2009年7月30日木曜日

帰化植物「クルマバヒメハギ」

2週間くらい前に野草の調査をしている方が見つけた花の確認のために出掛けた酒々井総合公園は、今朝も陽射しが強く蒸し暑かった。
その花が咲いているというグランドへの下り坂の道端に、こんな陽気が大好きな「ワルナスビ」の花が今盛りと咲いている。
辺りの草原にはこの「ニワゼキショウ」も暑さにめげずに咲いていた。
草刈が入っていたので心配したが遂にお目当ての小さな草花を見つけた! これまで見たことも無いこの花、昔お世話になったことのある千葉県立博物館の先生に写真を送って問い合わせていたのだが、昨日、「北アメリカ原産の「クルマバヒメハギ」という比較的新しい帰化植物のようだ」との返事。
見ると、刈られた後に又伸びて花を付けた背丈の小さな株が群生しているではないか!
小さな花をマクロで撮ってみる。 なかなか可愛い花だ!
葉を見てみると、「クルマバ」の名の由来の通り輪生している!
この数mmの小さな可愛い花の房をを又撮ってみる。
見ると葉が輪生していないのもある! これは「クルマバヒメハギ」ではないのだろうか?  ネットで調べたら同じ原産地の「ハリヒメハギ」というのもあるようだ。
それにしてもこんな花が咲いているとはこれまで全く知らなかったので大収穫と帰途についた。 車を停めた駐車場の前の公園で賑やかに蝉の声。 見ると桜の樹の根元の草に蝉の抜け殻が着いていた。
直ぐ近くの桜の木に油蝉が止まっている!
筋向いの家のピンクのムクゲも祝福するように綺麗に咲いていた。