2014年2月18日火曜日

セツブンソウの便り

今年もセツブンソウの便りを聞くようになったが、自生地は突然の大雪でしばらく姿を見るのは難しそうだ。
今朝、川村美術館のホームページを見ていたら、ここの自然散策路で「ロウバイが咲いていて、小さなセツブンソウも数輪咲きだした!」と出ていたので、冷たい北風が肌を刺すようだったがX-T1の試し撮りを兼ねて行ってみることにした。

寒さのせいか数えるほどの車しか停まっていない川村美術館の駐車場に車を停めて園内に入ると、
早速迎えてくれたのはこのロウバイ! X-T1を構えてファインダーを覗いてもなかなかピントを合わせられず四苦八苦。 このレンズに慣れてないので被写体距離が近すぎてたこともあるし、冷たい北風に揺れている上に逆光だから無理もないが・・・。  ピントを合わせることに懸命になっていたら、露出設定のほうがいい加減になっていて後の現像で四苦八苦。  距離があればピント合わせは簡単! でも露出がどうなってるのか迄気が回らない。

もたもたしてすっかりがかじかんだ手をポケットに突っ込みセツブンソウが咲く林へ移動。 弱い木漏れ日の林の中で寒そうに福寿草が咲きだしていた。  早々とユキワリソウも咲いているのがある!

セツブンソウがなかなか見つからない。 行ったり来たりしてたらようやく見つけた! 背たけ5cm 花は1cmあるかないかの小さな花! ここのは一段と小さくて見つけるのは容易でない。 さすがにこれではファインダーで覗くのは無理なので、カメラを地べたに置くようにして液晶画面を起こし合焦マーク頼りて撮ってみた。  ピント合わせの位置を自由に変えられる機能が効いたのか、小さく写ったのをトリミングして見たら結構ピントが合っていた。

今回は逆光や風で揺れる被写体、薄暗い林の中や小さな花等、いろんな場面で苦戦を強いられたので、 それらに即座に対応できるよう再度取説を読み返して猛勉強。 
それにしてもこのカメラ、 シャッターS、ISO感度、露出補正、絞り等、各種ダイヤルを手でいじる楽しみを満喫出来て、撮ること自体がたまらなく楽しい! 更にマクロとホールドグリップがあればもっと楽しくなりそうだ。
(カメラ:X-T1)
(レンズ:XF18-55mm R JM OIS)