2009年7月23日木曜日

真夏の田園散歩

梅雨明け宣言の後も蒸し暑くて曇りがちの天気ばかり、カメラいじりが出来なくて腐っていた。  でもじーっとしていると体がなまってしまうような気がして今日は思い切って昼から近くの田園散歩に出掛けることにした。
街中を抜け酒々井総合公園に向って国道296号線を歩いていたら杉の木の間から街並みが覗いていた。
側らで青い実をたわわに付けた樹を見つけた。 ハゼの樹だ!
総合公園に入るとどんぐりが生っている樫の樹が目に入る。
公園の林の中は幾分涼しくてほっとする。 谷へ下って行く途中、アキノタムラソウの群れに出会う。
辺りにヤマユリの強烈な香りが漂っている。 見上げると直ぐ上の斜面に咲いていた。 未だヤマユリの季節が続いているようだ。
冬鳥で賑わっていた茶色い谷間の芦原は今は緑一色、時折ウグイスの鳴き声がするだけだ。
更に下って谷津田の縁に出ると、そこにはヤマユリが群れて咲いていた。 こんなに咲いている里山はわが町でも数少ないのではなかろうか・・・。
ヤマユリは何時見ても優雅だ!
未だ蕾も多いので、このぶんだと今月一杯はこの花の天下が続きそう。
よく見るとヤマユリの周りにはもうサワヒヨドリアキカラマツ等の秋の花の姿もある。 季節が進むのはほんとに早い!
大好きなコマツナギも最盛期に近づいているようだ。
谷津田を下って見晴らしの良い田圃に出た。 汗が流れるほど蒸し暑いが、見た目はなんとも清々しい!
よく見ると田圃の稲が花を咲かせている! そう言えばあと一月ちょっともすれば稲刈りが始まるのだ。
田圃を後に家路に着く。 通りがかりの農家の庭に綺麗なムクゲが咲いていた。
こちらは真っ赤なキョウチクトウ、 こんなに濃い色のを見たのは初めてだ!