2009年1月17日土曜日

冬の散歩の楽しみ

この時期はオオイヌノフグリとかホトケノザ等の身近な野草が咲き始めてはいるが未だちらほら、一斉に田園に咲乱れるのはいましばらく待たねばならない。 こんな時の散歩の楽しみは行く先々で出会う可愛い野鳥をカメラに納めること
今日もどんな野鳥に会えるか楽しみに白梅がほころび始めた田園の散策に出掛けた。
歩く距離が1万歩近くでちょうど良く、野鳥に会えるチャンスも多い総合公園方面へ今日も行く。 何時ものように奥の調整池の芦原に行くと、対岸の木の上に小鳥を発見。 遠い上に逆光で400mmでもきつかったが、この鳥は「カワラヒワ」だと何とか判別出来た。 芦原を眺めても静まり返って鳥の気配は無いが、じーと眺めていればその内目が慣れて小鳥の姿が見えるようになることを経験しているのでひたすら待つ。
案の定芦の茂みに動く小鳥の姿、今回も姿を見せたのはあの可愛い「メジロ」だった。  考えてみるとこの芦原でお目にかかったのはこのメジロ位のもの。 芦原を好む他の鳥は一体何処へ行ってるのだろうか・・・。 しばし他の小鳥の出現を待ったが出てきそうもないのでそこを後にした。 谷津田に降りて行き、やがて広い田圃に出る。 行く手で小鳥が飛立って田圃脇の木の上にとまった。
目を凝らしてよく見ると、その鳥は「モズ」の雌のようだ。 そういえばこの辺りでよくモズに出会うからこの辺りを縄張りにしている鳥に違いない。 里山を越えて谷間の耕作放棄田に差し掛かった時、傍らから小鳥が一斉に飛立った。目で追ってみると、その鳥の群れは谷津田の奥に生えている柳の樹に止まった。
カシラダカ」の群れだ!  だが50m以上離れていて400mmレンズでも定かでないので2Xのエクステンダーを装着、800mmにして覗く。 35mmフィルム換算だと1280mmの超望遠だ。 でもさすがに手持ちなのでゆらゆら揺れるし、オートフォーカスが効かなくて手動のピント合わせは老眼にはちょっと無理。 なんとかそれと分かる程度の写真を撮るのが精一杯だったが、久しぶりにこの鳥に会えたことが嬉しかった。