2010年9月29日水曜日

ヒガンバナ

もうお彼岸も近いからヒガンバナを見に行こう・・と散歩に出かけたのにたった1輪しか咲いているのにお目にかかれなかったのが19日、そのことが気になって久しぶりに田園散策に出てみることにした。 最初にやってきたのはツリフネソウの群落地
前回来たときは未だ咲き始めたばかりだったが、いつもの田圃際も・・・
この里山の際も、今見事にツリフネソウが咲き揃っている!
こんなに咲いているのを見るのは久しぶり!
それにしても、こんな見事な群落地が放置されているのは勿体ない気がしてならないのだが・・・、何時まで見ることが出来るのか気になるところ。
ふと見ると、クロホウジャクホシホウジャクか分からぬが、まるでハチドリのように羽ばたきしながら盛んに蜜を吸っている!
傍らにはこのアカバナも咲いている!
ゲンノショウコも咲いている!
山際の農道を更に進むと、行く手の土手に咲くヒガンバナの赤い色が目に入り急いで近くに行ってみる。
なかなか見事に咲いている! 
田圃の畦道にも咲いているのを見つけてカメラを向ける!
更に行くと、今度は農道脇がまるでヒガンバナの花壇のようになっていた!
これだけ咲いていると結構楽しめそう・・・と嬉しくなり、土手の上から田圃をバックに何枚か撮ってみる。
農道脇のヒガンバナ
農道脇のヒガンバナ
ふと見ると、カラスアゲハのような蝶が飛んできた。 さっそくカメラで追ってシャッターを切る!
よく見ると未だ蕾も結構ある。 未だ当分楽しませてくれそうだ。
それにしても9月も末になってようやく最盛期を迎えるとは、今年は猛暑の影響でこの花もすっかり調子を狂わされてしまったようである。

2010年9月19日日曜日

本佐倉城址の散歩!

昨日に引き続き今日も青空の良い天気! 今日の足慣らしはそろそろツルボが咲き出しているかも・・と本佐倉城址に行ってみることにした。
家を出て直ぐの国道の横断歩道脇に来ると傍らの草むらで咲いているこの時期の常連の花に出会った。 アジア大陸原産の帰化植物、シナガワハギだ!
国道を横断した先も鬱蒼とした草原、その中にこのアキノノゲシが背を伸ばしている!
足元にはこのキツネノマゴが群生している!
田圃の畔でもないのにタカサブロウの姿もある! 
それにしても今日は蒸し暑い。 昨日はあんなに爽やかだったのに今日は流れる汗が目に沁みるほど!
草原の先の坂道を上って旧成田街道を超え小学校脇を通ってその先の急坂を下った。
谷津田の縁の日陰の小径を歩いていたら樹陰に咲くこのヒガンバナに遭遇! 今年は猛暑が続いて開花が遅れているようだがもう咲いているのもあるんだ!・・とびっくり。
暑い陽射しが照りつける畦道を抜けて本佐倉城址へと向かう。
傍らの田圃にはアメリカミズキンバイ(ヒレタゴボウ)の黄色い花が咲いている。
畦の草むらではこのガガイモの花も咲いていた。
汗をぬぐいながらようやく城跡の入り口に到着。 
戦国時代に北総を支配した千葉氏の家紋の盾を配した城山をゆっくり登ってゆく。
到達した城跡の最上部、「奥の山」は予想通りツルボの花の真っ盛り! この花は猛暑は関係なかったのかな・・?
それにしてもこれだけ群生してるところは滅多に無いんじゃ・・・としばし見とれる。
倉跡」の方には、今年もボランティアが育てた蕎麦の花が見事に咲き始めている!
毎年、この蕎麦の清楚な花を見るのが楽しみになってきた!

2010年9月18日土曜日

久しぶりに田園散歩へ

ようやく例年通り秋の足音が聞こえるようになってきた。 そろそろ足慣らしをしないと・・・と思い立ち、田園の秋の気配を求めて散歩に出かけることにした。家を出たのは8時半、比較的風が爽やかで心地よい。
やって来た町外れのお寺の境内を覗くと、真夏の名残の百日紅の花が未だ咲き続けている!
いつものように谷津田へ続く農家の間の狭い坂道に入ると、傍らの生け垣に絡まって咲いているこのセンニンソウの花が目に入った。あまり見かけないなあ・・と思っていたのに、出会い始めると次々に出会うから不思議なものだ!
次に出会ったのがこのマルバルコウの花! 江戸時代に観賞用として渡来したのが野生化したと言うだけあって野草とは思えない花の色に思わず目が留まってしまう。
この時期になるとヒガンバナが見られる谷津の耕作放棄田は未だ緑一色、今年は未だ蕾すら見かけない!
里山の樹林を抜けてやって来た高崎川のほとりも緑一色。 秋を感じさせるのは稲刈後の田圃だけだ!
里山の縁に並ぶ農家の庭先にはこのノウゼンカズラの花が未だ咲いていた。今年はこの花がよく似合った年だった!
クリがもう直ぐはじけそうだ! 収穫の秋が近いぞ!
ザクロも色づいてるし・・
柿の実も赤くなっているのもある! 木の実は間違いなく秋を告げている!
そろそろ6,000歩というところでこの葛の花に出会う。けたたましいこの花、あまり撮る気にならないが、空が青のバックのせいで意外に綺麗じゃん!・・・とカメラを向ける。
今度は道端に咲くこのメマツヨイグサ、これも「意外に綺麗!」とあまり撮ったことがないこの花にも目が留まりレンズを向けていた。


今日は比較的風が爽やか、暑いけどこの風のおかげで目に沁みるほどの汗はかかずにすんだのだが、久しぶりに山坂を歩いたので最後は疲れて足を引きずる感じ。 当面足慣らしを続ける必要がありそうだ。

2010年9月15日水曜日

もうツリフネソウが咲き出した!

一昨日の晩、カミナリと激しい雨が遂に例年の季節を呼び戻し、ようやく猛暑の夏が終わった感じ!ほっと一息ついた今日、田園はそろそろツリフネソウが咲きだしてるかも・・・と様子を見に行ってみることにした。
早ければヒガンバナの花の色が見えるかも・・と殆ど稲刈りが終わった田圃の縁の草むらに目を凝らすがその色は見当たらない。
山際の農道に車を乗り入れて例年ツリフネソウが群落を成すところまで来てみると、咲き始めているその花の姿が目に入った。
ここにも咲いている!・・と嬉しくなる。
あっちにも咲いている!・・と、見る花どれも撮りたくなる。
あちこちに咲いている!  でも未だ蕾の方が多いようだ。
ママコノシリヌグイの花も見つけた!
アカバナの花も咲いているかも・・と探してみたら案の定見つかった!


山際の細い農道をさらに進んで行くと行く手の畔にニラの花が固まって咲いていた。
車を降りて近づいてみると、その花の周りを蝶が舞っていた。 どうやらツマグロヒョウモンのようだ。
行く手の山際に群生している白い花が見えた。 あれはきっとセンニンソウだ!・・と急いで行ってみる。
これは凄い! こんなに群生しているのを見たのは初めてだ!ふと辺りに良い香りが漂っていることに気が付いた。 有毒のセンニンソウだがほんとに良い香りだ!
この純白のきりっとした花がお気に入りだが、手入れの良い場所ほど刈られてしまうのでこんなに群生しているのを目にすることは殆ど無いのだ!

ところで、今年の異常な猛暑のおかげでカメラ片手の田園散策もままならず欲求不満が鬱積、このままだとおかしくなりそう・・と思っていたがこれで気持ちがすっきりした^^。