2009年11月16日月曜日

散歩道に点在する歴史

今日は昨日と打って変わって朝から曇りの寒い一日だったが、減量の為には歩かねば・・と、一万歩を目指して散歩に出た。 先ずはじめにR296に出て酒々井町の総合公園に到着。 
そろそろ冬鳥が現れていないだろうか・・と辺りを見渡すが、鳥の気配は全くない。
公園を抜けて秋色の里に出る。
側らのお墓に古そうな墓石があるのが目に入る。 何やら文字が刻んであるので見てみると、「寛政五年」と彫ってあるのだ。 これは1793年、11代将軍家斉の時代のものだ!
結構古いものがあるなあ・・と興味が湧いてきて辺りを探してみると、「天明二年」と彫ってあるものを見つけた。 これは1782年、10代将軍家治の時代のもの、大きな天災があった時代だ。
こちらは何時頃の墓石なのだろう?・・・と覗き込むと、「享保十四年」と彫ってある。 これは1729年、8代将軍吉宗の時代と結構古い。
正徳元年」と彫られた墓石に出会った。 「正徳」とは聞いたことがない年号だが・・と調べてみたら、これは1711年、6代将軍家宣と更に古い時代のものだ!
こちらは「享保廿一年」と彫ってあるから1736年、8代将軍吉宗の時代のもの。
人気の無いお寺の片隅でこの古そうなお地蔵さんに対面。 残念ながらお顔は傷んで定かでないが石の六面に彫られたお地蔵様は珍しい。 これは何時頃のものなのかも分からない。