2008年12月24日水曜日

冷え込む田園

朝、窓を開けると東の空を覆った雲を透してぼんやりと陽の光が射し込んで、辺りの家々の屋根の霜が鈍く光っていた。 今日は寒い!・・と思わず身震いが出る。それでも減量のためには散歩は欠かせない!
・・と今日は完全装備で散歩に繰り出して、小学校脇の麻賀多神社に差し掛かる。 そこに立つ荘厳な雰囲気のケヤキの老木、何度見ても見飽きない。
この奥の人気も無く静まり返った小学校の運動場から、寒々とした印旛沼干拓田を見下ろす。 太陽の光が無いとこんなにわびしい感じになってしまうとは・・・。 やっぱりお日様はありがたいよなあ・・と思わずにはいられない。
急な樹間の坂道を下って行くと側らの斜面に未だ小鳥に食べられずに残っている柿の実を見つけた。
田圃に出て畦道を行く。  振り返ると、遠くに本佐倉城址が見える。 昔印旛沼からはこんな風に山城が見えていたのだろうか・・・と戦国の世に思いを馳せる。
田圃脇にある一軒の農家、その裏庭に籾殻が優雅な山脈を造っていた。