2008年10月16日木曜日

田園ウォーキング

今日はここのところ見たことも無いような秋晴れの良い天気。 空気も爽やかで歩くにはもってこいだったので早速ウォーキングに出かけることにした。
家を出てJR酒々井駅の前で振り返ると、 空には見事なくらいに雲一つ無い!
町外れの用水路を渡って田圃に差し掛かる。 燦々と秋の陽光をうけてなんとものどかな雰囲気だ! 夏に溜め込んだ体脂肪を減らそうと、このところ努めて歩こうと思っているのだが、カメラを向けたいものがあるとつい足が止まってしまう。 今日は田圃の畦に咲く花も少なくて比較的せっせと足が動き、田圃を抜けて里山の縁に出た。
そこで見つけたのがこの白い「ミズヒキ」の花、初めての対面に大感激だ。 後で調べたら白いミズヒキを「ギンミズヒキ」と呼ぶのだそうだ。 これは知らなかった! 更に行くと今度は京成電車の線路際の田圃に出た。
 
畦道を歩いていたらこの「イシミカワ」の果実が目に入った。 これとの対面は随分久しぶりだ! 調べてみたらこれはなんとタデ科の植物だそうだ! まさかタデ科とは思わなかったので驚いた。 日本全国に分布するとも出ているが、その割には滅多に会わないので珍しい。
線路際に沿って歩いていたら田圃の畦に紅葉した草が並んで生えていた。 どうやらこれは「アカザ」の紅葉のようだ! アカザがこんな風に綺麗に紅葉するとは新発見

ここ数日心に留まった情景

このところ毎日のように町内のお気に入りの田園散歩が続いている。 運動不足で春から夏までに溜め込んだ脂肪を燃焼させせねば・・という強迫観念も一因だが、やっぱり爽やかな天気に恵まれたことが一番大きい。
そんな中で、一昨日出会ったこの熱帯アメリカ原産「マルバルコウ」の強烈な色彩の印象は強かった。
その同じ日、里山の坂道を下っている時に農家のブロック塀に咲いていた朝顔も又妙に印象に残っている。
そして昨日、樹木の生い茂る城址の山径を登って行き着いた神明大神社、 年一度の祭礼にもかかわらず人気の少ない社殿の奥にうやうやしく置かれた神輿もまた、どういうわけか心に残った情景であった。
向根古谷の城址を下って西井戸と呼ばれる里山に差し掛かったとき、田圃際に咲いていたこのコスモスの花が又なんとも言えず心に沁みた。
そして今日、先ほど空を見上げたら大きな月が煌々と照っていた。 昨日が満月らしかったが、今日は空も澄み切って月の光が何時にも増して冴えきっているようだ!