2010年1月16日土曜日

凍てつく坂田が池の鳥

良い天気だが寒い日が続いている。 日本海側は大雪になっているらしい。 今日も冷たい北風が吹いて寒いことこの上なかったが、
こんな寒い日はミコアイサに会えるかも・・・と勇気を出して房総風土記の丘のこの凍てつく坂田が池に行ってみた。
いつもは鴨の塒(ねぐら)になっている陽の射さない池の北西側の湖岸は氷が青く光っていかにも寒そう。 流石にこの時期は鴨の姿が無い。
見ると池の中程の氷の上に立つカルガモの姿がある。 融けない氷に戸惑っているのかも・・・。
遠くを見ると氷の無い日溜まりにカルガモの一群が集まっていた。






片側の暗い山の斜面に鳥の影、見るとその鳥はシロハラだったがあまりに暗くてどの写真も大ブレ、見るに耐えるものは一つも無くがっかり。 明るい林に差し掛かった時
5m位の至近距離に飛んできたのはこのモズの雌だった! 2-3分そこに留まっていろいろポーズを取るモズを楽しむ。




行く手の小径で大きなレンズを構えて林の中を狙ってるカメラマンがいた。 何だろうとレンズの狙う方向に目を凝らしていたら、この小さな鳥が飛んできて小枝に止まった!
この鳥、久し振りに出会ったルリビタキの雌だ!
湖岸の日溜まりで、カルガモの一群に混じってこのコガモの姿があった。 小さいので目立たないが、良く見ると結構いることが分かる。

梅林に数人のカメラマンの姿が見えた。
行ってみるとその先にこのジョウビタキが姿を見せていたのだ!
この鳥、人を一向に怖がる様子もなく近くを飛び回ってこの梅に樹に止まった。
大勢の視線を浴びて梅の木の枝を飛び回るこの鳥を5分くらい眺めていただろうか、全く飛び立つ様子もないのでお先にその場を失礼した。 それにしても飼い鳥のようにその場を離れない野鳥なんて信じられない気分だった。

池を一周したが今日もミコアイサには会えなかった。 あのパンダのような可愛い鴨に会いたいのだがなかなかその機会に恵まれない。
ふと水際にこのハクセキレイが降り立ったのでレンズを向ける。 人の近くに平気で降り立つこの鳥を見るとついレンズを向けたくなる。
水生植物園近くを歩いていたら藪の中に鳥が動くのが見えたのでレンズを向けたのがこの写真。 その時は何の鳥だか分からなかったが後で画面で見てみたら、この後ろ姿はどうやらアオジのようである。 今シーズンは未だアオジの姿をまともには見ていないのでそのうちしっかりと対面してみたい。