2010年8月25日水曜日

残暑の里山の秋の花

いよいよ8月も終盤、暑い夏もお仕舞になって欲しいものだが一向にその気配が見えなくて今日も焼けつくような暑さ。 もう里山にはツリガネニンジンコマツナギなどの秋の花が咲きだしている時期だったことを思いだし、早速見に行ってみることにした。
稲がたわわに実ったこの谷津田の奥の斜面に今何が咲いているかなあ・・・とわくわくしながら進んで行った。
汗がしみる目に最初に飛び込んできたのはこのオトギリソウ。 なんだか久しぶりに出会った気分で嬉しくなる。
今度は山裾の草むらに咲くピンクの花が目に入る。 お目当てのコマツナギだ! 以前は大好きな秋の花・・と思っていたが、こんな暑い時から咲きだすことを知ってから未だ10年は経っていないだろう。
こっちではツリガネニンジンと一緒に咲いている!
見回すと、この暑いのに斜面のあちこちにツリガネニンジンが咲いていたのだ。
なんともうワレモコウの花も咲いている!
更に斜面を見上げるとこのアキノタムラソウの花が目に入る!



それにしても暑い! 額から汗が流れ落ち、背中は既にびっしょりだ。 急いで車に戻ってエアコンを効かせ別の里山に移動する。 今度のお目当てはクサフジの花だ。
到着した山の斜面の草薮で最初に目に入ったのがこのガガイモの花。
近くにはこのヘクソカズラの花も咲いている! この花、他に「ヤイトバナとかサオトメカズラ」という良い名があるのにいつも変な名で呼ばれて気の毒なことだ・・と思ってしまう。
探していたら遂に草むらの中にクサフジの花を見つけた!
急な斜面のむせかえる草をかき分け、ようやく目の前に姿を現したこのクサフジの花を撮る。 この花に出会ったのは随分久しぶりで懐かしい気がするがどうだろう・・・・。