2008年10月18日土曜日

初めて柴又へ

千葉に住んで何十年にもなるというのに近くの柴又帝釈天に行ったことが無い。 家内も子供たちも遠足やらいろんな行事で皆行ったことがあるというのに・・。
ってなわけで今日は東京の孫の運動会を見に行った帰りに時間があったのでその柴又に行ってみることにした。
京成電車の駅を降りると直ぐ前に例の「寅さん」の彫像が立っていた。 人気スポットのためか、観光客が入れ替わりこの前に立って空くことはないようだ。
さすがに東京の名所の一つだけに参道は結構人が多く、土産物屋さんにも人だかりがしている。
参道をキョロキョロしながら行くと、ちょっと変わったレトロな風景に差し掛かる。 思わず足をとめてその雰囲気に浸ってみた。
参道らしい店が続く。 名物のお団子屋さんだ!
帝釈天の門前に到着。 これは重厚な見事な山門だ!
大門を入ると人だかり。 見ると片隅で演じる大道芸の観衆だった。
なにせ初めてなのでキョロキョロするばかりだが、本堂はさすがに歴史を感じさせる佇まいだ。
この本堂手前にちょっと変わった御手洗があった。 初めて見るデザインだ! 朝顔のような花の花びらの間から滴り落ちる水に手を濡らして子供が遊んでいる。 きっと手に落ちる水の感触が面白いのかもしれない。
ここは壁面を飾る見事な彫刻があるので有名と聞いて、早速本堂に上がって見物することにした。
見ると雲の切れ間に秋空が覗き境内は秋の気配が漂っていた。
彫刻は、それは見事な物だった。 
壁面一杯に彫られた精密な木彫がこれほど綺麗に沢山残されていることはほんとに素晴らしい。 
もっと時間のあるときにゆっくり鑑賞したいものだと思いながらそこを後にした。