2013年4月17日水曜日

久し振りの龍王峡散歩!

何も無ければ今日帰る予定だったが、昨日の夜、トイレの床が濡れていることに気が付いて調べたら、なんと給水タンクの下の方から水がポタポタ落ちていた。 
地震でネジが緩んだのかも・・・とスパナで締め付けてみたが治らない。 仕方なく業者に電話したら明後日でないと行けぬというので帰るのを1日延期した。

天気もまあまあ、今は日光市になっている昔の栗山村の桜やヤシオツツジを見たり龍王峡を散歩してみることにした。 これは川治方面とと川俣方面の分かれ道際に一際艶やかに咲いていて目を引いた桜!  途中このように曲がりくねった道を登ってゆく。 が、登るにつれて見える山肌に芽吹きの色が少なくなってきた。 道路際から覗くと谷間に川治温泉の街並みが箱庭のように見える。 崖縁の樹に花が咲いている! 早春のこの辺りでよく見かけるこの花はイタヤカエデの花だ! 坂を登りつめ、長いトンネルを抜けてこの八汐湖に出た!  湖の奥には雪が残った日光連山が見える! 今日は南の暖かい空気が流れ込んで靄っているのがちょっと残念だ。

それはそうと、辺りを見回しても桜やヤシオツツジの花の色が目に入らない。 確かに温泉街辺りで桜が咲きだしたところだから標高の高いこの辺りは未だ無理なのだ!・・と悟って来た道を引き返し、龍王峡へと向かった。

客足が減って寂れた感じの龍王峡、奇抜な格好をした茶店の爺さんだけが威勢が良い。 ちょっと申し訳ない気持ちでその前を通り抜けて遊歩道に入ると・・・ 早速渓谷の急な崖路の脇に咲くこのヒトリシズカを見つけて嬉しくなる。 この白いスミレも紫の花の多い中で一輪見つけた! ヤシオツツジも咲いてる!と思わず歓声! ここで今咲いてるのだから山の高い所では見かけなかったのは当然だ。 可愛い葉っぱだ! この形は多分ミズナラだろう。 ヤマブキも咲いている! これは白いサクラの花! 花が随分小さいが図鑑を見るとチョウジザクラという山地に生えるサクラのようだ。 渓谷沿いの崖上の遊歩道は早春の明るい林だ。 そんな中でこのチゴユリを発見! 我が家でも咲きだしていたがここでこんなに早く咲いてるとは思わなかった。 谷底を覗きこむ崖上に、ミツバツツジが咲いている!  萌え出す新緑の中のミツバツツジ! この時期一番美しいコントラストだ。 この時期を過ぎるとお目に掛かれないショウジョウバカマ、密かに会えることを期待していたので小躍りしてしまう。 そしてこのミズバショウだ! 遊歩道の中間点近く、むささび橋近くの湿地にお目当ての花が咲いていた。 この時期になると葉が大きく育ってしまうので風情が半減してしまうが、それでも自然に咲くのは滅多に見ることが出来ない花だけに貴重。 木間越しにムササビ橋が見えた! 久しぶりに歩いて結構疲れたのでこの橋の袂の茶店で一休みしてもと来た道を引き返した。

(1-11枚目 カメラ:EOS 5D MarkⅡ、12枚目以降 EOD 7D)
(1-11枚目 レンズ:EF24-70 F4L IS USM、12枚目以降 EF100-400mm F4.5-5.6 IS USM)