でも坂を下って近くに行ってみると結構大きい藤棚だ! 樹齢100年の藤の幹! さすがに貫禄がある。 棚の広さはそれほどでもないが、辺りの樹木をバックにした雰囲気がいたって良い!

そこを後にして、今度は銚子に向かった。 銚子にはしばしば釣りに行っていたので勝手知った道、お目当ての妙福寺は直ぐに見つかった。 何台もの車が駐車しているお寺の入り口から藤の花の色が見える! 本堂前の左右に藤棚がある! 既にだいぶ咲き揃っているでは! なかなか綺麗だが満開時の花は2m位の長さになるというから今は半分くらいか・・。 これが樹齢700年の藤棚! 本堂の左手の方にはこんな白い藤棚もあった。 これはもう一つの藤棚。  なかなか見事な花、古来から文人墨客が訪れたとあるのもうなずける!

今回思い切って来てみて良かった。 こんな名所があることを知ることが出来て又一つ楽しみが増えた。
(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF17-40mm F4L USM)  

2014年4月26日土曜日

DIC総合研究所のつつじ山

今日は川村美術館に隣接するDIC総合研究所のこの時期の土日だけ一般公開するつつじ山を見に行ってきた。 
去年初めてここのツツジを見に来たのだが、300mに渡って敷き詰められたツツジの花は見ごたえがあるので訪れる人も多く、10時近くに到着した駐車場は既に満杯状態、そこから川村美術館の前を通っていつもは入れない研究所の敷地に向かった。
美術館前の池に沿って行く道は結構陽射しが強くて暑いくらい。 美術館の前に大きな赤い椅子のオブジェがある! 何時の間に出来たのか?・・何度も来ているのにこれまで気づかなかった。 池の対岸、IDC総合研究所の敷地に緋毛氈を敷いたようにツツジが見える! 到着したつつじ山はもうすっかり咲き揃っていて目を見張るような光景! 今日は天気が良いので眩いばかり。 あちこちでカメラマンがレンズを向けている! でもあまりに大勢いるので気にしてはいられない。 それにしても今年は見事に咲いている! これだけびっしり咲いているのを見るのは初めてかも・・・! 去年はこれほどでは無かったような気がする。 ぐーと花の近くに寄って撮ってみた。 こっちまでツツジの色に染まりそうだった。

ツツジを堪能した後、川村美術館の自然散策路に行ってみると、里山の樹林の中にイカリソウやジュウニヒトエ、フデリンドウ等の姿が見えたが今日はそれ用のレンズを持ってなかったので眺めるだけ。
菜の花が終わった広場を通り抜け蓮池の方に行ってみた。 広場の向こうに八重桜が未だ綺麗に咲いているのが見える! 行く手に現われたのはこの真っ赤なシャクナゲピンクのもある! 蓮池のある谷間を望む所にやって来ると、辺りの山の新緑が心地く、深呼吸したくなるような気分だった。

(カメラ:EOS 5D MarkⅡ)
(レンズ:EF17-40mm F4L USM)

2014年4月24日木曜日

雲井岬つつじ公園探訪

このところ近所の家の庭のつつじの花が綺麗に咲いているのを見かけるようになった。 
藤の花といえば毎年辺りの荒れた里山でヤマフジの花を撮るのが恒例行事になっているのだが、連休過ぎでないと綺麗な花にお目に掛かれないので、 その前にどこか綺麗に咲いている公園でもあれば撮りに行きたいのだが、そんな名所が思い浮かばない。 
ネットで調べてみようと千葉、藤、つつじで検索してみた所見つかったのがこの東庄町の商工会のホームページ!
ここに出ていた「雲井岬つつじまつり」の場所は数年目まで利根川に釣りに行く時に通った道の近くだと分かり早速行ってみることにした。 東大社の裏山」と出ていたので探したが、実際はこの道路沿いに駐車場の看板が立っていて、ここが公園の入り口らしい! 駐車場の裏にあったのはなんともそっけない公園の入り口、どこにも「雲井岬つつじ公園」という門が無いのでほんとにここかな~?・・・と半信半疑になる。 中に入るとなるほど大きなつつじの樹が園内のあちこちに植わっていた。 花を付けている樹は未だ少ない。  中は結構広く、所々にベンチや東屋があった。 咲いているのはこの白い種類と この赤い種類のツツジだけ。  ほかの樹の蕾を見ると咲くまで1-2週間かかりそうな感じだ。 こんな大きなツツジの樹の間の迷路のような小路を往く。 これらの樹が咲き揃ったら確かに壮観だろう! 一番奥まで行ったら崖になっていて、開けた先に遠く利根川沿いに広がる東庄町が見えていた。

(カメラ:EOS 7D)
(レンズ:EF17-40mm F4L USM)