2009年12月23日水曜日

公園の小鳥

このところ風邪気味で鼻がグスグス、熱は無いので新型INFでは無さそうだが気分はすこぶる良くない日が続く。
気晴らしに小鳥を見に行ってみようとカメラに400mmズームを着けてこの町の総合公園の谷間の池に行ってみた。
しばらく眺めていると、やがて目が慣れて小鳥が芦原の中を飛び回っているのが見えるようになった。 でもなかなか姿を表に現さない。


その時一羽の茶色い小鳥が飛んできて、遠くの芦の穂の先にとまったのが目に入った。
早速400mm目いっぱいで覗いてみたらこの小鳥は「ホオジロ」だった。


芦の中から小鳥の群れが飛び立って傍らの樹の梢に向かったので追いかけて行く。
20m位のところまで近づいて樹を見上げてみると、そこにいたのはこの可愛い「エナガ」だった。
ちょこまか木の枝の中を飛び回るこの鳥をレンズで追うのは容易じゃない。 この写真は飛び立った瞬間が偶然写っていたものだ!
何か大きさの違う鳥もいるようだが・・・とレンズを向けてみると、そこにいたのはこの「エナガ」と「シジュウカラ」。
シジュウカラも一緒に行動していたのか!・・とこの鳥にレンズを向けたのだが、ちっともこっちを振り向いてくれない。
下の枝にこの「エナガ」が飛んできて、曲芸のようにして何かを啄んでいる! その仕草が何とも愛らしい。
そのうちレンズを向けるこちらに気づいたみたいで、このようにちらっと様子を伺って何処かえ飛んで行ってしまった。
何もいなくなった樹を見上げていたら、今度は「メジロ」がペアで飛んできた。  これでだいたいここの常連に出会った感じで目出度し目出度し、シャッターを押してる間は鼻グスグスのこともすっかり忘れて楽しんでいた。

2009年12月20日日曜日

年の瀬の嬉しい出会い

今日も抜けるような青空が広がって寒いが思い切って散歩に出ることにした。 差し掛かった住宅街の外れの用水路で、
この桜の枝にとまるカワセミを見つけ思わず興奮! 持参したカメラに着けているのは18-200mmズームレンズ、400mmにすればよかった・・・と後悔しきり。  もっと近くで・・と思ったのもつかの間何処かへ飛び去ってしまった。
未だ未練があったので川べりを目を凝らして行きつ戻りつしていたら、
今度は鉄の桁に止まっているこのを見つけた! 予期せぬ時思わぬ一瞬を撮れた時はほんとに嬉しい。 写真が上手く撮れたかどうかは別問題なのだ。 散歩はこんなハプニングかあるから楽しいのかも・・・。
しょっぱなからカワセミに出会えて気分良く農道を歩いていると、 直ぐ目の前をこのハクセキレイが先導してくれた。




里山の中腹のあるお寺の門前にやって来たとき、
たわわに実った大きなセンダンの樹からヒヨドリの賑やかな声が聞こえてきた。 この情景は毎年のように眺めている楽しいこの時期の風物だ。
空が綺麗な谷津田の中の農道を行く。 それにしても風が冷たくて、思わず首をすくめたくなるくらい。
見ると田圃の水溜りにこんなにが張っているではないか! どおりで寒いわけだ!
それにひきかえ畦のこのキンエノコロは陽光に輝いてなんとも暖かそうなこと!

2009年12月19日土曜日

印旛沼の富士山

今朝は寒かった! 窓を開けたら隣近所の屋根が霜で真っ白。 TVのニュースで東京から富士山が綺麗に映っているのを見て、急に富士山を見たくなり、
この西印旛沼の畔にやって来た。 彼方に雪を被った富士山が小さく見える!(EFS15-85mm、焦点距離35mm)
もう少し富士山を大きく見たくて今度は少しアップで撮ってみる。 今日は寒いだけあって空気が見事に澄んでいて綺麗だ! (EFS15-85mm、焦点距離85mm)
もう少しアップで撮ろうと今度はEF100-400mmズーム持ち出して狙う。(EF100-400mm、焦点距離100mm)
この写真は焦点距離180mmで撮ったもの。
そしてこの写真は目いっぱいの400mmの焦点距離で撮ったもの。 140kmも彼方の富士山がこんなにクリアーに写るとは余程空気が澄んでいるのだろう。

2009年12月14日月曜日

坂田ケ池の野鳥達

今日は買い物がてら寄り道して、キンギョソウの花に飾られたこの成田市の坂田ケ池公園にやって来た。 この池の周囲に設けられた遊歩道から野鳥を観察するのが目的だ。
この坂田が池で目立つのはこの「オオバン」と、
この「ハシビロガモ」、 駐車場近くの広い湖面に群れている。
木々に覆われた池の周囲の遊歩道を行くと、この羽を乾かす「カワウ」が目に入った。
遠目には真っ黒なカワウの姿も、このように近くで見ると意外と綺麗な模様がある!
人の足音に岸辺から逃げて行くのは「マガモ」の夫婦、二人仲良く泳いで行く。
池の中に立ち枯れた蓮のオブジェ、 季節感漂うアートのようだ。






何年か前に初めて出会ったあの白い鴨「ミコアイサ」に又会えないかなあ・・と湖面を見渡すが、
見えるのはこの「カルガモの一家」が池の中程でのんびり泳いでいる姿だけ。
ふと岸辺の水際に見慣れぬ鳥の姿を発見! これは一体何だろう・・と帰って図鑑を調べたら「バン」だと判明。 オオバンはよく目にするがバンに出会ったのは初めてだ!


珍しい鳥に出会って嬉しくなり、気分良く歩いていたら傍らの樹に小鳥が飛んできた。
ちょこまか飛び回る鳥はこの可愛い「メジロ」。
枯れ草の中でじーと動かぬこの「アオサギ」を見つけた。 何を狙っているんだろうか・・・なんとも根気の良いことだ!
ひときわ小さな鴨が日向ぼこをしている。 この鴨は「コガモ」、小さくてほんとに可愛い。

2009年12月13日日曜日

久しぶりのタゲリ!

昨日は11月初旬の陽気になって戸惑ったが、今日はもとに戻って寒さが身に染みる。
そんな中で冬鳥の宝庫の印旛沼干拓田に行ってみたら、遠くの田んぼの畦に変わった姿の鳥の姿を見つけた。
400mm望遠を着けたカメラで覗いてみたらそれは久しぶりの「タゲリ」だった。


千鳥の仲間のこの鳥に初めて出会ったのは何年か前だったが、その後あまり出会っていない。
久しぶりに出会って嬉しくなり辺りを見回してみると、別のタゲリが降り立つ姿が目に入る。
いるいる! 辺りの田んぼの中に群れているのが見える!
田の畦に見張りのように立つこの鳥を、驚かさぬように30mくらいまで静かに近づいて撮ったのをトリミングしたのがこの写真
もっと近くに行ってこの群れの姿を撮ってみたくなる。



田の畦に足を踏み入れた途端、
タゲリの群れは一斉に飛びたってしまった。 せっかく田んぼで食事中だったのに驚かしてしまったようだ。
それにしてもこの鳥の飛ぶ姿はなかなか優雅で吾輩のお気に入り!
飛び立ったこの鳥はやがて編隊を組み・・
どこか彼方へ飛んで行った。 しばらくこの鳥を相済まぬ気持ちで見送った。

2009年12月12日土曜日

季節の花、シクラメンのハウスにて

今年もシクラメンの花の季節がやって来た。
この時期になるとこの花を求めてシクラメン栽培農家のハウスを訪れるのが我が家恒例になっている。
奥方はいつものようにどの花を求めようかとあれこれ眺めて迷っている。 この一番見慣れた赤い花が良いかなあ・・・とか
日当たりの悪い暗い部屋だからこの白い花が目立って良いかも・・・・等と言っている。
でもこっちの愛らしい花も良いし・・・
この可愛いフラミンゴのような色の花も素敵。
この赤い縁取りのあるのもモダンな感じで良いし・・・
この華やかピンクのフリンジの花も悪くない。
このカトレアの花のようなシクラメンはちょっと派手すぎるかなあ・・・
やっぱりもう少しおとなしいこの花の方が良いかも・・・等とさんざん思い迷っていたのだが
結局奥方が選んだのはこのおとなしい赤と白のシクラメンと
この蓮の花のようにぼかしの効いたピンクの花だった。