2009年5月31日日曜日

恒例の順大裸まつり

梅雨に入ったような天気の今日、わが町恒例の順天堂大学の学生による裸まつりが町役場前のメイン通りで今年も盛大に開催された。 
沿道は樽神輿を担いで歓声を上げて練り歩く学生に水を掛けるのを楽しみにしている人々が待ちうける。
交通安全協会の車に先導されて神輿がやって来る。
駆け寄って水を掛ける子供たち!
冷たい水に思わず眼をつぶる担い手達!
寒いけど、けっこう楽しい~!
若さ爆発!
僕も水を掛けるぞー!
こんな放水もへーちゃら!
ジャンジャンカケテー!
メッチャ 楽しい~!
一発お見舞いだぞー!
頑張りました イエーイ!
も一つおまけ!
大勢の観衆に感無量! 毎年行われるこの祭り、この時期の町の風物として欠かすことが出来ないイベントとなっている。 それにしてもどういう訳か、この祭りはうすら寒い天気になることが多いのだ。 でもその寒さを若い熱気が吹き飛ばす。

2009年5月27日水曜日

咲き出したシモツケ

今日は初夏にしては爽やかな心地良い天気だったが、具合が悪くなっていた20年前の増築時に造り付けしたエアコンの買い替え工事。 
立会いの合間に庭を覗いてみると「キョウカノコ」が咲き始めていた。 調べてみるとこの花はバラ科・シモツケソウ属の園芸種、バラの花の季節ともなると咲き出すのだ!
まるで「デンブ」のよう!・・と言われたことを思い出すこの花、ピントや露出を合わせるのが結構難しい。 満足のゆく見たままの忠実な写真がなかなか撮れないので、来年も又こんどこそ!・・と挑戦してみることになりそうだ。
シモツケ」も、家の壁際で咲き始めている! こちらは近くの里山でも見かけることがある同じバラ科シモツケ属の小さな潅木、毎年初夏の頃になると可愛い花を咲かせて楽しませてくれる。
花の終わったシランの葉陰に「ドクダミ」の花を見つけた。 植えた訳でもないのに勝手に生えて咲いた花だが、季節を感じさせてくれて好きなのだ。 
工事は夕方6時近くにやっと終了。 今までの壁の中の配管が使えなかったので2階の壁面に穴を開け、地面に設置した室外機まで配管する大工事だった。 設備を造り付けにするには何時の日か必ず修理や取替えが必要になることを考慮に入れて設計しとかなければ駄目だよなあ!・・と痛感。 大手住宅メーカーに発注した家なのに・・・・・。

2009年5月24日日曜日

雨の日曜日

今日は久しぶりの雨。 昨日やって来た孫は3歳の誕生祝のおもちゃで遊び過ぎ、ぐっすり寝ていて8時過ぎになっても未だ起きてこない。 
つかの間の静かな朝のひととき、庭を見るとブルーベリーの葉の上で雨の滴が光っている。
ブルベリーの葉がこんなに水を弾くとは・・・! 外見からは想像できない意外な感じ。 ビー玉のように丸い滴は超魚眼レンズ、わが家上空の景色を圧縮して写しているようだ。
雨粒が溜まって出来た大きくなったナス形の滴、中の景色もナス形に圧縮されているようだが、何処がどう写っているのかなあ・・・。

2009年5月21日木曜日

初夏の高木

ここ数日良い天気、今日も五月晴れで暑かった。 この季節、毎年楽しみにしている房総風土記の丘の「ユリノキ」の花が見頃になっているはず・・と旧学習院初等科正堂前に行って見た。 
いかにも5月らしい爽やかな花を咲かせるユリノキの大木を見上げてみると、なんと花は既に盛りを過ぎている!
瑞々しい花を探して撮ってみたのがこの写真。 明治初期に渡来して各地の公園に植えられた北米東部原産モクレン科ユリノキ属のこの樹、花の形から「チューリップ・ツリー」とも呼ばれるが、葉の形が半纏に見えることから「ハンテンボク」とか、「ヤッコダコノキ」、「グンバイノキ」等と呼ばれているのが面白い。
見に来ようと思っていたのに・・・と忘れていたキンランやギンランが未だ残っていないかなあ・・・と林の中を探してみたがもうその姿は無かった。 今年は見損なってしまいがっかり。 諦めて戻りかけたら、花を一杯付けた「センダン(栴檀)」の樹が目に入った。
センダン科センダン属のこの樹は暖地の海岸近くに自生するというが、この辺りでは大きな庭や公園でお馴染み。 秋から冬はこの樹の実を食べるヒヨドリで賑わうのも風物の一つとなっている。
花を撮っていたら「アオスジアゲハ」がファインダーに飛び込んできた!
花から花へ飛び回って蜜を吸っている綺麗な蝶を、しばしの間レンズで追って楽しんだ。

2009年5月18日月曜日

五月晴れの散歩

朝からの爽やか五月晴れに誘われて、今日も田園散歩に出掛けた。
途中街路樹の根元の小さな花が目に留まり覗いてみると、可愛い「キキョウソウ」だ! アメリカ大陸原産の繁殖力旺盛な帰化植物だけあって、あっちこっちに大繁殖している。
この時期はさすがに陽射しが強く、家を出て10分もしないうちに背中に汗が滲んでくる。 町外れの路地に入り坂道を下ったところで「センダン」の樹が花を付け始めていることに気がついた。 もうこの花が咲く季節なのだ!
昔ながらの集落の小径を行くと、側らの草むらでこの「コバンソウ」を見つけた! 明治時代に観賞用として輸入されたイネ科コバンソウ属のこの植物も、今では雑草化してあちこちで群れている。
谷津に降りて緑濃い里山の縁の径に入ると、側らの樹陰でこの「ユキノシタ」の花に対面。
日向を歩いていたら今度はこの「ナワシロイチゴ」の花に出会った。 そういえばこの花に出会ったのは久しぶり。 美味しい実が生るのが楽しみだ!
成田線の踏み切りに差し掛かる。 耕作放棄田に「キショウブ」が群れて咲いているのが見える!
暗い森の中の坂道を登りきり、高崎川が流れる谷津田に向っていると、側らの草むらで「タチチチコグサ」の花の上を這っているテントウムシを見つけた。 可愛い!
テイカカズラ」が咲いている!・・と側らの潅木を見上げびっくり。 この花が咲き始める時期だということを忘れていた。
広々とした谷津田に出た。 曇っていた先日とは違いやっぱり青空の下の田圃は気持ち良い!
里山の縁に行くと「エゴ」がもう満開になっていた。 この花も青空の下が良い!
三日前には咲き始めたばかりだった「ガマズミ」が、今日は既に咲き揃っている!
ウツギ」の花も三分咲きくらいだろうか、ここ数日で満開になりそうだ。
生っている木苺を見つけた! ついこの前、この「モミジイチゴ」が白い大きな花をぶら下げていたと思ったのに早いものだ。
先日見つけたハンショウヅルが心配で探していたら、直ぐ近くで雌花を三つも付けている「ハナイカダ」を見つけた。 一つだけのは見たことがあるが、三つもあるのは初めてだ! この変わった植物は何の仲間だろう・・と気になりだして調べたら、これが何と「ミズキ科」だというから驚いた。  心配していたハンショウズルも未だ無事に咲いていてほっとした。

2009年5月16日土曜日

帰化植物オンパレード

この時期、我が家周辺を歩いていると道端に咲く様々な草花が目を楽しませてくれる。  
ちょっとした空き地に咲いているこの北アメリカ原産の「ヒルザキツキミソウ」は大正末期に観賞用に取り寄せたのが野生化したらしい。
街路樹の根元にも咲いている!
別の街路樹の根元ではこの「ナガミヒナゲシ」が咲いていた。 こちらはヨーロッパ原産の帰化植物なんだそうだ。
道路脇の土手は今、この「ブタナ」の花で飾られている。 この花は昭和初期に札幌で始めて確認されたヨーロッパ原産の花。
道路に設けられた広い緑地帯がこのブタナ畑になっていた! 発見されてから80年近く、この花を見ない地方はもうないのかもしれない。
ブタナ畑の中に枯れ草のようなのが何本も立っている。 これはヨーロッパ及び北アフリカ原産の「ヤセウツボ」と言う寄生植物だ。 他の植物の根に寄生して育つらしい。
  それにしてもどれも帰化植物の花ばかり。 この時期、昔はどんな花が咲いていたんだろう??

2009年5月15日金曜日

緑滴る田園と里山

今日はよく晴れて寒く感じるくらいの爽やかな天気、歩くには持ってこいなので久しぶりに田園を散歩した。 歩き始めてしばらくは体は重いし、手術した眼が慣れていないので何となく足元がふらつく感じだったが次第に慣れて緑滴る田園の空気が心地良い。 
里山の坂を登りきると、この陽の光を浴びたシダの緑が眼に飛び込んできた。
これは下り坂の道端に咲いていたニワゼキショウ。 犬も歩けばこの花に当る位、この時期何処にでも咲いている可愛い花だ。
ついこの前まで黄色い花を付けていたヘビイチゴが、既に赤い実を付けていた。 アップで見るととてもイチゴとは思えないねえ!
田圃に出た。 中央を流れる高崎川が緑に埋まっている。
田植えが終わったばかりの田圃、今日は何時に無く冷たい風が渡っているので早苗は寒くないだろうか・・・と心配になる。
田圃の脇ではこのヒルガオが寒そうに咲いていた。
谷津田の奥の山際を歩いていると、このノイバラが咲いていた。 この甘い香りが漂ってきてなんとも心地良い。
もうそろそろ咲きだす頃だと思っていた通り、見上げた木の梢にエゴの花がぶら下がっていた。 去年より1週間は早いぞ!
見るとガマズミの花が咲き始めている!  でももうこの花の時期かなあ?・・と半信半疑の気持ち。
ところが、カマツカの枝には既に花が終わった跡がある。 ミツバウツギも既に実になっている!  ということはサワフタギも終わってしまったのか?・・と辺りを見回していたらこの花が見つかった。 かろうじて咲き残っていたサワフタギだ!
里山の初夏を告げる花を見損なってしまった!・・とがっかりして歩いていたら、未だ蕾ばかりと思っていたウツギの花が咲き始めているのを見つけた。 これはうかうかしておれないぞ!
マユミの木にも花が咲いていた。 この花を良く見たことがないなあ・・・とアップで撮ってみた。 でも随分変わった花だ・・とびっくり。
楽しみにしていたハンショウヅルの花を見つけることが出来た! 例年この花を見つけても、数日後には跡形も無く姿を消していることが多い。 今年は無事でいて欲しい・・といつものように祈りたくなる。