2009年1月31日土曜日

分割印刷の実験

昨日から今日にかけて激しい雨と風の嵐のような天気だった。 こんな日が続くと歩き回ることも出来ないので困るのだが、先日昔仲間と会った時に出た話題を思い出して実験してみることにした。  その話と言うのは、地域活動で使う大きなポスターを手持ちのA4版のプリンターで分割印刷できないものだろうか・・・という話なのだ。 このニーズは多そうなので対応するソフトが出ているに違いないと調べてみた所、案の定いろいろある。 しかし考えてみると分割して印刷するのは良いが、それを張り合わせるのが難しそうだ
ともかくその一つをPCに取り込んで実験してみた結果がこの写真だ。  A4縦の上下4枚張りのサイズの印刷自体は思いのほか上手く出来たが、予想通り8枚ともピッタリ張り合わせるのには一苦労。 あちこちずれてしまってなかなか上手く貼れず結構熟練を要しそう。
  ちなみに左のカワセミとキジの写真はA4サイズである。(メモ: JPEGの原画サイズは3452x2301pixel、 印刷した画像の大きさは740x495mmだった。 印画紙の全紙サイズが560x457mmだからそれより大きく印刷したことになる。 しっかりした台紙に丁寧に貼り付ければ手作りポスターとしては十分だが、インクが水溶性なので屋内展示に限られる。)

2009年1月29日木曜日

霧雨の坂田ケ池

今日は朝からどんより雲って冴えない天気だったが、定期検診日で奥方を病院に送ったついでにパンダガモがそろそろ来ていないか気になっていた房総風土記の丘の坂田ケ池に行ってみた。
里山の木立の中を下って今にも降りだしそうな坂田ケ池を見渡してみるが、今日もやっぱりパンダガモの姿は見当たらない。
周囲を歩いてみると目に付くのはこの「ハシビロガモ」の集団。 幅広の嘴を水面に突っ込んでぐるぐる泳ぎ回っている。 これはきっと水中の餌を泳ぎながら漉し採っているに違いない。
この「オオバン」も良く目立つ。 真っ黒な体に鼻の頭だけ真っ白だから目立つのも当たり前。
目立つと言えばこの「コガモ」も負けてはいない。 体が小さい割りに派手な模様でよく目立つ。

この池ではこの他「マガモ」と「カルガモ」が常連だが、何と言ってもあの「パンダガモ」が姿を現さないことには・・・と、ちょっと気落ちしながら霧雨が降る始めた枯れた芦原の脇を歩いていた時、その中から“チャッチャッ!チャッチャッ!”とウグイスの地鳴きが聞こえた。 
目を凝らしていると芦の中を飛び回るウグイスを見つけカメラを構えるが芦が邪魔してなかなか撮れない。 数十回シャッターを押したが何とか姿を確認できたのはこの一枚だけだった。 庭にまで来て鳴く身近な鳥だが、この鳥ほど写真を撮るのが難しい鳥も珍しい。

2009年1月27日火曜日

出揃ってきた春の草花

今日はのんびりしたくなる穏やかな春の陽気、 なんとなくぼけーと過していたが夕方になって気を取り直し散歩に出かける。
陽が傾き始めた街外れの田圃に出ると、畦道にはホトケノザの花の数がだいぶ増えている。
オオイヌノフグリの花もそこここに咲いている。
白い小さな花も沢山咲いている。これはナズナ、いわゆるペンペングサと言うやつだ!
タネツケバナも一杯咲いている。 春一番に咲き出す常連の草花が未だ1月だというのにほとんど出揃った感じだ! 今年は梅の花も早々と咲いてしまったし、春は一気にやって来て一気に行ってしまいそうな気配、楽しみが長続きしないのでは・・・と気が気でなくなってくる。
約4km近い谷津田一周コース歩いてJR酒々井駅前に戻ってきた頃はいよいよ陽が落ちようとしているところだった。

2009年1月25日日曜日

町の古い道標

ここ数日雨や曇りの日が続いたが、今朝は久しぶりに眩しい陽の光が射しこんで気分まで晴れ晴れする。 早速鈍った体をほぐしにウォーキングに出かけた。 街中はあまり撮りたいものも見当たらないのでひたすら歩いていたが、
ふと国道を渡った旧道脇に古い道標があることに気がついた。 ここは旧成田街道、右手は「七栄三里塚道」、左手は「成田佐原道」そして後方は「佐倉千葉道」と書いてある。 国道51号線が出来たのが何時ごろか知らないが結構古い道標のようだ。
車がやっとすれ違える位の狭くて曲がりくねった昔ながらの道を行くと、京成酒々井駅からのT字路に又道標を見つけた。 T字路の突き当たりにあるこの道標には右が「成田佐原道」、左方向は「宗吾安食道」とあり、後方は右側面には「酒々井停車場佐倉千葉道」、左側面には「酒々井停車場佐倉東京道」と書いてあった。 停車場とあるからこれはきっと明治以降に作られた道標に違いない・・と思いをいを巡らす。
更に行くとやがて京成電車の踏切を越え宗吾霊堂方面への県道に出た。 来た道が県道を横切った所に又道標があった。 一部欠けているが右手は明らかに「宗吾道」と読める。 左手はと見ると「公津十八丁」、「安食三里廿四丁」と書いてある。 「」ってのは確か100m位だったから公津まで2km弱、安食まで15km弱ってことになり今でも何等違和感が無い数値だ!・・と感嘆。
昔の人は車も自転車も無かったのだからちょっと出かけるのも大変な思いをしたのだろうなあ・・等と思いながら、やがて田圃の畦に入った。
今年は早くからホトケノザやオオイヌノフグリが咲きだしている。 ところどころに既に群落になっているところもあって雑草好きにはほんとにたまらないなあ・・と喜んでいたら足元に小さな花を見つけた。 その花、今年最初に出会った「ヒメオドリコソウ」だ。 雲一つない青空の下、撮るものもあまり無いのでひたすら歩いていたら背中がしっとり汗ばんできた。 今日は1万歩間違いないなあ・・と達成感が湧いてくる。街外れの用水路に戻ってきた。
何時ものようにカワセミの姿を探しながら川上に向って歩いていたら水路脇の桜の枝に「ジョウビタキ」がとまった! 今シーズン初対面、よくぞ姿を見せてくれました!

2009年1月22日木曜日

可愛い訪問者

ここ数日天気が悪い。 ただでさえ撮りたいものが見つからないこの時期は、天気が悪かったらどうしょうもなくて気分まで冴えなくなってしまう。
今日も霧雨のうすら寒い天気に腐っていたが、 ふと庭の梅ノ木に2羽のメジロの姿!刺したリンゴを啄ばむのは雌だろうか・・・。
一心にリンゴを啄ばんでいるのだが・・・
上の枝でその姿をじーっと眺めているのは雄に違いない。
リンゴを啄ばんでいた方が突然何か叫んでいる! 「もの欲しそうにじーっと眺めてないで辺りを良く見張ってて!」・・とでも行ってるのかも。
あわてて辺りを見回す雄がけなげと言うか気の毒と言うか・・・等と勝手な想像をしてしばし楽しむ。 それにしてもこんな天気にも係わらず訪問してくれたメジロに感謝しなければ・・・。

2009年1月19日月曜日

パンダガモや~い!

朝のうち曇っていたが次第に雲が晴れて何時に無く暖かくなった今日、パンダガモを求めて房総風土記の丘の坂田ケ池に行ってみた。
水鳥を探して池の周囲の木立の中を歩いていると、カルガモやハシビロガモの群れが一斉に岸辺の樹陰から沖へと逃げ出して行く。 先日もそうだったが、今日も駐車場のある池の表側には水鳥の姿がやけに少ないと思ったが、皆池の周囲の樹陰に潜んでいたのだ。  しかしあの白いバンダガモの姿は今日もどこにも見えない。
ふと、この池には少数派の「ホシハジロ」のペアがいることに気がついた。 この写真はそのだ。
そしてこちらは雄の数メートル後について泳ぐ
この池を一周すると4000歩近くの歩数になるから目的のパンダガモに会えなくてもウォーキングの効果は多少あるのでまあいいか・・・とせっせと歩いた。 側らの高い木の梢で小鳥が数羽飛び回っていた。 見上げて望遠で覗いてみるとその鳥はメジロ、だが高過ぎて撮るのを諦める。 ふと、行く手の木の枝に「シジュウカラ」が飛んできて止まった。
池の縁には日向ぼこする「マガモ」の姿、今日はほんとに暖かい。

2009年1月18日日曜日

又西印旛沼の散歩

今日は時折薄日の射すうすら寒い一日だったが、風は穏やかだったので又西印旛沼の野鳥のポイントに出かけてみた。 今日はベニマシコに会えると良いんだが・・・と期待しながら何時ものように鳥の気配が感じられない湖畔をゆっくり散歩。
突然岸辺の芦原に小鳥が姿を現した。 見るとそれは「シジュウカラ」だ! その後しばらく鳥の気配がしなかったが、又芦原の中で動き回っている鳥を発見。 望遠レンズで覗いてみると見慣れぬ小鳥だ。
 遠いので上手く写ってれば良いが・・と心配しながら家に帰って現像したらカシラダカのような小鳥が写っていた。 でも頭はモヒカン刈りではない。 一体何だろうと調べたら、この鳥は「オオジュリン」らしい。 そうだとすると初対面かもしれない・・・と嬉しくなる。
今度は湖岸の木の枝にちょっと大柄の鳥の姿、それは今シーズン最初に出会った「ホオジロ」だった。
小さな鳥の群れが近くの樹にやって来てちょこまか飛び回っている。 よく見るとこの鳥はあの可愛い「エナガ」だった。 今シーズンはこの鳥によく出会う! 今日もあのベニマシコの姿はいくら探しても見つからない。 体も冷えてきたので切り上げて帰りかけたとき、
湖岸を渡るカワセミの姿!  行く先を目で追っていたら遠くの水際の木の枝に止まった。 50m以上離れていたが急いで撮ってみたのがこの写真。  もいちど2Xのイクステンダーを着けて撮ろうとする間もなく、又どこかへ飛んで行ってしまった。 それにしても、この広い場所でカワセミを見つけるのも撮るのも容易じゃないよなあ・・とため息をつく。

2009年1月17日土曜日

冬の散歩の楽しみ

この時期はオオイヌノフグリとかホトケノザ等の身近な野草が咲き始めてはいるが未だちらほら、一斉に田園に咲乱れるのはいましばらく待たねばならない。 こんな時の散歩の楽しみは行く先々で出会う可愛い野鳥をカメラに納めること
今日もどんな野鳥に会えるか楽しみに白梅がほころび始めた田園の散策に出掛けた。
歩く距離が1万歩近くでちょうど良く、野鳥に会えるチャンスも多い総合公園方面へ今日も行く。 何時ものように奥の調整池の芦原に行くと、対岸の木の上に小鳥を発見。 遠い上に逆光で400mmでもきつかったが、この鳥は「カワラヒワ」だと何とか判別出来た。 芦原を眺めても静まり返って鳥の気配は無いが、じーと眺めていればその内目が慣れて小鳥の姿が見えるようになることを経験しているのでひたすら待つ。
案の定芦の茂みに動く小鳥の姿、今回も姿を見せたのはあの可愛い「メジロ」だった。  考えてみるとこの芦原でお目にかかったのはこのメジロ位のもの。 芦原を好む他の鳥は一体何処へ行ってるのだろうか・・・。 しばし他の小鳥の出現を待ったが出てきそうもないのでそこを後にした。 谷津田に降りて行き、やがて広い田圃に出る。 行く手で小鳥が飛立って田圃脇の木の上にとまった。
目を凝らしてよく見ると、その鳥は「モズ」の雌のようだ。 そういえばこの辺りでよくモズに出会うからこの辺りを縄張りにしている鳥に違いない。 里山を越えて谷間の耕作放棄田に差し掛かった時、傍らから小鳥が一斉に飛立った。目で追ってみると、その鳥の群れは谷津田の奥に生えている柳の樹に止まった。
カシラダカ」の群れだ!  だが50m以上離れていて400mmレンズでも定かでないので2Xのエクステンダーを装着、800mmにして覗く。 35mmフィルム換算だと1280mmの超望遠だ。 でもさすがに手持ちなのでゆらゆら揺れるし、オートフォーカスが効かなくて手動のピント合わせは老眼にはちょっと無理。 なんとかそれと分かる程度の写真を撮るのが精一杯だったが、久しぶりにこの鳥に会えたことが嬉しかった。

2009年1月14日水曜日

千葉市動物公園

今日は所用で出かけた帰りに千葉駅からモノレールに乗って未だ行ったことが無い千葉市動物公園を訪れた。 すっかり有名になった立ち上がるレッサーパンダの“風太くん”を見てみたかったのだ。 動物公園駅から、今日は休園日かも・・と思う位人気の無い公園入り口に向う。 
幸い公園はオープンしていて無事入園、樹木の生い茂る広大な園内に入るや飛び交う野鳥の姿が目に入る。 頭上でコツコツ!と樹を叩く音がして見上げると、そこには「コゲラ」の姿があったのだ!
しばらくすると、今度は落ち葉の上を歩く鳥が目に入る。 見るとそれは「シロハラ」だった。 シジュウカラも頻繁に姿を見せるし、ここの大池ではカワセミも姿を現すという。 この動物公園、野鳥観察にも持ってこいの場所のようだ!
ここは予想以上に広くて歩きでがある。 結構歩いてやってきた見慣れぬ猿のブースに「ワオキツネザル」もいる。 なにやら「変な爺いが来てるぞ!」と耳打ちし合っているように見える。
あちこち珍しい動物を見ながらようやく可愛いレッサーパンダのブースにやって来た。あの有名な“風太くん”もいた! ちょうど係りの人が餌を与えながら風太くんの紹介をしているところだった。 立ち上がって有名になった風太くんだが、実際はどのレッサーパンダも立ち上がる習性があって、風太だけが特別じゃないんです!・・と。
こちらは風太くんの子供、 可愛いしぐさで一生懸命笹の葉を食べていた。千葉市動物公園は市営の動物園と言うことでそれなりの規模かと思いきや、全体の敷地も一つ一つのブースも結構広くて、大雑把に見て歩いても1万歩近くもあったのだから、こまめに見て歩いたら結構な運動量になること請け合いだ! 珍しい動物も多いことにびっくり。 建物内ではコウモリや目の大きな夜行性動物も見れたりして感激だった。

2009年1月13日火曜日

今日もエナガが!

今朝は周囲の家の屋根が霜で真っ白、昨日も寒かったが今日はもっと寒い感じだった。 それでも比較的風が穏やかだったので酒々井総合公園方面へ散歩。 このコースは小鳥にも会えるし、距離も6kmくらいで歩数だと9000歩くらいあってメタボ予防にちょうど良い。
公園の坂道を歩いていたら上空で「トビ」が舞っていた。 この辺りでトビを見たのは初めてだ。
調整池近くの東屋で小休止していると、近くの樹に数羽の小さな鳥が飛んできてちょこまか動き回っている。 何だろう?・・と400mmズームで覗いてみたら、なんと昨日出会ったあの可愛い「エナガ」なのだ!出会い始めると続けて出会うから不思議なものだ・・と嬉しくなる。
先日メジロが群れていた調整池の芦原を見渡してみる。 一見鳥の気配がしないように見えたがしばらく様子を見ていたら小鳥の動き回る姿を発見、今日は400mmズームを装着しているのでよく見える。 枯れ芦に止まった可愛いメジロを不思議な気分でカメラに納める。
メジロが芦原にいるなんて・・・と未だ納得が行かないのだが事実は事実。
谷間を下って里山の縁を歩いていたら先回りして飛んで行く小鳥の姿。 歩みを止めて望遠で覗いてみたらその鳥は「モズ」だった。

2009年1月12日月曜日

西印旛沼の散歩

今朝は寒かった! こう寒くては出歩くのも億劫になるなあ・・と思ったが、日が昇るに連れて寒さが緩んできた。 風も穏やかなので今日は「ベニマシコ」に会えることを期待して「野鳥の森」近くの西印旛沼のほとりを散歩してみることにした。
湖畔に着いて土手に上り沼を見渡す。 ふと、風波一つ無い静かな湖面に大きな同心円状の縞模様があるのが目に入る。 舟も見当たらぬし、水鳥が作る波紋にしては大き過ぎるし、一体どうやって出来たのだろう・・・と何とも不思議な気分だ。
サイクリングロードに沿って辺りに目を凝らしながら歩いていると、傍らの潅木に小鳥の姿。 逆光で黒っぽくしか見えなかったが400mmズーム一杯で覗いてみるとこの鳥はあの可愛い「エナガ」。
久しぶりに出会ってほんとに嬉しい! 小さな嘴とつぶらな瞳がほんとに可愛い。
湖岸の芦原で出たり入ったりしている小鳥がいる。 姿を現すのをしばらく待っていたら、やがて出てきたのは「カワラヒワ」だった。  それにしても広大な葦原で小鳥を見つけるのは容易ではない。 鳥撮りを専門にしている人の根気には頭が下がる思いがする。 シジュウカラ」の姿も見かけたが木の枝が邪魔して撮ることが出来なかったし、今日もベニマシコの姿は見えないので諦めて帰ることにする。
 戻り始めた時、辺りの樹木がまるで霧氷を付けたように陽光に輝いていることに気がついた。 そういえば芦原からふわふわと綿毛が飛んでいたが、この綿毛が樹の枝にまとわり着いているのだ! 「樹氷」ではなく「樹毛」ってのもあるのかなあ・・・なんちゃって。