2009年4月2日木曜日

山武市・長光寺の枝垂桜古木

今年の春は桜の開花が早かった割りにその後の低温でなかなか開花が進まない。 ふと、ソメイヨシノが満開になる前に最盛期が終わってしまう山武市・長光寺の枝垂桜の古木のことを思い出した。 見るなら今しかない!・・と晴れ間が覗きだしたのを見計らって家を飛び出す。 
参道の杉木立を抜け境内に入ってみると、ご高齢にも係わらず今年はまずまずの花付のように見えて嬉しくなる。
自分の体を支えるのも容易では無さそうな古木だが、こうして毎年花を付けるのだから頭が下がる気分になる。
それにしても見事な樹形だ!
見ると地面には昨晩からの嵐のような天気で散った花びらが敷き詰められていた。
この巨大な古木を見上げてみる。 天に向って太い枝を広げた姿はまるで大見得を切っている歌舞伎役者だ!

多古町の菜の花旅情

長光寺の枝垂桜を堪能した後、菜の花が最盛期・・・との友達の情報からだいぶ経ってはいるのだが、寒い日が続いたので未だ咲いているに違いないと多古町に向う。
多古町の道の駅に着いてみると、幸運なことに目の前に未だ菜の花畑が広がっていた!
川沿いの道路脇にも菜の花が鮮やかに輝いている。
栗山川の岸辺にも菜の花が咲いている。 いかにものどかな雰囲気にのんびりしたい所だが、陽光とはうらはらに冷たい北風が激しく吹きつけて寒さが身にしみる。
橋を渡って対岸に行ってみると、土手の下にも菜の花畑が輝いている!
栗山川の川下を眺める。 のどかな春の色模様が何とも心地よいのだが、 冷たい風が止んでくれたら良いのになあ・・・と思わずにはいられない。