2009年2月27日金曜日

白内障の精密検査

年をとると眼の老化が真っ先にやってくる。  出張の飛行機の中で内容確認のために取り出した書類が良く見えず、既に老眼が始まっていることに気がついたのが30年前のこと。  10年くらい前からは右目の視力が極端に衰え始め、眼科医からは白内障が進んでいると言われるようになっていた

そういえば右目と左目を片方ずつ見てみると、悪い方の右目ははっきり見えないだけでなくこの写真のような感じのセピア色になっている。 



眼鏡を作る時に目の度数が測れなかったり、免許更新の視力検査では別室に呼ばれて再検査させられるようになったこともある。

この病気は手術で簡単に治せるというし、 白内障の手術をすると「新聞がこんなに白かったのか!」と感嘆するほど良く見えるようになると聞いてそろそろ手術を受けなければなあ・・・と、今日は覚悟を決めて精密検査を受けてきた。

2009年2月26日木曜日

これはアマリリス!

今日もまた霧雨が降る肌寒い天気。 こんな日はカメラいじりもままならずつまらない。 たまたま寒がりのお袋の部屋の暖房器具の配線が混みあっていたので新たにコンセントを取り付けてたり配線を整理したりして気を紛らわした。
一仕事終えて部屋に戻った時、窓際の鉢に植わったこのアマリリスが花を咲かせていることに気がついた。

可憐な小さな花という先入観念があったこともあるのだが、実物を見た時はあまりに大きくてほんとにがっかりした事を思い出す。 
今年はどういうわけか輪をかけて大きくなり、メジャーを当ててみるとなんと73cmもの背丈になっている!  
つい 「これは“アマリリス”!」・・とつぶやいたのだった。

2009年2月25日水曜日

雨の庭の珍しい訪問者

今日は朝から冷たい霧雨。 咲き出したクリスマスローズが雨に濡れている。 写真を撮りたいが下を向いて咲く地植えのこの花は撮り辛い。 その上今日は雨だからなおさらだ。 
ふとボケの樹を見ると、脹らんだ蕾の中に一輪だけ咲いている花がある! 濡れるのがいやなのでガラス戸を開けて室内から100mmマクロで撮ってみたのがこの写真。 しばらくして又何か撮るものが無いかなあ・・・と庭を覗いていた時、梅ノ木の下に10cm位の小さな生き物がウサギのようにピョンピョンと物陰から飛び出してきた
 何だろう?・・と見てみるとそれは体の割りに大きな目をしたなかなか可愛いヤマネのような動物だ! でもヤマネがいるわけないし・・と調べてみたらこれは「アカネズミ」といって、森林とか草原とか時には農耕地の地下にトンネルを作って生息する日本固有の野鼠だという。 本来夜行性なのに昼間我が家の庭に現れるとは・・・!  それにしてもネズミがピョンピョン跳ねるネズミを見たのは初めてだ。
ネズミがピョンと跳ねて物陰に隠れたと思ったら、梅ノ木に刺してあるリンゴにヒヨドリがやって来た。 この時期の我が家の常連さんだ。
しばらくリンゴを啄ばんだヒヨドリが何処かへ飛び去ると、今度はメジロがやって来た。  このメジロもこの時期、雨が降っても我が家を訪れてくれる嬉しい常連さんなのだ。

2009年2月24日火曜日

川村美術館の春の花

昨日の雨は上がったものの今日もどんより雲ってうすら寒い一日だった。 こんな日でも少しは歩かないと・・・と川村美術館に散歩に出かける。
先日かなり暖かかったのでかなり咲き出してるのでは・・と期待していたカワヅザクラは未だちらほら、見頃はもう少し先のようだ。
里山を巡る遊歩道の側らの花壇に何やら白っぽい花の跡のようなものがあった。 よく見るとこれは花の跡ではなくて紛れも無い花、 もしや図鑑で見たことのある「キクバオウレン」では・・・と家に帰って図鑑を見たらやっぱり間違いない。 ともかく初対面なので嬉しいが、山に咲くこの花が栽培されてこんなところで咲いているとは驚いた。
2週間前に来た時既に咲き出していたフクジュソウが未だ咲いていた。 今年は咲きだしてからが結構長い。
この優雅なセツブンソウも未だ咲いていて嬉しくなる。
前回は見ることの出来なかった雪割草の蕾があちこちに出始めていた。 そして開花してるのも数輪ある。 この華やかな花の盛りはまだ数週間先かもしれない。

2009年2月22日日曜日

梅の花咲く里山の小鳥達

昨日は暖かくて良い天気だったのにいろいろ用事が出来て何処にも出かけられなかったので、今日は房総風土記の丘に行ってみることにした。 今年はパンダガモに出会っていないので会えると良いなあ・・と期待しながら坂田ケ池を一周したが今日も空振り。 仕方なく園内の里山を一周するウォーキングに切り替えた。 
未だ冬枯れの里山にも紅梅が咲き始めていた。
ところどころに白梅も咲き始めている。
明るい林の中を歩いていると、落ち葉の上で何やら啄ばむ小さな小鳥の姿がよく目に入る。 この小鳥は「ビンズイ」、この里山にこんなにいるとは・・とびっくりだ。 足音に驚き飛立って樹の枝に止まったところをカメラに納める。
松林に入ったとき、小鳥が一斉にやって来て松の樹の中を飛びまわっている。 見るとそれは「シジュウカラ」だ! 
もっと小さな鳥もいる。 望遠で覗いてみるとそれは「メジロ」だった。 松の樹でどんな餌を食べているのだろうか・・・。

2009年2月19日木曜日

早春の田園散歩

今日は昨日より幾分風が弱まったものの相変わらず寒い。この寒さに負けないようにウォーキングに出かけることにした。 
このところの強い風で花びらが散り始めた酒々井総合公園の梅林、見ると水仙が申し訳程度に咲いていた。
谷間の芦原に下る途中、山の斜面にも水仙が咲いていた。 寒い芦原に今日は小鳥の姿も無い。
のどかな田園を歩く。 谷津田の奥に梅の花が咲いている。 どういうわけか町の田圃のいたるところで梅の樹によく出会う。
旧成田街道の坂道にやって来た。 昔はもっと狭い道だったのだろうが、それでもどことなく昔の街道の雰囲気が漂っていて好きな路。
道端に初春の田園を飾るホトケノザが咲いている。 オオイヌノフグリとヒメオドリコソウとこの花が野に満ち溢れる春ほど嬉しい季節は無い。 今日は野鳥の姿をあまり見かけなかったが、田園に響く春の足音が間違いなく聞こえていた。

2009年2月18日水曜日

印旛沼干拓田の散歩

今日は昨日の風も治まったが気温はさほど上がらない。 でも散歩にはちょうど良い気温なので印旛沼干拓田まで一回りしてくることにする。
坂上の旧成田街道近くの農家の庭先でミツマタの花が咲きだしていた。 毎年のことだが今年もこれを見たら「春だなあ~!」と嬉しくなる。
街道を横切り、坂を下って干拓田に出る。 田圃の畦は満天の星を見るようなオオイヌノフグリのお花畑になってきた。 この情景は春の幕開けの華やかな演出、 毎年繰り返される田園の春の喜びに満ちた贅沢な一瞬だ!
里山の縁にやって来た時、今年最初のスミレの花に対面! やっぱり春が来ているって言う実感が湧いてきて嬉しい限り。
里山の林の中に入ってみる。 この時期ヤマネコノメソウの花が咲き出しているはづ・・・と思ったから。 里山が整備されてやや乾燥気味なのか、昔のようにはこの花がなかなか見つからない。 しばらく探していたらやっとこの黄色い花を見つけることが出来た。 変わった形のこの花に会ふのも春の楽しみの一つなので会えて嬉しい。
急坂を登って携帯にセットした歩数計が9000歩を超える頃旧成田街道に戻った。 この街道の坂を下って行くと澄んだ空気の遥か彼方に筑波山が見えた。 昔はこの茶色に広がる田圃は無く、 広大な水面が広がる印旛沼の彼方に雄大なこの山が見えたに違い無い。 成田山を参詣する江戸の旅人はどんな思ひでこの風景を眺めたのだろう・・・・と想像するだけでも結構楽しい。。

2009年2月17日火曜日

新宿の富士山

昨日までの異常な暖かさが一転して、今日は朝から寒風吹きすさぶ真冬に逆戻り。 昔の友達から誘いがあって新宿のホテルに出かけた。 僕の「快気祝い」を名目に昼食会を開いてくれたのだ。 
久しぶりの新宿、ビルの立ち並ぶ中をキョロキョロしながら歩くが、それにしても寒い!
ここに来たら東京都庁ビルの展望室に上らぬ手は無い・・と早速ビルの中に入る。
今日は物凄く見晴らしが良い。 昔見慣れた丹沢山塊の背後に聳える富士山が真っ白だ!
懐かしい奥多摩や秩父の山々も手に取るようによく見える。
こっちでは湯たんぽのような東京ドームの屋根も見える。
緑の森は「新宿御苑」だ!
こっちでは神宮の森が見える。 遠くには東京タワーや海も!

2009年2月15日日曜日

梅の花香る佐倉城址公園

今日も暖かいが、昨日の異常な暖かさで花は一気に咲いたのでは・・・と佐倉城址公園の梅林に行ってみる。 
日曜日とあって結構な人出の自由広場の梅林は既に梅の花の色で煙っている。
梅林の中は梅の花の香りで一杯だ!
中でも艶やかなピンクの花は春を感じさせてくれて見ている顔が自然とほころんでくるようだ。
周囲に植えられたカワヅザクラの蕾も脹らんで、中には咲き出しているのもある。
公園を一周して姥が池に到着。 この池の上の梅林も日陰にもかかわらず咲き揃ってきていた。。

2009年2月13日金曜日

成田市の「電車路」

年初詣に出かける隣町の成田山、ここに向う通りの一つに「電車路」と呼ばれる路がある。 途中レンガ造りのトンネルが二箇所あり、何となくその雰囲気が感じられるのだが、その電車はいつごろ何処をどう走っていたのか長年気になっていた。
先日国土地理院から入手した昭和3年発行の2万5千分の1の「成田」の古地図を見てみると、なるほど成田駅から成田山の山門前と、宗吾霊堂のある宗吾へ向う「成宗電気軌道」が載っていたのだ! 当時の町の様子は現在とは全く違うが、何処を走っていたのかおおよその見当がつく。 
ネットで調べたら、この電車は明治43年(1910)12月に成田駅と山門間が、翌明治44年(1911)1月に成田駅と宗吾間が開通、大正15年(1926)12月に成田まで延長された京成電鉄とほぼ並行していることもあり、昭和19年(1944)、戦時下にあっては不要不急路線と判断されて廃線になったという。
この古地図を見ていたら、現在の成田空港線と同じような所を通る「多古鉄道」なる鉄道が、同じ成田駅から出ていることが分かった。 そういえば昔芝山町や多古町にも鉄道が来ていたという話を聞いた記憶があるからもしやこれがそうかも!・・・と急に興味が湧いてきてネットで調べた所、県営鉄道の「多古線」と「八街線」というのがあったことが判明。 

こちらは明治44年(1911)7月に成田と三里塚、同10月には三里塚と多古間が開通したとある。 そして大正3年(1914)5月には三里塚と八街間の八街線が開通しているのだ。 線路の幅も狭く軽便鉄道のようにスピードも遅かったと出ていたが、それでもこの路線は昭和初期まで続いたが、線路や車両が戦時物資の供出の対象になって昭和19年(1944)1月に全線休止、昭和21年10月に廃線になったのだという。

この地図の左の端の印旛沼を見ると、そこには現在の国道464号線は勿論、甚兵衛大橋も未だ載っておらず、そこには江戸時代さながらの「甚兵衛渡し」の渡し舟が通っており、 その南にも2箇所から渡し舟が通っていたことが分かるのだ。 今ではこの辺りを通る成田高速鉄道の高架橋の工事が急ピッチで進んで風景が一変しているが、 当時の湖岸はどんなにのどかな風景だったのだろう?・・・と想像するだけでも楽しくなってくる。

2009年2月12日木曜日

西印旛沼の散歩

今日はほんとに良い天気。 今年未だ出会っていないベニマシコに会いに西印旛沼のほとりに行ってみることにした。 湖岸に着くと意外に風が強く、小鳥に会えそうも無い予感。 それでも折角来たからともかく歩くことにする。
側らの枯れ草に何やら飛び込んで来たことに気がついて目を凝らすと、それはホオジロだった。
湖の上空に猛禽が舞っているのが目に入った。 一瞬この辺りを縄張りにしているトビだろうと思ったが、どうも様子が違うように見える。 もしかしてこれはミサゴかなあ?
旋回してきた姿を見ると上半身が白っぽい。 これはやっぱりトビじゃなくてミサゴかも・・・
それにしても鳥の姿が無い。 こんなに姿を見ないことも珍しい。 今日は小鳥の休日かも・・と諦めて帰ることにする。
戻りかけた時、ふと枯れ草の中にモズの姿、この鳥が今日の見納めとなってしまった。

2009年2月10日火曜日

酒々井総合公園の散歩

このところ晴れと曇りが日替わりでやってくる。 今日は良く晴れたので又酒々井総合公園方面へ散歩に出かけた。 先週まで未だちらほらだった総合公園の梅林が、何時の間にかすっかり咲き揃っている。 春が一気にやって来ている感じだ。
花が咲くと真っ先にやってくるのがメジロ。 忙しげに花から花へと飛び回っていた。
何時ものように谷間の芦原に下りるやいなや現れたのはこのホオジロだった。
おや?・・と目をこする。 芦原の中にいるのはシジュウカラではないか! この鳥まで芦原にいるとは思わなかったのでビックりだ。
芦原を見渡していたら何やら茶色い小鳥が飛んできて穂先に止まった。 オオジュリンだ! この芦原では初めて見る。
芦原はしばらく静まり返っていたが、突然沸いて出たようにエナガの群れが飛び交い始める。 ちっともじっとしてないので狙いを定めるのは容易ではないが、あまりにも可愛いくてずーっとカメラで追い続ける。